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数 あ て ゲ ー ム
   クラスでゲームを行う人のためのページです
             千葉昌之 HIP


1.準備・文献等
 準備するものは、特にありません。黒板があればOKです。また、クラスを2つに分けておく必要があります。「男子、女子」でもいいですし、「前、後ろ」「1〜3班、4〜6班」でもいいです。『ゲーム遊び百科』64頁を参考にしています。

2.実践

 2チームから、それぞれ1名を選びます。私は、いつも「じゃんけんゲーム」で選んでいきます。じゃんけんで負けないで最後に残った子を選ぶのです。2人を黒板の前に立たせ(黒板を背にして)ます。教師は、黒板に大きく数字を書きます。例えば「64」と書いたとします。また、2人にじゃんけんをさせ、順番を決めておくことも大切です。

 この2人が黒板に書かれた数字を当てます。早くあてた方のチームが勝ちです。出す数は1から99までのどれかです。なお、この2人はチームの代表です。

 2人だけがゲームに参加するのではなく、チームの代表であることを考慮させておきます。そうすると、応援にも熱が入ります。

 2人は適当に数字を言っていきます。チームの人(全員でもいい)は、「上」か「下」という言葉だけを言っていきます。言った数字が黒板の数字より大きければ「上」、小さければ「下」です。

 「『上』『下』以外の言葉は言ってはいけない」「前に出た2人は、黒板の方を見てはいけない」この2つは徹底させておきます。じゃんけんに勝った先攻の子が先に言います。

「50」 うえ 「75」 した
「58」 うえ 「62」 うえ

というように絞り込まれます。「64」とピタリ当てた時は拍手です。「64」と答えた子どものテー霧が勝つことになります。

3.留意点・バリエーション等

 「チームで行う」という意識に立たせないと、「2人の対決だ」というようになり、他の子どもの意欲が減退します。出題する数字は3桁にすると時間がかかりますし、1桁だとすぐに終るので、「1から99まで」ぐらいが良いでしょう。

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