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いびきと疲れ
皆さん、お元気ですか?
十分な睡眠は得られていますか?
寝たら疲れは取れますか?
いびきなど掻いていないですか?
睡眠時間は十分に確保しているのに疲れが取れない人は、お風呂に浸からずシャワーだけの人だったり、疲れが溜まりすぎていたり、ベッドや枕が合わない人だったりと色々おられますが、中にはいびきを掻く人もおります。
いびきを掻くとなぜ疲れが取れないのでしょうか。
いびきの原因は、睡眠中に気道を塞がれることにあります。
気道を塞がれる原因は、鼻づまりや飲酒や疲れや風邪などの一時的なものと、肥満による首回りの脂肪の沈着・扁桃腺肥大・アデノイドなどの持続的なものが挙げられます。
僕は普段いびきは掻かないですが、お酒を飲んだ後はガーガー言ってるみたいですね。
いびきを掻く人を観察していると、「ガーーー、ガーーー、ガッ・・・・・・・・・、ッッガーーーーーーーーーー、ガーーー・・・」となっています。
この「ガッ・・・・・・」の沈黙部分がいわゆる「睡眠時無呼吸症候群」というやつです。
気道を塞がれて呼吸が出来ない状態です。
長い人では無呼吸が30秒ぐらい続いていることもあります。
無呼吸の状態では酸素が体に入ってこないので、寝ていても体の疲れが取れません。
また、寝ている間とはいえ、呼吸を止める行為はものすごいストレスを感じる行為で、気持ちの安らぎも奪われてしまいます。
起きている状態で30秒ほど呼吸を止めていただくと、このストレス度が良く感じられると思います。
(睡眠時無呼吸症候群の無呼吸は、息を吐ききった後の吸い込む直前の無呼吸なので、ストレス度合いも高めです)
これが一晩の睡眠中に何回も何十回も起こるのですから体に良い訳はありませんね。
今は「いびき外来」とか「無呼吸症外来」とかの病院もあったりします。
そこで診察を受けるとCPAP(シーパップ)と言う機械をレンタルさせてくれます。
この機械は寝るときに顔に(鼻と口に)はめて使います。
機械から圧力をかけて空気を出し、睡眠中に気道がふさがるのを空気の圧力で抑えて、睡眠中の呼吸を確保してくれます。
睡眠の質が高まるので疲れが取れたり、日中に急に睡魔に襲われたりしなくなります。
で、いつまで付けるのか?
当面、死ぬまでです。
ご存じない方も多いですが、東洋医学の鍼灸マッサージにはいびきを治す手技があります。
全てのいびき患者を治せるわけではないですが、治癒率は高めです。
主に針治療とマッサージを駆使して治します。
肥満が原因のいびきは治すのは難しいですが(まずは少し痩せてから・・・)、中肉程度に痩せていて酒も飲んでないし風邪も引いてないのに毎晩ガーガーいびきを掻いているような人なら治すことができます。
骨格とかはあまり問題ではありません。
他の施術と合わせて出来ますので、一言相談していただければ、対応させていただきます。
小浜治療院でははり治療とマッサージでいびき、睡眠時無呼吸症候群に対する施術を行っております。
皆様の助けになれれば幸いです。