月
Moon
月齢22
2013年、8月29日4:00〜5:00にかけてスケッチした月
29日正午の月齢は22.2
スケッチの時点における月齢は21.8~21.9
ほとんど月齢22に近いせいもあってか、2014年5月22日にスケッチした月齢22.5~6の月と欠け具合はほとんど同じです。
メモによると当日の月はおうし座のα星アルデバランから角度にして2〜3度の位置にありました。北半球ではクレーター・プラトー(Plato)ことプラトンが夕暮れを迎えました。南半球ではプトレマイオス(Ptlemaeous)、レギオモンタヌス(Regiomontanus)、デスランドレス(Deslandres)などが日没を迎えています。
2017年12月11日 南極のニュートン 望遠鏡で見た状態で方位は下が北
11日の正午月齢は22・6、スケッチ時は22・3
月の南極にあるニュートン。それをスケッチしたもので、方位は上が南。つまり望遠鏡で見た状態のままなので、実際の月とは上下逆さまになっています。手前にある大きなクレーターはモレトス、その奥のちょっとゆがんだ形のクレーターがニュートン。
ニュートンとモレトスの間にある小さなクレーターはどうやらニュートンC。奥にはニュートンAとニュートンBが並びます。ニュートンCは前日12月10日の朝、月齢21では見れませんでした。かなり浅いクレーターなのかもしれません。
ニュートンは南極にあるために観察しにくいクレーターで、秤動が良い時以外はよく分かりません。スケッチでは日没を迎えたところです。モレトスからさらに南、まだ日が高い場所には大クレーター、クラヴィウスがあります。
またニュートンは深いことでも知られています。手持ちの資料だと直径72・5キロ、深さは5540メートルとあります。5000メートル級の深さのクレーターはあまり多くありません。