カイアシ類(Copepodia:亜鋼)

ナガクビムシ類(Lernaeopodoidea:目)

 

寄生性の甲殻類ナガクビムシ類(Lernaeopodoida)の仲間とおぼしきもの

 ステンレス製のナイフにのっけて撮影。右側にある肌色のコイル状のものはたぶん卵の塊。体節が不明りょうであることに注目。以下はこの動物が生活していた時の状況をとどめている写真。

 

 スーパーで買ったアンコウの口を開けたら、ナガクビムシとおぼしきものが取り付いていました。白いものがそれですね。左側奥にある茶色のものはメナガグソクムシ。メナガグソクムシはダンゴムシなどを含む等脚類の仲間で、一方のナガクビムシは海の代表的なプランクトン、カイアシ類の仲間であるそうです。それにしても、他の動物の口の中で生活する心境やいかに??。

 

 ナガクビムシの仲間は寄生生活を送る甲殻類で、体節は見ての通り不明りょうです。このように、甲殻類にはさまざまな形態のものがいます。

 参考:「動物系統分類学」

 

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