学級経営/学年総合/10分間ゲーム/番町皿屋敷
番 町 皿 屋 敷
クラスでゲームを行う人のためのページです
千葉昌之 HIP
1.準備・文献等
準備するものはありません。すぐに出来ます。『学級づくりにゲームを生かす』明治図書43頁を参考にしています。
2.実践
ゲーム名を言い、班ごとに丸くなって座らせます。人数は6名以上は難しいかも知れません。教師はジェスチャ‐を交えながら説明をしまう。
先生が、「1枚、2枚〜」と数えたら、班の人が一人ずつ、左手を机(床)の上に重ねていきます。途中で「パリン」というお皿の割れる音がきこえたら、次の人は重ねられた手を叩くことが出来ます。手を重ねている人は、たたかれないように逃げましょう。 |
重ねる順番は、班で決めさせると良いでしょう。説明を長くするより、とにかくやってみることです。
ではやります。1枚、2枚、3枚、パリン。(「わーっ。」子どもの声)このときは、4番目の人が手を叩くのです。左手じゃ足りない時は、右手も入れてください。 |
もう一回ぐらい、練習すると良いでしょうか。
では、いきます。1枚、2枚、3枚〜10枚、パリン。 今は11番目の人が叩くんですよ。 |
そして、本番に入っていきます。おごそかな声で言っていきます。電気は消しておいた方がいいでしょう。
昔,江戸の番町というところに、大きな大名屋敷がありました。その屋敷には、家宝になっている大切な皿20枚が代々伝わっていました。ある日、そのお屋敷のお菊という女中さんが、その皿を洗っている時、手をすべらせて1枚割ってしまいました。大変なことをしてしまった女中さんは、お屋敷の井戸に飛び込んで自殺をしてしまいました。その次の晩から、毎晩のように、女中のお菊さんが自殺した井戸の中から、女の人の声がするようになりました。 |
ここで、声をかけて言います。
お菊さんの声が聞こえます。1枚、2枚〜 |
3.留意点・バリエーション等
留意点としては、教師が「声の大きさ・アクセント・リズム」に気をつけながら話すことでしょう。バリエーションとして、
「パリン」の時、手をたたくのはだれでもいいですよ。 |
というルールもあります。