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このお皿は盛期の「龍」が欲しくて手に入れたものですが、色々見所のあるお皿です。 龍については拘りの主眼ですから、勿論、盛期の顔でなくてはなりません。 胴体部は紫雲を纏う神聖さを丁寧に手をかけて表現しております。 多分に親バカが入ってますが大変気に入っております。 縁周りは型紙刷りで線描きの紗綾形を描いた後,薄墨を施しております。 白抜きの紗綾形とは違った趣があります。 器型は薄作りの兜形で縁には口紅が回っております。 裏は花唐草の文様が三ヵ所置かれておりますが、これも縁取り線に濃を施した丁寧なものです。 裏銘は「太明成化年製」 2016.7.1 | |||||
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