ドウダンツツジ(満天星)
Enkianthus perulatus (Miq.) Schneid
ツツジ科の落葉低木。
山地のおもに蛇紋岩の上に生える。輪状に分岐する多くの小枝をだして横に広がり、高さ1−3m、葉は倒披針形で
先がとがり、長さ2−4cm、幅1−1.5cm。4月、枝先に細長い柄をもつ白色でつぼ状の花が2−4個、下向きに咲く。
花冠は長さ8mm、先は浅く5裂する。雄しべ10本、葯の先に2本の角状突起があり、先端で開孔する。朔果は上向きに
つき、狭長楕円形で長さ約8mm、5裂する。本州の静岡県から和歌山県、四国、九州の鹿児島県に分布する。和名は
<灯台ツツジ>の意で、枝の分かれ方が結び灯台の脚に似るのでいう。樹形がまとまりよく、花や紅葉が美しいので、
鑑賞用に栽培される。
ドウダンツツジ属Enkianthusは日本からヒマラヤにかけて10種ほど知られる。
(出展:世界大百科事典 平凡社)
ドウダンツツジ 横浜市金沢区 自動車道路脇の歩道に 植えられた街路樹 2011/04/27 : 9:34 NIKON D70 |
2011/04/27 :9:34 左に同じ |
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