恐竜学講座:7〜8月期案内

ティラノサウルスはコエルロサウリアである

 

 

アロサウルスと比較することで、

ティラノサウルスとヴェロキラプトルが

共通して持つ特徴を示す

 以上の画像は写真の部分を抜かすと白黒を反転してあります。受講者の皆さんに渡した小冊子では白地にペンと鉛筆でした。ただ、白地に黒では良く分からないので反転した次第(とはいえ・・・あまり変わりないかな??)。

 7〜8月に話した内容は主にティラノサウルスやヴェロキラプトルは鳥にかなり血縁が近い動物であるということでした。以上の画像で取り上げた特徴

 1:クアドレートとクアドレートジャーガルの間の穴が大きい(アロサウルスでは小さい)

 2:イスキウムの突起が三角(アロサウルスでは台形)

 3:アストラガリの上に伸びる突起が高い三角、前方に溝がある(アロサウルスでは目立たない)

はティラノサウルスとヴェロキラプトルが鳥に近いことを示すものです。分岐学(最節約法)によって考えると次ぎのような分岐図が描けます。

________________アロサウルス

       |________ティラノサウルス

         |______ヴェロキラプトル

 

 この分岐図は、

 :生物の特徴は遺伝によって子孫に受け継がれる

 :同じ祖先からうまれた子孫は同じ特徴を同じ祖先から受け継ぐ

 :同じ特徴をもっている生き物は同じ祖先からうまれた(可能性がある)

 :アロサウルスとくらべるとティラノサウルスとヴェロキラプトルは1、2、3という共通の特徴を持つ

 :ゆえにティラノサウルスとヴェロキラプトルは同じ祖先からうまれた(であろう)

という根拠に基づいて作られています。

ここでは省略しますが、講座ではアロサウルスとティラノサウルスが持っていない特徴を、ヴェロキラプトルと始祖鳥が幾つも持つことを話しました。すると先の分岐図は次ぎのような形にバージョンアップできます。

________________アロサウルス

       |________ティラノサウルス

         |______ヴェロキラプトル

           |____始祖鳥

  

ここからティラノサウルスが鳥に近縁な動物であることや、小さな祖先から大きな動物に進化したこと、羽毛をもっていたであろうことなどを話しました。また、

 始祖鳥とヴェロキラプトルでは具体的にどこが共通するのか?

 ティラノサウルスの持っている特徴は具体的にどういうものか?

 シノルニソサウルスはなぜヴェロキラプトルの仲間であると分かるのか?

 アロサウルスとティラノサウルスの具体的な違いはどこか?

それも講議しました。ただ、版権などの都合があるのでここではこれ以上、解説しません^^)

詳細は講座かあるいは「恐竜と遊ぼう」で確認してください。 

 

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