NGC6652
M69の近隣にある暗い球状星団
2017年5月29日 M69とM70 そしてNGC6652
小さな円は25倍の視野を示し、上段左はコース・アウストラリスの周辺を示したもの
下段の連なった円はコース・アウストラリスからM69、NGC6652、そしてM70までの道のりを示します
いて座の弓を作る南の星コース・アウストラリス(Kaus Australis)、そこから2.4度ほど東にある球状星団がM69と、そしてここで取り上げる球状星団NGC6652。二つの球状星団はコース・アウストラリスからほぼ等距離にありますが、M69が相対的に北側、画面でいうと下、NGC6652が南側、画面で言うと上側となります。スケッチの星には相対光度を示すカタカナが振られていますが、オ/タを割り当てられた星のすぐ近くにNGC6652があります。
NGC6652は自分が持っているような125mmの小口径にとっては暗くて小さな球状星団で、25倍では見ることができません。
上段右の大きな円は50倍の視野で、NGC6652とその周辺を描いたもの。 暗くかすかな、丸い姿を見ることができます。
以上のスケッチで描いた球状星団の光度の順番はM69 > M70 > NGC6652