M51(NGC5194)
Whirlpool Galaxy
りょうけん座の渦状銀河 メシエ51
2015年5月22日 22:00 三浦半島で見たM51
左の連なった円は25倍の視野を示し、右の大きな円は50倍の視野を示します。 25倍の視野の明るい星には光度順にラ行を当て、右の50倍の視野の星には明るい順にア行を割り当てています。星の相対的な光度はラ行で一番暗いロの星でも、アよりも明るい、です。
ラ行のうち、ラを割り当てられているのが、おおぐま座のη(イータ)星アルカイド(Alkaid)。
リを割り当てられているのが、りょうけん座24番星(24 Canum Venaticorum)。
りょうけん座24番星がちょうど、おおぐま座とりょうけん座の境目。M51はりょうけん座の渦状銀河ですが、見ての通り、おおぐま座のアルカイドから辿った方が近く、分かりやすい星雲です。
M51の光度は8.4等。自分が持っている口径125ミリの望遠鏡でも、空が暗い場所ならはっきり見ることができます。明るい中心部の回りをぼんやりと光のしみが取り巻き、まるで彗星のように見えます。それが二つ連なる様子は、淡くはかないけども、なかなか見事だと言えるでしょう。