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自分自身が変われば、全てが変わる

   教室で子ども達に語る「心の話」のページです
           千葉昌之 HIP


1.どんな時に話すのか

■何かにつけて、文句を言う子どもに対して  ■学級開きなどの事始めの時に  この話は次の本を参考にしています。( 篠原佳年 『快癒力A』 サンマーク出版 182頁 ) 

2.教師の話

 さて、のどが渇いたとします。水が飲みたくなった。それもおいしい水がむしょうに飲みたい。

 みんなは、「おいしい水」が飲みたくなったら、どうしますか。

 (子ども達に、自由に意見を言わせるとよいでしょう。)

 ある人は、水道の水で我慢しました。
 別のある人は、おいしい水を求めて、コンビニへ行って、「おいしい水」というレッテルの書かれたペットボトルを買いました。
 また、ある人は、富士山のふもとまで、「おいしい水」を汲みに行きました。飛行機で、スイスのアルプスまで、水を求めに行く人がいるかもしれません。

  でも、それより、もっと「おいしい水」を飲む方法があります。それは、何キロか走ってくればいいのです。または、スポーツをして、汗を流せばよいのです。思い切り走ったり、スポーツをした後の水はおいしいものです。自分自身が変われば、水道の水でも、世界1のおいしい水になるのです。

 「あの人がいるから嫌だ」、「これは面白くないから嫌だ」という人がいます。これは、そのモノから逃げれば、よくなるのかというと、そうではありません。再び、「この人も嫌だ」、「こっちも面白くない」となってしまうのです。

 全ては、自分の心の中に問題があるのです。自分が変われば、全てが変わるのです。こういう気持ちでがんばってもらいたいです。

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