学級経営/学年総合/5分間ゲーム/カードじゃんけん
カ ー ド じ ゃ ん け ん
クラスでゲームを行う人のためのページです
千葉昌之 HIP
1.準備・文献等
準備するものは、カードです。クラスの「人数×3〜5枚」ぐらいあるといいでしょう。カードがない場合は、紙でも構いません。鉛筆でもようでしょう。私は先日、ノートや教科書で行いました。要するに、一人に3つ〜5つの何かを持たせれば良いのです。もう一つ、タイマー(時計)も必要です。これは『クラスづくりに役立つ遊び・ゲーム集』明治図書44頁を参考にしています。
2.実践
体育館やプレールームなどの広いところで行うのがいいです。教室だったら、机を後ろに下げておく必要があります。まずは、カード等を配布します。一人につき、3枚〜5枚ぐらいでよいでしょう。ここでは3枚で指示したとします。
カードを3枚持ったまま、じゃんけんをします。じゃんけんをする人はだれとでもいいです。同じ人とじゃんけんをしないようにしてください。勝った人は負けた人からカードをもらいます。 |
1分間の間にカードを何枚集めることができるのかというゲームです。 |
負けた子への配慮も行います。
負けつづけて、カードが手元になくなってしまった人は、黒板の前にきて座って待っていて下さい。なお、1分間がたったら、jじゃんけんをするのをやめ、その場に座ります。 |
時間を1分間にセットします。(あまり時間をとると、残る人数が減ります。)「ようい、スタート」で始めます。「1分間です。やめ」の合図で終了です。ここからの指示が大切です。
全員、立ちなさい。 |
全員を立たせてから、絞り込んでいくのです。
手元にカードが1枚も無い子は座りなさい。 |
カードが1枚の人は座りなさい。 |
カードが2枚の人は座りなさい。 |
というようにやっていき、絞り込んでいくのです。徐々に人数が減っていくので、緊張感があります。
3.留意点・バリエーション等
教師の留意点は、「人数の絞込み方」でしょう。「間」をうまく利用しながら、人数を減らしていきます。このゲームは「アンコール」が起こるゲームです。私は、このゲームを全校(約500名)で行ったことがあります。その時は、「名刺交換ゲーム」として、カードに自分の名前やプロフィールを書いてもらいました。「別の学年とじゃんけんをする」というルールでゲームを行いました。全校でも十分にでき、交流がはかれるゲームです。学級開きにも行うことが出来ます。