染付  桃花青龍刀文輪花大皿
中期末: 径46.5cm  高6.3cm


18世紀後半の「清朝様式」の大皿です。

縁周りの最外縁部には青海波、その内側は清朝風文様を回し、
見込みは大樹の桃花と龍を絵描いた青龍刀。
手抜きのないていねいな絵付けに職人さんの心意気を感じます。
総体に大変力強く迫力ある作品になっております。

「桃の節句」と「端午の節句」両方使えるんじゃないの、な〜んて思ってます。

裏は兜形でやや深めの成型となり、手をかけた唐草をまわしております。
銘は「太明成化年製」

2018.3.1
 




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