IC 418

うさぎ座λ星の東にあるごく小さな惑星状星雲

 

2017年11月28日 2:30のIC418

左の連なった円は25倍の視野を示し、下の大きな円が50倍の視野

右の連なった大きな円は200倍の視野

 

うさぎ座の後ろの耳、λ(ラムダ)星から2度ほど東へいった場所にある惑星状星雲です。手持ちの資料では9.3等級ありますが、それよりも明るく感じます。周囲の星との位置関係からするとこれがIC418で間違いないのですが、小さすぎて見た目はただの恒星。本当に惑星状星雲なのか、200倍でもよく分かりません。

特に、125ミリの口径、200倍で見るとどうしても像がぼやけます。ぼやけた中心星を惑星状星雲だと思っているだけかもしれません。

ただ、同じぐらいの明るさの星はぼんやりした中に光点があるのにたいして、これにはないこと。あるいはあるにしても、点というよりも、むしろ広がった面で光っていること。ここからどうも普通の恒星ではないかなあ、、、という感じ。

IC418は距離2000光年、広さは0.1光年。ただし周辺にハローがあるそうで、それを含めると0.3光年。とはいえ、非常に小さな惑星状星雲で、出来てからせいぜい数千年しかたっていないと考えられています。

 

 

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