やっぱり遠立ちB→喝咄水月刀

十兵衛は使う技と使わない技がかなりはっきりと分かれるキャラだ。そのぶん動きが単調になりやすいキャラなので
ぜひ修羅ならAニッ角羅刀、羅刹なら心眼刀にロマンを求めたい。特に心眼刀は決めた時の爽快感が最高。

 

〜修羅〜

(長所):A喝咄水月刀の使い勝手のよさが目を引く。通常技を出したら常に予約でA喝咄水月刀を出しておくといい。その中でも遠立ちB→A喝咄水月刀の連続&連携技が強く、中距離で相手を押していけるのが強み。Aニッ角羅刀による走りも忘れてはならない。

(短所):やはり基本的な攻めのバリエーションの少なさが痛い。安定度は高いが、結局遠立ちBと水月刀、対空に逃げジャンプBだけの戦いになりがち。Aニッ角羅刀による走りを積極的におりまぜて戦わないと単調作業の繰り返しになってしまう。

 

〜羅刹〜

(長所):心眼刀。これを決めた時の爽快感と破壊力は格別。当身マニアならば絶対に使いこなしたいキャラだ。

(短所):水月刀と心眼刀以外の技は双月陣しかないので修羅に加えて攻めの種類が少ない。あと、怒り時に水月刀が弱体化してしまうのが痛い。心眼刀も外すと最大限に反撃される。

 

〜必殺技〜

共通

喝咄水月刀
 + 斬り
十兵衛伝統の地を這う飛び道具。ボタンによる違いは技の出るスピードと弾速、そして硬直時間だ。Aで出すと弾速は遅いが出るのがかなり早く、近立ちAキャンセルから繋がるほどだ。硬直時間もかなり短く、HITかガードか関わらず近距離でもガンガン使っていける。弾速が遅いと言っても他のキャラに比べると普通ぐらいの速度で、出の速さがかなり速いので遠立ちBからでも余裕で連続技になる。使う時は常にAで使う事になるだろう。十兵衛は何か通常技を出したら常にこのA喝咄水月刀を予約入力するクセをつけておくといい。それぐらいに便利な飛び道具。羅刹は怒ると喝咄水月刀がパワーアップする。が、出るスピードがA喝咄水月刀より遅くなる上にガードされた時のスキも大きくなる。HITすると転倒するようになり、画面端なら小追い討ちが決められるようになるが実質上怒るとパワーダウンすると言ってもいいだろう。

修羅

ニッ角羅刀
 + 斬り
「いくぞ!」の掛け声と共に相手に向かって突撃、その後に相手を巻き込んで上昇して斬りつける突進技。ボタンによる違いは出の速さと突進の際のスピードと移動距離。Aで出せば出のスピードは速く、移動距離が短く、移動スピードが遅い。Cはその逆。Cで出した時のみ上昇後レバー + Cで追加攻撃が出せて、相手を地上に叩き付ける。Cは出がかなり遅いためになかなかHITさせることが出来ないのが残念。Cを連続技で使うならば画面端で背面から近立ちBキャンセルぐらいしかない。怒ると性能が上昇し、AやBでも上昇後自動的に追加攻撃を出してくれる。キャンセルダッシュ用と相手の技に合わせたカウンター用のA、連斬や近立ちBからの連続技用のBと言った感じで使い分けよう。さて、この技で一番重要なのはAニッ角羅刀による「走り」である。Aニッ角羅刀は移動距離が短いので中距離で出せば技が発動することなく走るだけで終わる。Aニッ角羅刀は当然ながら通常技をキャンセルして出せるのでうまく間合いを調整すれば通常技→キャンセルダッシュといった感じで使える。ただしこの時に注意して欲しいのはAニッ角羅刀の突進を相手にガードされてしまうと技が発動してしまい、大きなスキができる。必ず相手との間合いに気を配る事。ちなみに本当に先端部分のみをガードさせると(削り回数2回)ガードさせても技が発動しない。ここらへんを感覚的に判断できるようになればかなり強い。キャンセルダッシュの使用法の一例として画面中央の防御崩し後に遠立ちB→Aニッ角羅刀で相手の目の前に停止、再度防御崩しという戦法がある。
八相発破
斬りボタン連打
その場で二本の刀で突きを連打する技。はっきり言って使えない。ガードされると反撃される上に最悪HITしてから反撃される事も。しかもやたらと暴発しやすいので修羅十兵衛で不用意なボタン連打は厳禁。
絶水月刀
怒り時に + AB
その場に巨大な水柱を出現させる武器飛ばし技。出がかなり遅いために連続技に組み込む事は出来ないが、特筆すべきはその削り能力と出した後のスキの無さ。削り回数がかなり多く、しかも削ってる最中に十兵衛は動けるようになるので再度絶水月刀を出してそのまま連発、削り殺すなんて事も可能。これははっきりいってハメに等しいので対戦で使ったりしないように。でもこれは実は対処法があったりもする。詳しくは怪現象編の「絶水月刀無効化」を参考あれ。実際に単発で使っていくだけでもかなりのプレッシャーを与えられる。

羅刹

柳生双月陣(壱の太刀)
 + AB
相手がガードモーションを取ってる時のみ発動するという非常に特殊な技。相手がガードモーション以外の時は絶対に攻撃が当たらず、スキまみれになる。不意をついて出そう。技が発動すれば柳生双月陣(弐の太刀)に繋げる事ができる。あと、技が発動した時のみ連ね斬りで強制キャンセルが可能。
柳生双月陣(弐の太刀)
壱の太刀発動中に + A
壱の太刀が発動して相手のガードを弾いたらこの弐の太刀に繋げられる。この技も連ね斬りで強制キャンセル可能。
柳生双月陣(参の太刀)
弐の太刀発動中に + B
そして弐の太刀発動中が発動すればこの技に繋げられる。この技がHITして柳生双月陣の完成というわけだ。壱の太刀、弐の太刀は決めてもダメージがゼロなのでこの参の太刀まで繋げないと意味が無い。
柳生心眼刀・水月
 + A
羅刹十兵衛の華、心眼刀。心眼刀はいわば当身技で、まず武器を使った斬撃技のみ取る事ができる、コマンド完成と共に構えを取りその構えに相手の攻撃が来れば技が発動する、不発だどスキまみれ、心眼刀のコマンド完成から相手の攻撃を受け付けるまで一瞬の間があるので少し速めに出す必要があるといった特徴がある。Aで出す水月は主に下段攻撃の斬撃技を取る。さらにこの水月は相手の必殺技すらも取る事ができる。覇王丸を例に挙げると弧月斬、烈震斬、凪刃、そして天覇封神斬すら取る事が可能だ。心眼刀のダメージはハンパではないので決めれば実際のダメージはかなりのものになる。怒っていればなおさらだ。ただしこの水月のみ攻撃がHITする直前で怒り爆発が可能なので一度だけ抜ける事が出来る。
柳生心眼刀・相破
 + B
こちらは上段攻撃、つまり立ちガード可能な地上の斬撃技を取る。この相破は必殺技を取る事は出来ないが、相手の立ち技を取れるのでおそらく一番狙うチャンスが多いだろう。こちらの中斬りあたりをガードさせて反撃を誘って心眼刀というのが基本パターン。
柳生心眼刀・天羅
 + C
天羅は空中の攻撃、つまり相手のジャンプ攻撃の斬撃技を取る。当然うまく使えばこれほど強力な対空技は無い。天羅は水月と同じく相手の必殺技を取る事が出来る。カムイムツベやツバメ返しなどの見るからに空中攻撃なものは当然として右京のささめゆきやシャルロットのスプラッシュファーントなど意外な技を天羅で取る事が出来る。
激双嵐陣
怒り時に + AB
その場から八相発破のモーションで飛び道具を出し、その後ニッ角羅刀で突進するという武器飛ばし技。最初の飛び道具さえHITすれば最後まで全段HITする。この技は相手にガードされただけでこちらの怒りゲージが醒めるという特性があるため、むやみに乱発できない。しかもガードされると多大なスキが生ずるので反撃確定。絶水月刀ほどではないが発生が少し遅いので連続技に組み込むにはCD→2斬目空キャンセルを使うぐらいしかない。さらにもしHITさせたとしても威力がかなり低いという色々と問題のある技。だが、なんとこの技はガードさせた時のみ飛び道具の弾を連ね斬りで強制キャンセルできる。つまり激双嵐陣→連ね9→激双嵐陣→連ね9→激双嵐陣→連ね6→喝咄水月刀というとんでもない削りコンボを作れるのだ。相手がガード限定と言うのが実に悔やまれる。

〜通常技〜

技名
キャンセル
HIT効果・属性
技名
キャンセル
HIT効果・属性
技名
キャンセル
HIT効果・属性
近立ちA
通常

近しゃがみA

下段
×
ダッシュA
通常
近立ちB
通常
近しゃがみB
通常
ダッシュB
通常
近立ちC
×
近しゃがみC
×/×
下段/大
×
ダッシュC
通常
遠立ちA
通常
遠しゃがみA
下段
×
ダッシュD
×
下段
×
遠立ちB
通常
遠しゃがみB
通常
 + D
×
通常
×
遠立ちC
×
遠しゃがみC
×/×
下段/大
×
 + D
×/×
下段/転倒・下段
×
立ちD
×
通常
×
しゃがみD
×
下段
×
素手ダッシュP
×
通常
×
素手立ちP
×
通常
×
素手しゃがみP
×
通常
×
素手ダッシュD
×
下段
×
CD
×
CD
不意打ち
×
中段
×

キャンセルポイントは割と豊富。特にダッシュ攻撃にキャンセルポイントが多いのは嬉しい。
良く見てみると転倒させられる技が殆ど無いという事に気付く。斬り攻撃は殆どが弾き可能と言う面も持つ。

 

〜14連斬〜

1斬
2斬
3斬
4斬
5斬
6斬
7斬
8斬
9斬
10斬
11斬
12斬
13斬
14斬
CD
A
A
B
B
C
C
A
B
C
C
C
C
C
×
×
×
×
×
×
×
×

実に普通な性能。十兵衛はどちらかというと単発系に属するのでワンチャンスには連斬からの連続技より
素直に近立ちCを入れていったほうが良い。

 

〜連続斬り〜

AAA
キャンセル
ABC
キャンセル
BBC
キャンセル
1斬
CD
×
CD
×
CD
×
2斬
3斬
4斬
×

キャンセルポイントはかなり豊富。が、あまり使わないというのが現実。
BBCもキャラ限で羅刹の武器飛ばし技を繋げるぐらいか。

 

〜通常技ピックアップ〜

 

遠立ちB
十兵衛の最重要技。中距離での遠立ちB→A喝咄水月刀が十兵衛の主戦力。別に しゃがみBでもいい。

近立ちB
他のキャラと同じく連続技用。やはりA喝咄水月刀か修羅ならBニッ角羅刀を。

近立ちC
単発の威力としては十兵衛の技の中では最強クラス。この技は背面からHITさせると追撃できるのがおいしい。
さらに、当たるまでのキャンセルポイントが長めに設定されているのでキャンセル回り込み等も狙える。
ワンチャンスにはこの技を入れていこう。

レバー斜め前D
+Dの事。二段技の下段攻撃で、この技に慣れてない相手にはよく二段目の攻撃が当たってくれる。
二段目の攻撃が当たれば相手は転倒して、小追い討ち確定。
実は十兵衛の通常技では単発で相手を転倒させる技はこれしかない。

ジャンプB
逃げジャンプで使うと究極対空クラスの対空性能を誇る技。十兵衛の対空技はこれ一つで困る事は無い。

ジャンプC
ジャンプBには対空性能は劣るが破壊力なら当然こちら。

ダッシュC
これもキャンセルポイントが長めに設定されているので回り込み等でキャンセルが可能。
しかもダッシュ攻撃のくせに回り込みによるガード不能化がかなり簡単にできる。
マスターすれば一つの戦法としてしっかり使えるのでぜひ習得したい。
十兵衛はダッシュBも回り込みでキャンセルできるが、ガード不能化は圧倒的にこちらが楽。

 

 

〜追い討ち〜
いたって普通の性能、というべきだろう。小追い討ちは +Dや画面端で羅刹の怒り喝咄水月刀を決めた後、
大追い討ちは背面からの近立ちC→遠立ちB→A喝咄水月刀の後や絶水月刀HIT時に。

 

〜連斬〜
CD自体の性能もリーチは割と普通。ただし空振りした時のスキの大きさはけっこう大きい。
十兵衛は連斬からはあまり強力な技が繋がらないので連斬からの連続技を狙うなら近立ちCの方がいい。
あと、修羅で連斬の際にボタンを連打しすぎると八相発破が化けるので注意。

 

〜怒り〜
十兵衛は何と言っても怒りによる攻撃力修正値がかなり大きいのが魅力。
怒り状態で近立ちCスタートの連続技を入れるだけでもかなりの破壊力だ。
羅刹の怒り心眼刀も魅力。武器飛ばし技は少し使いづらいので純粋に攻撃力アップのために怒るべきだ。

 

〜防御崩し能力〜
これまたいたって普通の性能。投げた後も遠立ちB→A喝咄水月刀が大安定。
画面端で引っ張れば近立ちCスタートの連続技を叩き込めるのも魅力。

 

〜対空〜
逃げジャンプBで大安定。修羅なら先読みで絶水月刀を当てても良し。
羅刹なら漢らしく心眼刀・天羅を狙うべし。

 

 

戦法〜修羅〜
まずは何と言っても遠立ちB→A喝咄水月刀。HIT、ガード関係無しにこの連携で押していくのが基本スタイル。
相手がジャンプしたら逃げジャンプBで撃墜。遠立ちBばかり使っていると弾きの的になるので、
ダッシュC→回り込みとダッシュ投げを併用するといい。ワンチャンスには連続技より近立ちCを決めていったほうがいい。
そして修羅といえばやはりAニッ角羅刀による走り。基本は目の前に停止するようにして防御崩しを狙う事だ。
この戦法を取るからには常にダッシュしているかAニッ角羅刀で走り回っているぐらいの動きが必要。
ダッシュC→回り込みも積極的に使おう。さらにダッシュCのガード不能化が使えるのならかなりのプレッシャーになるだろう。
要練習。そして修羅のもう一つの側面としては絶水月刀を絡めた戦法があるが、
正直言ってハメくさいのであまり多用しないほうがいい。使うのなら単発で使うぐらいにしておいた方が良い。

 

戦法〜羅刹〜
遠立ちBとジャンプB、ダッシュCを使った基本戦法は修羅と同じ。羅刹は何と言っても漢の技、心眼刀がある。
この技をいかに決められるかが羅刹十兵衛の華。こちらの攻撃をガードさせて、反撃を誘って心眼刀というのが基本だが
熟練者相手にはそんな王道のやり方ではなかなか引っ掛かってくれない。要は「いかに相手が手を出す状況を作るか」だ。
ダッシュを等を多用し、打ち合いの乱戦になるように演出するべし。口で言うのは簡単だがこれがなかなか難しい。
相手のクセをいかに早く見切るかという判断力も必要。しかし、それらを補って余るほどの決めた時の爽快感が蜜の味。

 

O津式ランキング(SS〜Gの9段階)で

修羅十兵衛ランクC

羅刹十兵衛ランクC

共に平均クラス。が、羅刹はニュータイプ能力さえあればいくらでも試合をひっくり返せるのが魅力。

 

・「おやじグラデーション!」「おやじゲイザー!」そしてオヤジの極み、当身を装備。

・声は次元大介。シブい。

・課長。

十兵衛の連続技に踏み込む

天草降臨をやろうじゃないか!!に退き込む