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韓国ドラマ「バリでの出来事」

2006


★注意。ネタバレ。









◆ バリでの出来事 20(最終)話








やっとタイトルの意味がわかった。

2話で舞台がソウルに移ってから全然バリが出てこなかったので、
大げさなタイトルだと思ってたんだけど、こういう伏線だったのか・・・

しかし最終話でガラリと印象が変わるドラマですね〜
実は今回の視聴でも17話くらいで挫折しそうになったんだけど、
みなさんの感想に「ここから盛り上がる」という言葉があったので見続けていました。
見ててよかった。
今なら、最初から見直したくなるという気持ちもわかりますよ。
ラストを見てハマるドラマですね。

そのラストについては、あれしかなかったのかな〜と思います。
ジェミンがやらなくてもジェミンパパ(の手下)がやったんじゃないかと思って。
そう考えると、ジェミンの手で逝ったことが唯一の救いかもしれないと。

スジョンの気持ちは最後まで読みきれませんでした。
というか、スジョンも自分の気持ちに気付いてなかったってことなんでしょうね。
バリへ行って、やっと自分が誰を求めているかわかった。
でもね、もしスジョンがジェミンを選んでも、
その時は心でイヌクのことを思っていそうな気がしてしまうんだけど・・・

あのままスジョンがジェミンのところへ戻ってもハッピーエンドになったかどうか、
やっぱり何か満たされないものを感じてしまうんじゃないのかな〜
それがスジョンの魅力、というか引力なのでは・・・?

イヌクはやっぱり大きなことをたくらんでいたのね。
根性悪そうに見えた兄専務も、やはり根は坊ちゃんだったということか。
イヌクは詐欺とか横領で追われたりしないのかな?
ジェミン父が見逃すとは思えないけど。
そういえば兄貴は倒れてたけど、父は健在?

結局はあの父がすべての元凶なんじゃないの?
もう少し、本当のジェミンの姿をちゃんと見てあげればよかったのに。
それに手段も乱暴。
スジョンにお金を渡して遠くに行かせるとか、
弱みを握って脅すというならわかるけど、いきなり拉致って
どういう世界で生きてきたんだか、信じられない家よね。

そういう父の元にいるにしてはジェミンは危機感がない。
スジョンに「迎えに行くから待ってろ」じゃなくて、
「すぐ店を出ろ。人の多い所にいろ」と言わないと。
イヌクが遅れてたら、そこで終わってるよ。

あ、でも、兄貴がイヌクについて「再起不能にして欲しいんだろ?」と言って去った後、片頬で笑うジェミンはこわかった。
ああいう表情はそれまでなかったから。

そして一番ドキッとしたのは、二人が語っているベッドからカメラが引いて
ジェミンの手が見えるところ。あれはホラー的手法の怖さだった。
でも、あの二人の目線なら入ってきたジェミンに気がつくと思うけど・・・??

そして最後に思うのはやっぱりミヒの言葉が正解だったということ。
18話でイヌクのプロポーズを断ったとスジョンに言ったこと。
正確な言葉は忘れたけど、今度のことを知らない人と結婚した方がいいってね。

ヨンジュ、大丈夫かな〜


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