Hepaticae
ヘパティカエ
タイ類／苔類
あるいは
Marchantiophyta：マルカンティオフィタ
（直訳するとゼニゴケ植物類）
ゼニゴケ（Marchantia polymorpha）とその胞子体（sporophyte：スポロフィテ）
撮影は２０１２年、１２月２日、神奈川県
タイ類とは？：
ゼニゴケとその仲間のことです。種類は多くありませんが、身近で普通に見る事が出来ます。日本語でタイ類のタイとは苔を訓読みしたもの。基本的に湿った場所に生える植物で、また、真の気孔と呼べるものを持っていません。気孔を持つことを共有派生形質とすれば、タイ類以外の陸上植物はひとつの系統群、ストマトフィタ：Stomatophyta としてまとまり、一方、気孔を持たないタイ類は現生の陸上植物としては一番原始的な系統ということになります。
代表種ゼニゴケの属名はマルカンティア（Marchantia）、Marchantiophytaをまま直訳すればゼニゴケ植物類ということになるでしょう。
タイ類の共有派生形質：
：油体（ゆたい：oil body：オイルボディー）を持つこと
身近で見れる主なタイ類：
ジャゴケ
ヒメジャゴケ
ハタケゴケ
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