修羅と羅刹で全く戦法が異なる

あらゆる意味で弟の火月とは対極的なキャラ。羅刹は円月があるので攻めるキャラだが、
修羅は完全に相手の攻撃を待ち、切り返していくキャラだ。
修羅と羅刹で全く違う戦闘スタイルを持つキャラと言える。

 

〜修羅〜

(長所):遠立ちBの性能の高さに加え、必殺技も中距離戦向けのものが多いため開幕の間合いぐらで強さを発揮する。とにかく相手を寄せ付けないで闘うのが修羅蒼月だ。

(短所):思ったより近距離戦が脆い。連打できる技が無いので相手の強引なダッシュ投げを返しづらいのも原因の一つだ。ジャンプ軌道も緩やかなので自分から飛び込むキャラではない。防御崩し性能の低さも痛い。

 

〜羅刹〜

(長所):修羅とは一転して攻めるキャラ。低空円月を使った怒涛の攻めが強力。また、怒り月輪波(地)を絡めた一撃必殺連続技や豊富な空中技が魅力だ。

(短所):使いこなすにはかなりの慣れが必要な玄人キャラだ。低空円月の入力を正確に行う必要がある。月輪波(空)に化けると目を当てられない事になる事が多い。

 

〜必殺技〜

修羅

月光
 + 斬り
その場からボタンに対応した位置に水柱を出現させる技。Aは自分の手前、Bは中距離に、Cは遠方に水柱を出す。普段はHIT、ガードさせても一段しか当たらず近距離でガードされると反撃を受けてしまうのだが、怒ると性能が大幅に上昇し段数が上がる。特に削り能力の高さは目を見張るモノがある。怒り版はボタンによってHIT回数と削り回数が異なり、Cが最も多い。特にCで出す怒り月光は極悪で、一度ガードさせて連続で出すだけで永遠に削り続ける事が可能。牽制、連続技にと色々使える技。」
浮月
 + A or B or C or D
前方に水玉を出現させる技。この技もボタンに対応した位置に水玉を設置する。Aは自分の手前、Dは遠方にと言った感じだ。この水玉はHITさせれば相手はよろけ状態になるので追撃が可能になる。とりあえず相手の目の前やすぐ後ろに設置して相手の動くを制限するように使うといい。蒼月最終兵器として相手のすぐ後ろに設置して蒼月は怒り爆発、怒り爆発攻撃で相手を後ろの浮月にむりやり押し込んで一閃という戦法がある。
浮月操水
浮月後ボタン押しっぱなし+レバー操作
読んで字の如く、浮月をレバーで操作する技。しかし浮月が動くスピードが非常に遅い上に操作中は蒼月は動けないので全く使えない技。
月隠れ
 + 斬り
地面に潜ってボタンに対応した場所に出現する移動技。Aは自分の後方、Bは必ず相手の正面、Cは必ず相手の背後に出現する。破沙羅の影吸いなんかと違って出現した瞬間のスキはかなり少ない(それでもスキはある)のでうまく使えば任意で間合いを調整できる便利な技。怒り月光をガードさせてBで出していきなり正面に出現、そのまま防御崩し等色々と応用が利く技。面白い使い方でC月光をガードた直後にCで月隠れを出すとその月光が突然逆ガードになったりする。
消波・風月斬
怒り時に + AB
その場から突進技を仕掛ける武器飛ばし技。ガードされると反撃確定なので完全に連続技専用と割り切ってしまってもいい。14連斬12斬目や連ね斬りから確定する。

羅刹

死月
空中で + 斬り
空中から強襲してHITすると相手の頭を掴んでそのまま投げ飛ばす技。中段攻撃なのに加えてうまく出すとめくりになるので非常に強力。この技はガードされても思ったよりもスキが少なく、相手の背後に着地するように出せば反撃不能なのでここらへんの位置は実際にやってみて感覚を掴んで欲しい。この技は空中にいる相手を掴む事は出来ず、当たったとしてもダメージゼロなのに加えて二人ともほぼ同じ場所に着地してしまうので実はわざと空中で食らって対処されるのが一番厄介。あと、この技は昇りツバメのように地上入力する事が出来るのだが、何故かその場合は攻撃判定が消えてしまい攻撃が当たらない。ただの移動技として使うのもいいかもしれない。基本的に死月は相手が動くところを見計らって掴みに行くのが基本。三角飛びや円月後に突然狙うのも面白い。
円月
空中で + 斬り
空中で自分を水玉に包む技。この水玉に包まれた状態はガード判定なのでありとあらゆる技をガードする事が出来る上に削られる事が無い。ガード不能の怒り爆発攻撃や狼乗りナコルルのジャンプCもガード可能だ。ただしこの水玉によるガードは基本的に一発だけで、ガード後水玉は消滅するので多段技をガードしようとすると途中で食らってしまう事があるので注意。ボタンによる性能の違いは水玉に包まれている時間で、Aは一瞬で水玉は消滅するが、Cは約1秒がくらい水玉が持続する。水玉が消滅した後にレバー操作により蒼月は6方向に動く事が可能。再度ジャンプする事も可能だ。ただし一回のジャンプで円月を出せるのは一度だけなので円月後再度ジャンプした時に再び円月を出す事は出来ない。しかしその状態から死月は出す事が可能。さて、この円月の最も面白い使い方は地上でコマンド入力して低空で出し、そこからの攻撃で一気に畳み掛ける戦法、通称「円月殺法」。コマンドは+斬りといった感じで出す。主にA円月を低空で出してそのまま下か前方に向かって落下しながら攻撃を出すのが基本。当然円月後に出す攻撃は空中攻撃なので中段。うまく出せれば連続して中段攻撃を仕掛ける事が可能だ。ガード判定を利用して低空で相手の技をガード、そのまま空中攻撃で反撃という戦法も可能。低空円月後はただ落下して攻撃するだけではなく、後方に向かって移動して攻撃を出してもいいし、円月からジャンプして死月を狙っても良し。とにかく様々な戦法が考えられるので自分なりの円月殺法を編み出して欲しい。さて、万能に思える円月殺法だが最大の弱点がある。それは「コマンドが月輪波に化けやすい」と言う事。こればかりは練習して慣れてもらうしかない。
月輪波(地)
 + 斬り
水玉を前方に打ち出す飛び道具。Aは一発、Bは二発、Cは三発の水玉を打ち出す。怒ると性能が上昇し、打ち出される水玉が2回攻撃するようになるので非常に強力な削り技となる。Cで出せば6回攻撃となるのでかなり強力だ。主に牽制に使う技だが、もう一つの使い方として怒りB月輪波(地)を絡めた凶悪な連続技が存在する。その破壊力は凄まじく、一気に相手の体力の6割を奪う事も可能。詳しくは連続技の項目にて。
月輪波(空)
空中で + 斬り
文字通り空中で月輪波を出す。怒ると性能が上昇するのも同じ。こちらは完全に牽制用の技だ。怒って出せばスキも少ないので怒りを前提に使っていこう。着地にすこし硬直時間が存在するのだが、実はその硬直時間は連ね斬りでキャンセル可能。
月昇・水柱波
怒り時に + AB
自分の体の周りに無数の水柱を出現させる技。先読み対空として使うとかなり強力。連続技に使ってもいいが、14連斬から入れてもいいがBBCやAAAからも入る。せっかくだからAAAから入れよう。AAAは威力もあるのでオススメだ。この技は思ったより技が出ている時間が長いので、もう終わったかなと思って反撃してきた相手が蒼月の足元に残っている判定なんかに当たって自滅、という事が良くある。

 

〜通常技〜

技名
キャンセル
HIT効果・属性
技名
キャンセル
HIT効果・属性
技名
キャンセル
HIT効果・属性
近立ちA
通常
×

近しゃがみA

通常
×
ダッシュA
×
通常
×
近立ちB
通常
近しゃがみB
×
通常
ダッシュB
×
通常
近立ちC
×
近しゃがみC
×
大・下段
×
ダッシュC
×
遠立ちA
通常
×
遠しゃがみA
通常
×
ダッシュD
×
下段
×
遠立ちB
×
通常
遠しゃがみB
×
通常
 + D
×
下段
×
遠立ちC
×
遠しゃがみC
×
大・下段
×
 + D
×
下段・転倒
×
立ちD
×
通常
×
しゃがみD
下段
×
素手ダッシュP
×
通常
×
素手立ちP
通常
×
素手しゃがみP
×
通常
×
素手ダッシュD
×
通常
×
CD
×
CD
不意打ち
×
中段
×

しゃがみDにキャンセルがかかるのは珍しいが、キャンセルポイントは全体的に割と平凡。
表を見てみると転倒させられる技が一つしか無い事に気付くだろう。
表には×となっているがダッシュBはHITさせる前のみキャンセルがかかる技。
ダッシュDはその逆でHIT(ガード)させてからしばらくたってからのみキャンセルが出来る。

 

〜14連斬〜

1斬
2斬
3斬
4斬
5斬
6斬
7斬
8斬
9斬
10斬
11斬
12斬
13斬
14斬
CD
A
A
B
B
C
C
A
B
C
C
C
C
C
×
×
×
×
×
×
×
×

珍しく13斬目にキャンセルがかかるキャラ。というよりは蒼月のみである。
14連斬からの連続技はおそらく修羅しか使わない。羅刹だと繋がるいい技が武器飛ばし技以外無いからだ。
羅刹の武器飛ばし技は連斬を伸ばしすぎると入らなくなるので注意。
覚えておいて欲しいのがガルフォード相手に14連斬をやっても何故か14斬目が入らずガードされてしまうという事。
ガルフォード相手に14連斬は禁物。

 

〜連続斬り〜

AAA
キャンセル
ABC
キャンセル
BBC
キャンセル
CBBB
キャンセル
CC
キャンセル
1斬
CD
×
CD
×
CD
×
CD
×
CD
×
2斬
3斬
×
4斬
×
/
/
5斬
/
/
/
/
/
/
×
/
/

蒼月は連続斬りに関してはかなりいいものが揃っている。CBBBB以外は全てのポイントでキャンセルが可能。
その中でもAAAは非常に強力で最後のAがキャンセル可能な上に全キャラ中唯一BBCのように空中の相手に追撃できる。
AAAはBBCよりダメージが大きいのでこちらを使おう。羅刹は月昇・水柱波が入るのが大きい。

 

 

〜通常技ピックアップ〜


立ちA

キャンセル可能技。先読みしていれば中間距離での対空にも使える。

近立ちB
火月と同じくく、ガードされた後に素早く回りこみを入力すれば弾かれモーションが出ないで回り込む事が出来る。
当然連続技にも使えるのだが、実は繋ぐ技に武器飛ばし技以外あまりいいものが無い。

遠立ちB
蒼月の極悪さを象徴する技。リーチがとてつもなく長く、画面がズームアウトしていても余裕で相手に届く。
さらに出るスピードがかなり速いので相手の細かい硬直時間に叩き込む技としては最適な技。
この技でこまめにチクチクと牽制しておこう。

遠立ちC
その場から一気に突進する、まるで必殺技のような通常技。ガードされるとスキまみれになるが、
リスク覚悟で不意にいきなり出してみるのも面白い。突進の距離は画面の半分以上と非常に長い。
実は足元に判定が無いので十兵衛の喝咄水月刀を抜けることが出来る。
さらにHITさせた後は様々な技に繋ぐ事が出来る。詳しくは連続技の項目で。

しゃがみC
これまたとんでもなくリーチの長い技でさらに下段攻撃。遠立ちBと同じく画面がズームアウトしていても
楽勝で相手に届く。さらに背面からHITさせればボタン連打で遠立ちBに繋がってしまうとんでもない技。
ただし空振りするとスキはかなりあるので使うからには最低相手にガードさせるように。

ジャンプB
蒼月のジャンプ攻撃は全て横に長い技だ。このジャンプBは逃げジャンプから出すと強力な対空技として機能する。
蒼月の対空はこれでほぼすべてOKと言ってもいいかもしれない。
円月殺法を使う際にメインで出すのがこのジャンプB。思ったよりも技の出るスピードが速く、安定して使っていける。

ジャンプC
この技も横に長く、刀を横になぎ払うのでジャンプB以上に横の判定は広い。
強斬りの威力は魅力だが技の出るスピードが遅めなので円月殺法に用いると攻撃が当たる前に着地してしまう事が多い。
低空円月から出す時はなるべく早めに使っていこう。

ジャンプD
判定面ならこちら。ジャンプBと並んで空対空に強い技。あと、当然打撃技なのでガードさせた時の硬直が
自分も相手も無いに等しいので円月殺法の際にスピードを求めるならばこの技を出そう。

ダッシュB
残念ながら蒼月のダッシュ攻撃にはいいものが無い。このダッシュBも出るまでが非常に遅く
ガードされたときもスキまみれなのだが、この技はキャンセルポイントが技の当たる前に設定されているので
空キャンセルで回り込みを行うと非常に効果的。蒼月は防御崩しの性能が低くダッシュ投げができないので
ダッシュからの選択肢の少なさをこれでカバーしよう。

ダッシュD
この技も普通に使うとあまり性能が良くない技。スライディングだがHITさせても転倒しないので相手の反撃を受けやすい。
しかしこの技はダッシュBとは逆にキャンセルポイントが技が当たってしばらく後に設定されている。
ちょうど相手が手を出したくなるタイミングでキャンセルができるようになるので回りこみでキャンセルしよう。
蒼月のダッシュ攻撃のメイン技。

下段狙い攻撃
→+Dの事。この技は技を当てた直後の蒼月の硬直がまったくと言っていい程無いので目押しであらゆる技が繋がる。
中でもCDが繋がるのは大きい。うまく使えば下段始動の14連斬として使える。相手の起き上がりを狙おう。

 

 

〜追い打ち〜
殆ど火月と同じ性能。威力が小追い打ちと大追い打ちで大差ないのも同じなのでムリせず小追い打ちを使おう。
蒼月は転倒させられる通常技が少ないので追い打ち確定状況はかなり少ない。通常技ではレバー斜め下前D、
修羅で画面端で月光を当てた時、羅刹で怒り月輪波(地)が全段HITして転倒した時に小追い打ち確定。
余談だが武器捨て挑発が追い打ちとして使える。出るスピードは実は小追い打ちより早いので
消波・風月斬から確定したりする。減りは1ドットだが。

 

〜連斬〜
近距離戦が脆い蒼月で出の早いCDはかなり重要な技。近距離戦ではCDが本命になるのは間違いない。
14連斬からの連続技も怒っていれば修羅羅刹共通で武器飛ばし技がはいるので強い。
CDと怒り月輪波(地)を絡めた一撃必殺連続技も魅力。

 

〜怒り〜
修羅は怒る前と怒った後は別人と考えてもいい。それほど怒り月光はサギ臭い技だ。
羅刹も月輪波(地)が大幅に強化され連続技の破壊力が格段に上昇する。
よってチャンスには必ず怒っておきたいところだ。

 

〜防御崩し能力〜
残念ながら火月と違って非常に防御崩し性能が低い。
まず間合いがかなり狭いのでダッシュ投げが出来ないのが致命的。
さらにすかりモーションの硬直がかなり長く、防御崩しをやろうとして失敗した場合に暴発する近立ちCが
ガードされても弾かれモーションが出ないので非常に大きなスキを作る事となる。
ただし、投げた後の見返りは非常に大きい。特に羅刹で怒り時に引っ張りを決めたら間単に全体力の半分を奪える。

 

〜対空〜
ジャンプBで大安定。先読みで月光、月昇・水柱波もいい。
これらの技が間に合わない時は最後の手段で立ちAを出そう。意外と対空技として機能してくれる。



戦法〜修羅〜

とにかく守りのキャラ。遠立ちBを主軸に戦い、飛び込んできた敵をジャンプBで落とす。
怒り時には月光がとんでもない性能になっているのでうまく設置してガンガン押していこう。
ただしC月光の悪用は寒いのでやめるように。浮月も手前に置くAと相手の後方を狙うBと使い分け、
相手の動きを封じていこう。近距離戦だとCD以外頼る技が殆ど無いので月隠れで間合い調整。
基本的に相手をじわじわと締め上げるように闘うキャラだ。

 

戦法〜羅刹〜

修羅とは一転して自分から積極的に攻めるキャラになる。主戦力はやはり円月殺法。
低空で円月を出して攻めまくるのだ。円月は主にAで出すのが基本だが、タイミングを取られ始めたら
突然Bで出すのも良い。円月後はジャンプBやジャンプDをメインに素早く攻撃を組み立てよう。
円月後は空中攻撃を出すだけではなく再度ジャンプして死月、壁が近ければ三角飛びや三角降りを絡めるのも良い。
低空円月の入力は月輪波(空)が化けないようにとにかく練習あるのみだ。
怒れば月輪波(地)が一気に強くなり、連続技の破壊力が飛躍的に上昇する。
そうなったら円月殺法の間に積極的に引っ張りを狙っていこう。
円月殺法は「こうすればいい」という定石のようなものに囚われずに、自分なりに攻めを組み立てよう。
プレイヤーによってガラリと戦法が変わるキャラである。

 

O津式ランキング(SS〜Gの9段階)で

修羅蒼月ランクB

羅刹蒼月ランクA

修羅蒼月は人によってはもう少し高い評価をつけるかもしれない。どちらにしても安定した強さがある。

 

・この強さを考えるとやはり火月と血は繋がってはいないとしか思えない。

・火月と並んで忍んでない

・はだけた胸がポイント。
と思ったらポリサムではただのキモいセクハラ兄ちゃんに成り下がった。

 

蒼月の連続技に踏み込む

天草降臨をやろうじゃないか!!に退き込む