学級経営/学年総合/心の話/計画をたてることの大切さ
計画を立てることの大切さ
教室で子ども達に語る「心の話」のページです
千葉昌之 HIP
1.どんな時に話すのか
■夏休み・冬休みに入る前に ■テスト勉強(または研究)をさせる時に ■いきあたりばったりで行動している子どもへの話として この話は次の本を参考にしています。(『眼からウロコが落ちる本』 66頁 PHP研究所)
2.教師の話
ある農家の男の人が、朝早く起きて、畑を耕そうとしました。ところが、トラクターの燃料が切れていたので、近くまで買いに行ってきました。途中で、豚にエサをやっていないことを思いだして、納屋にエサを取りに行きました。すると、ジャガイモが芽を出しているのを見つけました。「これはいけない」と思い、ジャガイモの芽を取っているうちに、暖炉の薪がなくなっていることを思い出して、薪小屋へ足を運びました。
薪をもって、家へ向かっていると、ニワトリの様子が変なのに気がつきました。どうも、病気にかかったらしいのです。とりあえず、応急処置をほどこして、薪を持って家にたどりついた頃には、日がトップリと暮れかかっていました。
農家の男の人は、「やれやれ、何とせわしい1日であった」と思いながら、あることに気がつきました。床に入ってからのことです。
さて、何に気がついたのか、わかりますか。
@畑を耕していなかったことに気がついた
A忙しい1日だったことに気がついた
B体を怪我していたのに気がついた
何に気がついたのかというと、1番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのです。 |
私たちも、こんなことありますよね。何をやるのか、どれから先にやるのかを、しっかりと計画を立ててからやらないと、今の話の男の人のように、思いついたことだけをやって、1番大切なことを忘れてしまいますよ。