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この辺でもあちこちで桜の開花が話題になってまいりました。 新年度のスタート、新米ジイバアも入園だ〜、入学だ〜が他人事ではなくなってきました。 本格的な春を迎えて、当苑も久々に本格的古伊万里を展示します。 貧庫ゆえ頑張った(私が)作品は たま〜にしか出て来ませんです・・アハハ このお皿は呉須の美しさに魅了されて手に入れました。 藍九谷の盆栽文はしばしば目にしますが、これだけど〜んと描かれたものは見かけません。 盆栽の花の表現、薄濃を巧みに駆使して見事な立体感を現しております。 独特な唐草を廻した縁周りは捻子縁にしてあり口錆が施されます。 店主によるとこの捻子縁皿は承応の最上手のものと違い、少し肉厚で捻りも少ない 寛文〜延宝期の作品ということです。 裏は無銘で巻線のみであります。 2016.4.1 | ||||
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