【服部半蔵】

アニメではちゃんと徳川方の忍者でしたが、石川版だと立派な聖剣士。
5話で囚われの聖剣士を助けるために、右京と共に天草四郎の前に颯爽と登場。
爆烈分身の術というオリジナル技で天草四郎+おまけ一匹をメッタ斬りにする。
天草四郎の体は息子・真蔵のものという設定はきれいさっぱり消滅しています。
(そもそもまだ天草四郎は一度も死んでいない。)

爆烈分身の術を喰らって死んだかと思われた天草。
でも全然効いていなかったっぽく、あっさり蘇生して半蔵に分身の術で反撃。
うわあぁと割とオチャメな声でやられて後、出番無し。

・・・まだオリジナル技という華があったため、優遇されているキャラと言えます。


〜主な台詞〜

・服部半蔵、きさまの命もらいうける
・服部半蔵の秘術を地獄の手みやげにさせてやろう!!
・おお〜〜伊賀忍法爆烈分身の術!!
・天草四郎、服部半蔵がとった!!
・うわあぁ




【橘右京】

アニメ版では完っ全に出番無しでスタッフロールにのみ登場の右京。
漫画版でちゃんと聖剣士になり出番も増え・・・ませんでした。
邪神城内でピンチの聖剣士を救いに、半蔵と共に颯爽と登場・・・したのですがその後何もせず出番無し。
他の連中と同じく驚き役になりましたとさ。







どうでもいい事ですが、話によって持ってる刀がけっこう違います。
・・・聖剣じゃなかったのか???




〜主な台詞〜

・大勢でなぶり殺しにするのがたまらんと言ってたのはだれだ
・橘右京が地獄に案内してやろう
・橘右京 見参




【柳生十兵衛&千両狂死郎】

2話以降、二人セットで仲良く驚き役に。
いつのまにか邪神城の屋根の上に上っていて、ポジションは男塾で言う富樫、虎丸状態。
二人してどんどんギャグ顔になっていく有様が見てて涙を誘います。



      

〜主な台詞〜

・まて ここは柳生十兵衛にまかせてもらおう
・千両狂死郎の技のさえを見せてくれよう
・これはなんの冗談だ
・ゲゲ なんじゃこりゃ
・なんだこの戦いは



【不知火幻庵】

聖剣士+敵側含めて、サムライキャラでは最も出番の無いお方。



何故だか知らないが、天草の側に控えています。
原作と同じく、幻庵は天草の配下のようですね。しかし、小さなコマとは言えあんまりな作画です。

  

その後、何をするかと思えば・・・。








半蔵の爆烈分身の術に巻き込まれてそのまま死亡。



げ、幻庵ーーー!!!!



本当に何のために出てきたか判らないまま逝ってしまわれました。
総登場コマ数8コマ、主な台詞・特に無しッ!!!
以上が石川サムライにおける不知火幻庵の全てでした。
・・・報われないケ。

どうでもいいですが、幻庵にトーンを貼るか貼らないかをはっきりとして欲しいものです。
8コマ中貼ってあるのが5コマ、貼っていないのが3コマ。

〜主な台詞〜

・特に無し



【王虎】

2話で勝手に自由にやらせてもらうと言ってた王虎、タムタム、シャルロットですが、
4話であっさり邪神城でとっつかまってる状態で再登場。
同じくさらわれたナコルルに「なーに、みんなつかまっちゃったの」とかサラリと言われる有様です。
邪神城の牢屋を脱出するため、床の石をひっこぬいて武器にする王虎。
何気に真サムの武器・石柱を意識したチョイスでしょうか。
その後も床の石を愛用・・・と思ったら見事にその後出番無し。驚き&解説役に成り下がる。





〜主な台詞〜

・この王虎にやらせろ
・俺がこの胃袋に穴をあけてやる




【シャルロット】

王虎と同じく、勝手に行動して捕まったと思いきや、実は捕まったのは演技だと力説する困った人。
・・・どう見ても普通に捕まったとしか思えないのですが。
脱出の際に、実は鎧の中にラロッシュを仕込んでおいたと言う大道芸も披露。
その後、やっぱり王虎と同じく出番無し。



しかし、この人ガルフォードと同じく通常会話の時も常にイッちゃった目をしているので実に不気味です。



〜主な台詞〜

・私、シャルロットにおまかせを
・私たちはかってに自由にやらせてもらうわ
・天草四郎、お前がなに者だろうと私たちは悪をゆるさないだけだ
・なんだこれは!!




【アースクェイク】

邪神城に乗り込む覇王丸&ガルフォードの前に立ちはだかる。
城の石垣をモンスターにして操るという忍者というよりは妖術師みたいなキャラになっています。



そのモンスターも覇王丸&ガルフォードにあっさり蹴散らされ、ガルフォードのジャンピングローリングソバットを喰らってダウン。


そのまま決着・・・と思いきやなんと城の石垣と一体化して逃亡という実に石川テイスト溢れるキャラになっていました。
インパクトはあったのですが、実は台詞数は9個、登場コマ数ではわずか14コマしかないという不思議なお方。
ちなみにメインキャラの登場コマ数では、ワースト2位のブービー賞。
でも、一人称が「私」ってのはガルフォード以上に違和感バリバリ。



・・・どうでもいいですが、ジャンピングローリングソバットってストUガイルの垂直ジャンプ中キックだったような???

〜主な台詞〜

・この石垣がきさまらの墓場になる!!
・グハハハハ むだなあがきはやめろ!!
・ふざけるな これで勝ったと思ってか 私は不死身のアースクェイクだ




【タムタム】


聖剣士軍団の中で、最初から最後まで
本当に何もしていなかった人。
全話通して武器を持っていたのが1話の全員集合の1コマのみ、残り全部は素手。
もはや戦う気力すら見せていません。
定番の解説&驚き役・・・と思いきや、解説すら他のキャラに奪
われているので、本当にまともな台詞が皆無。




こんな何気ないコマですらタムタムにとっては貴重な台詞なのが泣けてきます。
後半になるとさらに扱いがおざなりになっていきます。
そもそも1話で「ガルオオ タムタム グワオー」とか格好よく(???)名乗りを上げていたのに、



最後はもうこんな状態です。
いくら小さいコマだからといっても・・・うぅ・・・。

他でタムタムで言える事は、





仮面のクセにかなり表情豊か。


〜主な台詞〜

・ガルオオ タムタム グワオー
・う
・もうダメだ 助かる方法はないのか
・オイ あぶないまねはやめろ




【天草四郎時貞】

サムライのラスボスと言ったらやっぱりこの人、自称・魔人の天草四郎時貞。



原作の聖剣士とかなり設定が違うキャラでもあります。
まず、石川サムライの舞台は1637年。大本のサムスピの舞台は1788年です。
石川版天草は一度死んで復活したわけではなく、島原の乱の時の天草四郎時貞そのまんま。
体も真蔵のものではなく、ちゃんとしたオリジナルですね。
そして原作の破天降魔の章とも設定が違います。
破天降魔の章の天草は元聖剣士の1人でしたが、石川版天草ではそんな設定はありません。
ここらへんの設定は4話で天草自身が語ってくれます。

「アニスレイザは大地に宿る善の精神の集合体、アンブロジァは地上を征服して人間の魔性を解き放とうとする悪そのもの。
アニスレイザはアンブロジァと融合することによってこの悪神の野望を封印することに成功する。
だが、アンブロジァは封印される前自らの封印を解く呪文を巨岩に刻み付けた・・・
その巨岩がある城の石垣に使われているのをある男が発見した。
幕府軍に包囲され苦境から逃れるためその男は呪文を唱えた。
数千年の時を経てアニスレイザから離脱してアンブロジァは蘇った。
蘇ったアンブロジァはその男に憑依し魂までのっとり、魔の力はこの世界をしだいに征服していくのだ。
もはやだれもその男をとめられぬ。」






そんな天草さん、もう完全に人間をやめてしまっているのでやりたい放題です。






分身と言う名の分裂とかもお手の物。
圧倒的な強さで聖剣士を追い込みます。





完全に不利な状態の聖剣士に覇王丸&ニンジャが乱入!
そこからは覇王丸との一騎打ちとなります。


  


天草の武器は宝珠ではなくて刀。 なんか違和感バリバリ。
最終決戦では天草も真の姿になって挑みます。






うわぉ。



なんか□な会社のRPGのラスボスみたいな事になっています。
しかし、こんな天草とサシで普通に渡り合える覇王丸の方が問題だと思いますが。
覇王丸に敗れ、最後は邪神城と共に落下していきます。



やっぱりギース様と同じく、高い所から転落はお約束なんでしょうか。


〜主な台詞〜

・魔道の力を持ったこの私を倒せる者などこの世には存在しない
・アニスレイザ!!聖剣士をよこしたな
・胃酸の海で苦しめ!骨も残さずとかしてやろう
・よくぞここまできた だがこの先は地獄しかないわ
・ザコどもがウヨウヨ出てきおったわ!!まとめて地獄にたたきこんでやろうかあ
・なめるな 私は魔人天草四郎だ!
・きさま バケモノか
・ぎゃん
・なぜなら私は不死身だ 魔導士がまた復活の道をひらいてくれる!!
・うわああ



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