学級経営/学年総合/5分間ゲーム/逆さジェスチャ−ゲーム


 逆さジェスチャ−ゲーム
   クラスでゲームを行う人のためのページです
             千葉昌之 HIP


1.準備・文献等
 準備するものは、特にありません。黒板があればOKです。『ゲーム学入門』185頁を参考にしています。

2.実践

 各班から、それぞれ1名を選ばせます。じゃんけんでもいいですし、立候補でもいいです。「チームの代表」ということを意識させます。

 簡単なジェスチャーゲームです。先生の言葉をきいて、先にジェスチャーした人の勝ちになります。ただし、先生はジェスチャーの言葉を逆さまに読みます。
 たとえば、「ジャンプ3回」だったら、「いかんさ、ぷんゃじ」と言います。「じゃんぷ3回」だとわかったら、その場でジャンプを3回するというゲームです。

 2人だけがゲームに参加するのではなく、チームの代表であることを考慮させておきます。そうすると、応援にも熱が入ります。この後,前に出てきた子どもを座らせます。伏せて上を向かないようにさせて、次のように言います・ 

 見ている人たちには、教えます。はい、このジェスチャーです。(黒板に、「ねまのラリゴ」と書きました)

 見ている子が把握した上で、黒板の文字を消します。

では、始めます。座っている人は立ちなさい。このジェスチャ−です。「ねまのラリゴ」

 もちろん、先にゴリラの真似をした子のチームの勝ちになります。参考までに、出題例を載せておきます。
■くかをまたあ(頭をかく)   ■ねまるな(ねるまね)   ■すだをンイサイブ(ブイサインを出す)   ■くたたをて(手を叩く)   ■ねまのエルカ(カエルのまね)   ■るげあをしあ(足をあげる)   ■るわす(座る)   ■ねまきな(なきまね)   ■くむをとそ(外を向く)   ■くたたをたぺっほ(ほっぺたを叩く)   ■るすうゅしっいをつしうょき(教室を1周する)   ■るわさをまたあのいせんせ(先生の頭を触る)

3.留意点・バリエーション等

 「チームで行う」という意識に立たせないと、「6人の対決だ」というようになり、他の子どもの意欲が減退します。また出題例ですが、次の3パターンで考えると良いでしょう。

○○のまね ○○を向く ○○をたたく(触る・かく)

                           戻る                     ご意見