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雲間に扇散し、洒落たお皿ですね〜。 上手のお皿ではありませんが濃淡のダミを使い分けて美しく纏め上げております。 お皿の形態から見ると10枚20枚セットの数皿として作られたものであると思われます。 藍柿の扇散しのお皿のような精緻なお上品なものではありませんが、 時代が下がって数皿の量産に対応して簡素化されたのでしょうが 「粋」なお皿として見事な存在感を現しております。 お気に入りの一枚です。 見込部が厚く手取りの重い作り、単線のラフな唐草から後期の作と言うことが分かります。 銘は「太明成化年製」 2014.6.1 | |||||
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