藍柿 雲鶴松樹文長皿
盛期: 径20.0cm  高3.2cm


松の上の雲間を飛翔する鶴を描いた縁起の良い最上手の柿右衛門窯の作品です。
松樹の描かれた見込みの余白が絶妙で、松の枝を吹き抜ける風を感じさせる実に涼しげなお皿です。
良質の呉須での薄墨で描かれた全体の雰囲気も秀逸であります。
裏を見ると素地、成型、裏の文様、銘、全て完璧で、キリリとした端正な佇まいに感激しております。
今月は親バカ全開であります。

2018.7.1
 
 




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