セルペンス
Serpens
へび座
2014年4月9日 00:30 東の空から昇り始めたへび座とへびつかい座
ここで示したのはへび座の頭部(Serpens Caput)
なお、画面中央に示したへび座5番星の近くには明るい球状星団M5があります
Serpens セルペンス
英語のサーペントと言った方が通じるかもしれません。ようするにへびの星座です。本来はへびつかい座、へびを握った人物とへびより成り立っていた星座でしたが、紀元2世紀、ローマ帝国の支配下にあるエジプトの天文学者、プトレマイオスによって分離されました。へびつかい座はへびを左右東西に伸ばすように持っていたので、へびつかいから分離されたへび座は、頭と尻尾が分離する形で区分されています。西にある頭の部分をセルペンス・カプト:Serpens Caput (ラテン語でへびの頭の意味)、東にある尻尾の部分をセルペンス・カウダ:Serpens Cauda (ラテン語でへびの尻尾の意味)と呼びます。
暗い星が多く、空が明るい場所ではほとんど見えません。
主な星は以下の通り
Cor Serpentis コルセルペンティス α(アルファ)星 2.8等 ラテン語でへびの心臓
参考:「星の事典」鈴木駿太郎 恒星社
以下は文字が入っていない画像です