
落ち葉の乾燥と篩いかけ
- 去年集めて来た落ち葉をそのまま日向で乾燥させ、手でちぎって細かくしたものを3cm目の篩いにかけて土嚢袋かガラ袋に入れて保管します。
懸崖用の苗と大菊の秋苗と中菊の冬至目苗への追肥
- 月初めに乾燥肥料を苗1本当たり小さじ1杯追肥します。
懸崖用苗の根元の芽の切り取り
- 懸崖用の苗の根元の芽が伸びてきたら、芽を根元から切り取ります。
アルミ支柱の手入れ
- アルミや鋼鉄製の菊の支柱の水を抜き、油(KURE)を差して手入れをします。
株元の冬至芽切り
- 親株の株元の冬至芽は親株の病気が感染している場合がありますので、親株の冬至芽が鉢縁から出てきたら、株元の冬至芽は切り取ります。
親株の冬至芽の選定
- 親株の冬至芽は、育ちのいいものを9号鉢当たり5本位残して、切り取ります。
冬至芽の出た秋苗の親株の切り取り
- 冬至芽が出てきた秋苗の親株は丈夫な冬至芽にするため根元から切り取ります。
小粒赤玉土の土麹作り
- 赤玉小粒60㍑に薫炭を3㍑加え、マルトの黒糖酢1000倍液10㍑に展着剤を少々入れ、これを日陰で含ませ、米糠12㍑に、120ccのマルトの醗酵剤と三温糖160gを夕方、日陰で混ぜた上ペットボトルの湯たんぽを入れて、両方とも毛布を掛けて、1日寝かせます。翌日の夕方、両者を良く混ぜ醗酵して来るまで菓子箱の湯たんぽを入れ新聞紙、ぼろきれとゴザを掛け仕込みます。その後、1日置きに、日陰で切り返します。
- 10日間程で熱が出なくなったら出来上がりです。
籾殻堆肥作り
- 籾殻60㍑に黒糖酢1000倍液とえひめAI 400倍液10㍑に展着剤を少々入れた籾殻袋中で十分に湿らせます。一方、米糠20㍑に三温糖200g、マルトの発酵剤200ccを夕方、日陰で混ぜた上ペットボトルの湯たんぽを入れて両方とも1晩寝かせます。翌日の夕方以降、醗酵して来るまでペットボトルの湯たんぽを入れ新聞紙、ぼろきれとゴザを掛け仕込みます。その後、1日置きに、日陰で切り返します。10日間程で熱が出なくなったら出来上がりです。
置き場所
- 置き場所は北風や西日が当たらない場所にします。
- ビニールハウスやサンルームに置くのが理想ですが、できれば両端を開けたビニールトンネルやトマトの雨避けに入れます。
- 鉢の台座は、石やコンクリートを避け、木の棚の上に置きます。
水やり
- 晴れた日が3日目位になり鉢の表面が乾いたら、更に2~3日待って、昼頃、8、9号鉢に700cc、7号鉢に500ccの割合で、柄杓を使って水やりをしますが、乾き具合を見て鉢毎に調整しています。水は汲み置きとし、(水道水の場合は一晩置きカルキを抜きます。PH6.5より水のアルカリ度が高い場合は木酢液を入れ、酸性度が高い場合は石灰を入れます。)それにマルトのサチュライドまたは展着剤(ダイン)とサンソを少々入れます。なお、容器の底には木炭と根腐れ防止剤(ゼオライト)を入れます。
肥料やり
- 大菊液肥KING1000倍液とえひめAI400倍液を週に1回与えています。
- マグネシウムと鉄力アクア1000倍液を月に1回とえひめAI 400倍液と木酢液1000倍液を週に一回葉面散布しています。
消毒
- 殺虫剤(スミチオン、ランネート、オルトラン、テルスター)と殺菌剤(ベンレート、ダイファー、ダイセン)を月に2回交互に散布します。殺ダニ剤(ダニサラバ、ピラニカ、コロマイト、バロック、カネマイト、コテツかダニ太郎)を15日置きに連続させないように散布しています。
- サプロール1000倍液を冬至芽、ポット、鉢、棚およびハウスの地面に一度散布します。
- 薬害を防ぐため夕方散布します。
- 1000倍液は、1リットルの水に薬が液体の場合は、1ccを粉末の場合は1gを入れます。
- 水が100ccの場合は、薬が液体の場合は1滴、粉末の場合は耳かき1杯です。
ハウスの管理
- ハウスの温度が30度を超えたら、表と裏の戸を開け、夜間は閉めます。
- ハウスのビニールが切れたらビニールハウス補修用テープで補修します。破れがひどくなったら張り替えます。
- 草が目立ってきたら、こまめに取ります。
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