Spinosaurus

スピノサウルス

全長15メートル?

9000万年前前後の北アフリカに分布

スピノサウルスが捕まえようとしているのは2メートル級のシーラカンス

 

 スピノサウルスが他の獣脚類と違ってる点として、歯の形が円錐形であることが上げられます。普通、獣脚類の多くは肉食動物です。獣脚類は肉食恐竜とほとんど同じものですね。獣脚類の歯は断面が薄いレンズ型で、肉を切断するナイフのような形になっています。

 

参考としてカルカロドントサウルス(?)の歯の画像↓

 普通の獣脚類はこういう歯です。さらに歯にはセレーションと呼ばれるギザギザがあります。ですが、スピノサウルスの歯は円錐型で、断面は丸く、セレーションもないそうです。

 参考:

 The Dinosauria 

 Sereno 1998. Science. Vol.282. pp1298~1302

 

 スピノサウルスの歯は上のような肉食恐竜のものよりも、むしろワニの歯によく似ています。そういうわけで、普通、スピノサウルスは魚を食べる恐竜であると考えられています。

 さて、スピノサウルスの歯はよく売りに出されます。モロッコから大量に採掘されてでてくるらしいのですが、下はその写真。円錐形であることが分かりますね。

 

スピノサウルス(?)の歯

*セレーション(Serration)があることに注意

 ところが上のスピノサウルスの歯と言われる化石、実は小さなセレーションがあることが分かります。スピノサウルスだと言われている歯の多くのものにはセレーションがありません。ただ、時々、小さなセレーションがあるものもあります。

 これがどういうことなのか?、それは北村にはよく分かりません。セレーションを持つものがいたのかもしれませんし、生えたばかりの歯にはセレーションがあって使うとすり減ってなくなるのかもしれません。あるいはスピノサウルスに似た歯をした別の動物のものかもしれません。

 北村、モロッコの現場にいったわけではありませんし、いったところでおいそれと、その理由が分かるものでもないでしょう。まあ、スピノサウルスの歯のイメージを掴む参考にしてください。

 

 

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