M22 (NGC6656)
いて座の大きな球状星団 メシエ22
2017年6月5日 M22とM28、そしてNGC6638
上の連なった円は25倍の視野を示し、各星団とコース・ボレアリスとの位置関係を示したもの
下段の円は50倍の視野を示し、各星団の様子を描いたもの。下段右がM22
いて座の弓を作る北の星、λ(ラムダ)星コース・ボレアリス(Kaus Borealis)、そこから2度ほど北東へ離れた場所にある球状星団がM22。大きく明るく、ヘルクレス座のM13と競えあえる見事な球状星団です。
下段右の円が50倍で見たM22を示しており、これでもなにやら同心円状にもぞもぞした構造らしきものがあるなと分かります。ちなみに125倍でものぞいてみましたが、星を分離することは不可能でした。使用口径は125mm。
画面は左下が西。望遠鏡の視野なので天地がひっくりかえっており、画面ではM22はコース・ボレアリスの右下にありますが、方位でいうとこちらが北東です。