2006年深海生物展 深海展探訪記

2006年の夏

 千葉県立中央博物館で企画展「 驚異の深海生物 未知の深世界をさぐる 」が2006年7月1日〜9月3日まで開催されています。あと2週間あまりありますから興味のある方はお早めに(アクセス方法は下の方を参考に)。

 この企画展では博物館が所蔵するリュウグウノツカイの標本やオニキンメ、コウモリダコ、オオグソクムシなど、さまざまな深海生物の標本が一般公開されているのですが、北村が撮影した標本写真の画像とともに探訪記として解説を^^)。

オオクチホシエソの標本

眼の下に発光器があるのが分かりますね、下顎の底が抜けてます

こちらはボウエンギョの一種

ボウエンギョの仲間の標本やその画像なんてなかなか見ることができないので、ちょっと感激。展示では標本が逆さ状態になっていて下顎が上になっており、画面の下側に望遠眼が見えます。写真では写っていませんが、尾ビレもいい感じ。15〜20センチくらいの大きさで、思ったよりも大きい標本ですね。 

 

 

ミスジオクメウオ

 ボウエンギョと違って、こちらは眼が小さくなってるお魚さん。標本ははじめてみたので、これも食い入るように見てしまいました。眼が退化的で皮膚の下に埋もれてます。標本になったからなのか、あるいはもともとそうなのか身体がしわしわぶにゅぶにゅ。皮膚の下と筋肉の間になにかあったからなのか、どうなのか?。 

 

チョウチンアンコウ

 こちらはチョウチンアンコウ。深海生物ファイルで紹介した、新江ノ島水族館が所有しているものと違って色がまだ残ってますね。標本になってまだ間がないからなんでしょう。身体の大きさは小さいですが、きれいな標本です。

 

タウマイクティス

 一体全体、どこがチョウチンアンコウの親戚なのだ!??、と思うような不可思議な姿をしたチョウチンアンコウの一種。標本が日本で展示されるのは始めてじゃないでしょうか?。ちなみに北村が以前書いた深海生物図鑑ではこの魚をサウマイクティスと表記しています。第1会場と第2会場との間にある廊下で展示されてます。ここには他にもいろいろな種類のチョウチンアンコウたちが展示されていて、ラシオグナツスとかネオセラチアスといった超レア種のチョウチンアンコウもいます。よもやこれほどのものを生の標本で見れるとは思いませんでした。

 他、今回の展示では無脊椎動物の標本や化学合成生物群集の標本の展示が非常に充実しています。北村自身はミツトゲチヒロエビやセンスガイにかぶりつき。あと、あろうことかリュウグウダカラの標本にも眼を奪われてしまいました。なんというか、あのリュウグウダカラはなんかいい感じ・・・。単なる素人の感想なんですけど、あのリュウグウダカラなら欲しいなあ〜〜〜と正直思いました ^^;)

 深海生物展にいきたい方は、JR 千葉駅、東口のほぼ正面(大型テレビ画面の前)にある京成バス 7番乗り場から大学病院行きに乗って下さい。下車するバス停は”中央博物館”で、千葉駅からの所用時間はだいたい20分で210円。バス停の周囲には特になにもありません(ちいさな白いアパートあり)。

 バスの進行方向にある近くの横断歩道を渡って左折、そのまま歩いて交差点をこえると深海生物展を知らせる大型ポスターがはられた博物館の板塀が見えます。板塀にそってそのまま歩くとおよそ200メートル先、右で博物館の入り口につきます。入場料は大人500円なり。

 さて、以上の画像の使用は千葉県立中央博物館の宮さんに許可をもらいました。

 以下はこの展示会のチラシ(リュウグウノツカイなど、生物単体は北村が描きました。)

 

 2002年に行われた企画展の内容はこちら→  

 

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