Ichthyostega

イクチオステガ

 国立科学博物館の旧館に展示されていたイクチオステガの頭骨標本のスケッチ。科博の許可を得て掲載。国立科学博物館の旧館は2006年現在、工事中のためにこの標本は見ることができません。

 デボン紀の終わり頃、およそ3億6200万年前にすんでいた生き物で体長は1メートルぐらいです。グリーンランドから見つかりました。昔の本では最初に陸上に上がった脊椎動物として紹介されていますが、実際にはほとんど水中で生活する動物で、陸に上がるにしてもアザラシのような感じだったと考えられています(例えばジェニファ・クラックの「手足を持った魚たち」講談社現代新書を参考にしてください)。

 身体の骨格はかなり特殊な構造をしていました。

 以上の頭骨の詳しい解説(?)は近日アップの予定。

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