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先生に勝てるかな(トランプゲーム)
   クラスでゲームを行う人のためのページです
             千葉昌之 HIP


1.準備・文献等
 トランプ1セットがあれば、すぐにでもどこででも出来ます。人数制限は、2人から50人ぐらいです このゲームは、『自作』です。いくつかのゲームをミックスして作りました。

2.実   践

 いきなり、子ども達にトランプを配ります。1人1枚いきわたるようにします。まずは、練習なのです。「みんな、トランプをもらいましたか。」と確認し、次のように言います。

 先生もトランプを1枚ひきます。先生の数より大きければ、勝ちです。同じ数字の場合もサービスで勝ちとします。

 私が「5」だったとします。「先生は5です。5もいれて上の数の人は勝ちになります。」
 これを何回か繰り返し、次のルールを教えていきます。

 ●2が1番弱い3・4・5・6・・・というように強くなっていき、12・13・A・ババとなる。
 ●ババが最も強い。しかし、2には負ける。先生がババの場合は、ババと2の人が勝ちとなる。(今まで1度だけ、「2でババに勝った」ということがありました。その子はもう、大喜びです。)

  では、本番です。先生に負けた人は坐りなさい。最後まで残った人の勝ちです。

 これは、単純ですが、絶対に盛り上がります。騒がしくなるかもしれません。10分間ですが、10分で終わらなくなる場合もあるので注意してください。また、カードはみんなで一斉に開かせた方が集中します。

 3.留意点・バリエーション等

 @じらすこと
  しらし攻撃です.「では、先生がカードを取ります‥‥‥」と言い、取ったときに「あー」と叫びます。「こ、このカードは‥‥」なんて言うと、もう最高です。「何のカードなの」と子どもは興奮して聞いてきます。私の場合は、なぜか「5」とか「3」とか低いカードばかり出てしまいます。子どもは大喜びしますが、時間はかかります。

 Aカードはまとめて取りにこさせること
  大人数の時の鉄則です。本当は1人ひとり取りに来させた方がいいのでしょうが、それだけで3分間ぐらいかかります。グループや列の後ろの子など、まとめて取りに来させると時間短縮になりますし、だれません。

 トランプさえあれば、家族でも気軽にできるゲームだと思いますよ。「〜以上」という言葉を覚えさせる時にも使えるゲームかも知れません。「先生以上の数が勝ち」ということですから。 

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