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プラス思考をしよう
教室で子ども達に語る「心の話」のページです
千葉昌之 HIP
1.どんな時に話すのか
■学級開きの時に ■学級(学年)、またはクラスの子が事故を起こした時に。 ■子どもが困難にぶつかった時に この話は次の本を参考にしています。(唐津一 『販売の科学』 45頁 PHP文庫)
2.教師の話
ある南の島に、靴を売りに行ったセールスマンが2人いました。AさんとBさんでした。そこで、2人はびっくりするようなことを目にしたのです。
何と、その島に住んでいる人は、みんなはだしで歩いているのです。それを見て、2人の人はそれぞれ、こう言いました。
Aさんは、こう言いました。
この島の人間は、みんな裸足で歩いている。おまけに靴屋さんも無い。ザンネンだ。今まで、ずっと裸足なのだから、この島では靴はだれも買ってくれないだろう。この島で靴を売るのはよそう。 |
そう言って、島をあとにしました。
Bさんは、こう言いました。
この島の人間は、みんな裸足で歩いている。靴屋さんも無い。シメタ。この島では、みんな裸足だから、靴はたくさん売れるはずだ。この島で、たくさんの靴を売ろう。 |
この2人は、全く反対のことを言っていますね。さて、みんなは、どちらの考え方が好きですか。
@Aの人の考え ABの人の考え Bその他の考え
先生は、Bの人の考え方が好きです。だって、前向きの考え方だよね。普通は、Aの人のようにあきらめてしまうのだけれども、Bの人はプラスの考え方で、良いアイデアを出しているものね。最初は、この島で靴を売るのは大変かも知れないけれど、このように前向きなアイデアを考える人だから、絶対、売れるまでがんばると思うよ。
大切なのは、考え方だよね。どんな時でも、プラスの考え方を持ちたいものですね。