学級経営/学年総合/10分間ゲーム/ちがうが勝ち


ち が う が 勝 ち

   クラスでゲームを行う人のためのページです
             千葉昌之 HIP


1.準備・文献等
 準備するものはありませんが、班単位で行います。黒板があれば、すぐに出来ます。黒板に教師が得点表を書きます。『法則化シリーズ53学習ゲーム・ゲーム遊び』明治図書を参考にしています。

2.実践

 「班で協力して行うゲームです」という事を伝える。まずは、ルールを覚えるための練習です。

 先生がいくつか問題を出します。その答えを班で1つだけ考えなさい。

 こう言って、1つ問題を出します。

1〜10の中で好きな数字を1つ班で考えなさい。

 「相談する時は、班で丸くなって相談する」「他の班に聞こえないようにヒソヒソ声で相談すること」「決まったら前を向く」などをこの時に伝えます。全ての班が決まったら、こう聞いていきます。

では、「1」にした班は。(挙手させる)  「2」にした班は。(挙手させる)〜

と、順番に聞いていきます。ここで、「1」にした班が2つあったとします。

答えを、他の班も考えていたらアウトです。他の班から出てこないような答えを考えなければなりません。

 このような例を示した後、ゲームの本番になります。問題例は、次のようなものが考えられます。
●好きな曜日を考えなさい。 ●都道府県名を考えなさい。 ●□班の中でだれか一人を選びなさい。 ●好きな月を1つ書きなさい。 ●「あ」のつく食べ物を考えなさい。 ●「赤」「白」「黄色」の中で1色選びなさい。 ●ボールを使うスポーツを考えなさい。 ●○○小学校の先生方の中で1名選びなさい。‥‥など、たくさん考えられます。

この問題は10点問題です。次は、20点問題です。

などと、問題の点数配分を言います。5問程度(時間があれば増やします)行い,合計で得点の高いチームが勝ちになります。

3.留意点・バリエーション等

 留意点は、問題の出し方でしょう。問題は「易しい」⇒「難しい」へと発展させると良いでしょう。例えば、1問目は「12か月の中で1番好きな月は」と聞いたとします。12通りあるので、考えはあまりダブりません。自分たちの考えが、他にもいないと「わーい」と子どもは大喜びします。最初は数多い答えの問題を出させます。最後の1問では、「松竹梅のどれかを選びなさい」など、難しくします。3択ですから、他の班も考えることが多いわけです。そこで、「3択なので、この問題は20点にします」など、点数配分をあげるとよいでしょう。最後に逆転があるかもしれないので、盛り上がります。       

 また、さらに盛り上げるには、答える時に立たせます。

自分の班で考えた答えが出たら、班全員で立ちなさい。(教師が答えを言う)

立つと、不思議に盛り上がります。

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