染付 古印判紗綾形縁団龍文皿
盛期 :径17.0cm 高2.3cm


このお皿は盛期の「龍」が欲しくて手に入れたものですが、色々見所のあるお皿です。

龍については拘りの主眼ですから、勿論、盛期の顔でなくてはなりません。
胴体部は紫雲を纏う神聖さを丁寧に手をかけて表現しております。
多分に親バカが入ってますが大変気に入っております。

縁周りは型紙刷りで線描きの紗綾形を描いた後,薄墨を施しております。
白抜きの紗綾形とは違った趣があります。

器型は薄作りの兜形で縁には口紅が回っております。

裏は花唐草の文様が三ヵ所置かれておりますが、これも縁取り線に濃を施した丁寧なものです。

裏銘は「太明成化年製」


2016.7.1
 
 




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