染付 柴垣果実文七寸皿
盛期: 径21.3cm  高3..1cm


この皿は柿右衛門様式と言えるでしょうが、裏の唐草からすると藍九谷からの過渡期と思われます。
柴垣越に太湖石と果樹を描いております。
果実文としましたが、何の実か、はたまた花なのか判断に苦しみます。
割れ目が入っているので桃のつもりかな。
まあ、いずれにしても濃(ダミ)の濃淡を駆使した面白い作品であります。
裏は藍九谷に見られる唐草を回し、銘はない。

2018.2.1
 




バックナンバー