骨董が好き
酒を愉しむ 《若葉


「目に青葉、山不如帰、初鰹」
またお酒の美味しい季節がやってきました。




この季節のためのセッティングをご披露。

主役はなんと、急須である。
急須ではあるが、出合った瞬間これを銚子にしたいと思った。

中を見ると注ぎ口の付け根には、小穴を開けた帽子がついているから間違いなく急須である。だだし大きい、容量的には土瓶クラス。形は角型で急須としては珍しい。やはり銚子のイメージを取り入れたものだろう。

骨董ではないが、クラシカルで和風で華やかではあるが落ち着いた雰囲気、これはもうまぎれもなく私好みの作である。

杯は織部釉の盃。
目に眩しい若葉の色、寿の文字が嬉しい。

お通しには、ウェッジウッドのミニトレイ。これがハヤカ流、「楽しければ良い」。

酒の肴は「鰹の塩辛」、これで決まり。
2005/5/20

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