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1 分 間 ゲ ー ム

   クラスでゲームを行う人のためのページです
             千葉昌之 HIP


1.準備・文献等
 準備するものは、タイマーです。時計でも良いでしょう。このゲームの出典は不明です。名寄の豊西小学校時代にM先生がやっているのを見て取り入れたものです。
2.実践

 1分間ゲームというゲームをします。ルールは簡単です。1,2,3、4,5〜と、心の中で数えながら、60の時にその場に立つだけです。

 低学年なら、1分間=60秒ということを話す必要があります。また、「時計は見てはいけないこと」「数える時は机に伏していること」「声は出していけないこと」などを伝えます。教師はタイマーをセットしておきます。1分30秒ぐらいがいいと思います。1分間にセットしますと、1分間の時にタイマーが鳴り、子ども達にわかってしまいますから。子どもが全員、机に伏したのを見て始めます。

 ようい、スタート。

の合図で、子ども達は静かに60を数え始めます。1分間がたったなあと思ったら、その場に立ちます。この時、教師は次のことに留意しなければなりません。●「1分間に限りなく近いジャスト1分間)の子どもがだれかをつかんでおく。」1分間近くになると続々と立ちます。子どもに悟られないように、1分間に近い子をさがしておかなければなりません。全員が立ったところで、次のように言います。

この中に、一人いましたよ。(2人、3人という場合もある)

 ここからが大切です。「はい、○○さんです。」だとすぐに終ってしまいます。少しずつ人数を絞っていくのです。

 今,ジャージを着ている人は、座りなさい。
 男子は違います。座りなさい。
その人には、男の兄弟がいます。
その人は、今日は、赤い服を着ています。
その人は、昨日テストで、100点取りました。

などの指示で、一人に絞り込んでいきます。そして、絞り込んだとっころで、「今日のチャンピオンは○○君です。」と祝福してあげます。
3.留意点・バリエーション等

 このゲームは、静かになります。それもそうでしょう。静かに60を数えるのですから。人気のあるゲームなのですが、今年のクラスにはなぜか人気がありません。バリエーションは、時間を変えることです。「90秒ゲーム」にしたり、「100秒ゲーム」にしたりします。「30秒」ぐらいになると、正解者が多すぎて,だれが正解だかわからなくなってしまいます。1分以上がいいでしょう。

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