Ceres
ケレス
公転周期:1679.67日(4.60年)
軌道長半径:平均で2.77天文単位
赤道の半径は490km 極の半径は455km 直径は平均で940km
ケレスは最大の小惑星ですが、明るさでは大きさ3番手のベスタに譲ります。これはベスタよりも地球との距離が遠いこと、表面がベスタよりも暗いことが原因です。
以下は2017年1月にうお座を移動するケレス
2017年 1月27日と31日のケレス
円は25倍の視野を示します。
画面右下にある明るい星は、うお座のα(アルファ)星アルリシャー
画面左、線でつなげられた二つの星が27日と31日のケレス
星にそれぞれ振られたアイウエオは相対的な光度を示します。
アルリシャーとめぼしい明るい恒星はア行を、ケレス周辺の暗い星はタ行とナ行を割り当てています
2016年10月に衝をむかえて3ヶ月後、2017年1月末のケレス。1月末、ケレスがあるうお座は日没の時点で南中を過ぎて西の空に傾き始めます。地球はケレスを追い抜き、距離がずいぶん開いたので光度は9等ぐらいでしょうか? 日没後であり、しかも日本海側から雪が舞い飛び、空は透明度が悪い状態。25倍ではケレスとその周辺の星がなんとか見える程度。予報と星図をもとに、丹念に見ていかないとどれがケレスだか分かりません。
以下は50倍で見たケレスとその周辺
2017年1月27日と31日のケレス
円は50倍の視野を示します
画面は上が西。ケレスは順行中で画面下へ向けて移動しています
ケレスの光度はネの星とほぼ同じ