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宣言じゃんけん
クラスでゲームを行う人のためのページです
千葉昌之 HIP
1.準備・文献等
2人1組で行ってください。ただ、先生対全員でも、グループ対グループでもできます。いつでも、どこでもできるゲームです。 このゲームは、『じゃんけん遊び12か月』小学館104頁を参考にしています。
2.実 践
まずは、手本を見せます。だれか、1名を選びます。先生とじゃんけんするのです。
「宣言じゃんけん」というゲームです。何を出すのか宣言してからじゃんけんします。先生は、チョキを出します。○○君は、何を出しますか。 |
何を出すのかを適当に言わせます。「グー」といったとします。先生が「チョキ」と言ったら、普通は「グー」というでしょうね。
このまま言った通りにじゃんけんをすると、先生が負けてしまいます。だから、言った通りに出さなくてもよいのです。もちろん、出しても構いません。先生は、○○君の性格と表情から何を出すのか読み取ります。では、本番、やってみましょう。 |
じゃんけんをします。「勝ち」「負け」「あいこ」のどれかになります。ここで、ストップです。
○○君は、素直に言うとおりにだしました。先生は、ひねくれているので、わざと違うのを出しました。このように、相手の性格や表情を読みながら、じゃんけんをするゲームです。 |
「あいこ」の場合はもう一度、言い直します。
「あいこ」の時は、もう一度、宣言し直します。 |
このようにして、じゃんけんを行うゲームです。
3.留意点・バリエーション等
宣言するから、「ややこしく」「楽しく」なります。留意点は、はっきりと大きな声で宣言させるということです。 バリエーションは、次のパターンが考えられます。
●先生 対 子ども全員(負けた人だけすわるという数を少なくしていくパターン)
●子ども個人 対 子ども個人(グループの代表でもいいし、総当たり戦でもいいのです)
●グループ 対 グループ(グループで話し合って、何を宣言するのか、何を出すのかを決めます)