学級経営/学年総合/5分間ゲーム/かけざん大爆発
かけざん大爆発
クラスでゲームを行う人のためのページです
千葉昌之 HIP
1.準備・文献等
えんぴつ。紙(ノートでもいいです)。『教室ツーウェイbV2』16頁を参考にしています。
2.実 践
ノートと鉛筆を用意させてから、次の用に言います。
紙に、次のようなマスを書いてください。(右下図の左側) |
右図のような9つのマスを書かせます。教師の方も、黒板にマスを書きます。
3 | 21 | 15 |
27 | 6 | 9 |
12 | 18 | 24 |
9つのマスができましたね。その四角のマスの中に、3の段の答えを書いてください。順番は関係ありません。どこにでも書いていいのです。 |
右図の左側のように、3の段の答えをバラバラに教師が書いていきます。「先生と同じにしてもいいよ」というと、子どもは、安心するでしょう。
わからない子もいるでしょうから、教えてあげてください。
9つの数字を書きましたね。この9つの数字の中から3つの数字を選んで、その数字の下に風船を書きます。 |
ここも教師がまず書いてみせます。図のマークはとなっていますが、簡単なマークでいいのです。
先生が、これから針を6本落としていきます。「さんご(3×5)」というようにかけ算の式で言います。答えは15ですから、15の数字のところに針が落ちたことになります。もし、そこに風船があったら、風船は割れてしまいます。割れた風船には×印をつけて下さい。6本落とした後で、風船がたくさん残っている人の勝ちになります。 |
先生が適当に「3×5」というのもいいのですが、より偶然性を持たせるために、私は0から9の書いてあるさいころを使っています。
「次は、3かける何かな」といって、サイコロをふるのです。7が出ると、「3かける7です」と言います。サイコロを使った方が盛り上がりますよ。
3 | 21 |
15 |
27 |
6 |
9 |
12 |
18 |
24 |
3.留意点・バリエーション等
@じらすこと
サイコロの出た数字は、一呼吸おいてから言います。シーンと静まり返ります。同じ数が出た場合は、もちろんやり直しです。
Aチャンピォンの選び方
まず、全員を立たせます。それから、次のように言っていきます。
風船が3つとも割れた人は坐ってください。 |
このようにして、「2つ割れた人はすわって下さい」「1つ割れた人は坐ってください」‥‥と人数を徐々に減らしていくのです。これは、ゲームの鉄則です。人数を減らしていくことで、視覚的効果を生み、緊張感を与えるのです。
なお、このゲームは原題が「かけ算大海戦」となっていたものを直しました。