カヤの腐葉土の切り返し
- 4月まで月に1度日陰で切り返しますが、そのままでも問題ありません。(乾いたら水をかけ軽く押さえておきます。)
籾殻堆肥作り
- 籾殻60gに黒糖酢1000倍液とえひめAI 400倍液10gに展着剤を少々入れた舟の中で十分に湿らせます。一方、米糠20gに三温糖200g、マルトの発酵剤200ccを入れ、夕方、日陰で混ぜた上ペットボトルの湯たんぽを入れて両方とも1晩寝かせます。翌日の夕方、両者を混ぜ、以降、醗酵して来るまでペットボトルの湯たんぽを入れ新聞紙、ぼろきれとゴザを掛け仕込みます。その後、1日置きに、日陰で切り返します。10日間程で熱が出なくなったら出来上がりです。
乾燥肥料の仕込み
- 2月から3月にかけて油粕20Kg、漁粉20Kg、米糠24g(事前にマルトの発酵剤300ccと三温糖300gを入れ、ペットボトルの湯たんぽを抱かせて1日寝かせて置きます。)、にえひめAI
400倍液18gに展着剤かマルトのサチュライドを少々入れ、これを日陰で含ませ(握った団子がすぐ崩れる程度)新聞紙を敷いた脱衣かごかダンボールまたは木製の舟に入れ、10cm間隔で直径2〜3cmの穴を明けて、醗酵して来るまでペットボトルか菓子箱の湯たんぽを入れて加温し新聞紙、ぼろきれやカーペットを掛け仕込みます。
乾燥肥料の切り返し
- 40度位の熱が出たら日陰で切り返し、乾いてきたら水に展着剤かマルトのサチュライドを少々入れ、これを含ませ、3回切り返したら、日陰で乾燥します。
- 乾燥したら、5mmの篩いに掛け、オルトランかアドマイヤーを多めに混ぜて発砲スチロールの箱や合成樹脂のバケツに入れテープで密閉して保管します。
小粒赤玉土の土麹作り
- 赤玉小粒60gに薫炭を3g加え、マルトの黒糖酢1000倍液10gに展着剤を少々入れ、これを日陰で含ませ、米糠12gに、120ccのマルトの醗酵剤と三温糖160gを夕方、日陰で混ぜた上ペットボトルの湯たんぽを入れて、両方とも毛布を掛けて、1日寝かせます。翌日の夕方、両者を良く混ぜ醗酵して来るまで菓子箱の湯たんぽを入れ新聞紙、ぼろきれやカーペットを掛け仕込みます。その後、1日置きに、日陰で切り返します。
- 10日間程で熱が出なくなったら出来上がりです。
古土の土麹作り
- 古土50g(ごろ土をフルイで除いておきます。)と赤玉土中粒10g(乾燥している場合は水5gにマルトのサチュライドとサンソを少々入れ湿らせておきます。)に薫炭を3g加え、これを夕方、良く混ぜ、同時に、米糠6g(2.4Kg)に、60ccのマルトの醗酵剤と三温糖70gを夕方、日陰で混ぜた上ペットボトルの湯たんぽを入れて、両方とも毛布を掛けて、1日寝かせます。翌日の夕方、両者を良く混ぜ醗酵して来るまで菓子箱の湯たんぽを入れ新聞紙、ぼろきれやカーペットを掛け仕込み、1日置きに、日陰で切り返します。10日程で熱が出なくなったら出来上がりです。
- 古土はあらかじめ水を含ませ、黒いビニール袋に入れ、太陽熱蒸し込み方で殺菌しておきます。
懸崖用苗への追肥
盆養用の冬至芽の管理
- 盆養用の冬至芽が沢山出ている場合は、親株の根元近くの芽を取り除き、9号鉢当たり5本に間引きます。
- 親株の枯れ葉を取り、冬至芽の下葉も取って風通しを良くします。
盆養用の冬至芽の摘心
- 短幹種の挿し芽の40日前に冬至芽を摘心し、親株用の挿し穂にします。
置き場所
- 置き場所は北風や西日が当たらない場所にします。
- ビニールハウスやサンルームに置くのが理想ですが、できれば両端を開けたビニールトンネルやトマトの雨避けに入れます。
- 鉢の台座は、石やコンクリートを避け、木の棚の上に置きます。
- 3月まで、夜間は霜が当たらない場所に移し、昼間は十分に日に当てます。
水やり
- 鉢の表面が乾いて2〜3日経ったら昼頃、8、9号鉢に900cc、7号鉢に700ccの割合で、柄杓を使って水やりをしますが、乾き具合を見て鉢毎に調整しています。水は汲み置きとし、(水道水の場合は一晩置きカルキを抜きます。PH6.5より水のアルカリ度が高い場合は木酢液を入れ、酸性度が高い場合は石灰を入れます。)それにマルトのサチュライドまたは展着剤(ダイン)とサンソを少々入れます。なお、容器の底には木炭と根腐れ防止剤(ゼオライト)を入れます。
肥料やり
- 大菊液肥KINGの1000倍液とえひめAI 400倍液を週1回潅水しています。
- 鉄力アクア500倍液と硫酸化マグネシューム500倍液、大菊液肥KINGの1000倍液とえひめAI 400倍液を月初めに1回葉面散布しています。
- 冬至芽が伸びてきたら、クンタンを大さじ一杯入れています。
消毒
- 殺虫剤(スミチオン、ランネート、オルトラン、テルスター)と殺菌剤(ベンレート、ダイセン、ダイファー)を月に2回交互に散布します。殺ダニ剤(ダニサラバ、ダニ太郎、ピラニカ、コロマイト,、カネマイト、コテツまたはバロック)は15日置きに散布しています。ただし、挿し芽前の直前の挿し穂の消毒は控えます。
- 薬害を防ぐため夕方散布します。
- 1000倍液は、1リットルの水に薬が液体の場合は、1ccを粉末の場合は1gを入れます。
- 水が100ccの場合は、薬が液体の場合は1滴、粉末の場合は耳かき2杯です。
ハウスの管理
- ハウスの温度が30度を超えたら、表と裏の戸を開け、夜間は閉めます。
- ハウスのビニールが切れたらビニールハウス補修用テープで補修します。破れがひどくなったら張り替えます。
- 草が目立ってきたら、こまめに取ります。
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