夏野菜の種蒔き
枝豆、カボチャ、レイシ、ゴーヤ、冬瓜、ピーナッツとインゲンはハウスでポット蒔きにします。サトイモ、地這キュウリは30cm間隔、ゴボウ、トウモロコシ、夏大根は20cm間隔で3月までに用意した畝に4月中旬から下旬に蒔きます。人参は2回目の種蒔きを10cm間隔で、3月下旬〜4月上旬に蒔きます。
カボチャとゴーヤはポット当たり1粒、レイシとピーナッツとインゲンはポット当たり2〜4粒蒔きます。
ゴボウ、トウモロコシ、夏大根は1箇所に3〜4粒蒔きます。
種を蒔いた後は水を遣ります。
サツマイモは4月下旬から5月上旬に30cm間隔で挿し穂をします。
レタスと春や夏野菜の幼苗の間引き
レタスの芽が出揃ったら、ポット当たり4本に間引き、本葉が1枚出たら3本に、本葉が2枚出たら2本に、更に、本葉が3枚出たら1本にして、化成肥料を入れます。
カブは芽が出揃ったら、最初5mm間隔に間引き、その1〜2週間後に1cm間隔に、更に、1〜2週間後に2〜3cm間隔にして、化成肥料を入れます。その後は、間引きながら収穫します。
人参は芽が出揃ったら、最初1cm間隔に間引き、1〜2週間後に10〜15cm間隔にして、化成肥料を入れます。
レイシ、枝豆、ピーナッツとインゲンはポット当たり2〜3本に、ゴーヤと冬瓜は1本に間引き、ゴボウ、トウモロコシ、夏大根は芽が出揃ったら、1箇所当たり3本に間引き、その1〜2週間後に2本に、更に、1〜2週間後に1本にします。
夏野菜の苗の鉢上げ
ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、メロン、スイカ、モロヘイヤ、レイシ、ゴーヤ、カボチャやオクラの本葉が出て1本に間引いたら化成肥料を少し入れ、苗の根がポットの底から出てきたら、4号鉢に鉢上げして、ハウスで育てます。鉢上げの1週間後に化成肥料を少し入れます。
夏野菜の苗の植え付け
ナス、トマト、メロン、モロヘイヤとスイカは50cm間隔で、カボチャ、キュウリ、オクラとピーマンは30cm間隔で、レタス、レイシと枝豆は20cm間隔で3月までに用意した畝に4月中旬から下旬に植え付けます。
雨上がりで土が湿っている時を選んで植え付けますが、乾いていたら、あらかじめ、湿らせておきます。
植え付け後は、水をやります。
ナス、キュウリ、ピーマン、カボチャとスイカは虫と風除けのため、周囲をビニール(肥料袋活用)で囲んでおきます。メロンはビニールトンネルに入れて防虫ネットを掛けます。トマトは雨除けをします。
ジャガイモの芽欠き
ジャガイモの芽が10cm位に伸びてきたら、畝幅が50cmなら芽を3本残して芽欠きをし、畝幅が30cmなら、芽を2本残して芽欠きをし、葉が茂りすぎないようにします。
冬野菜の収穫
レタス、エンドウとホーレンソウは大きくなったものから収穫します。
イチゴは赤くなったものから収穫します。
ブロッコリーは脇目の蕾が大きくなったら、花が咲くまで収穫します。
水やり
種を蒔いたものや苗を植えたものや、イチゴやレタスの土が乾いたら、朝方、水やりをします。
枝豆は最初と実が付いた以降だけ水遣りして実を大きくさせる。
肥料やり(化成肥料)
暖かくなり、急に野菜が育ってきますので、空豆、エンドウ、レタス、ホーレンソウ、長ネギやブロッコリーは、育ち具合をみて、追肥をします。
苗を畑に植えたものは、1週間後に追肥をします。ただし、トマトは第1果が4〜5cmになるまで控えます。
ジャガイモを美味しくするため、花の時期に苦土石灰を入れます。
枝豆が甘くなるように硫酸マグネシューム500倍液を散布します。
トマトの尻腐防止のために実が付いたら苦土石灰を入れます。
消毒
殺虫剤(スミチオン、ランネート、オルトラン、テルスター)と殺菌剤(ベンレート、ダイセン、ダイファー)を月に2度交互に散布します。
薬害を防ぐため夕方散布します。
オルトラン粒状を空豆、エンドウ、ゴボウ、カブ、レタス等の畝に撒きますが、収穫間際は控えます。
1000倍液は、1リットルの水に薬が液体の場合は、1ccを粉末の場合は1gを入れます。
水が100ccの場合は、薬が液体の場合は1滴、粉末の場合は耳かき1杯です。
畑の管理
インゲン、レイシ、ゴーヤ、オクラ、ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、トウモロコシ、モロヘイヤや鉢植えのメロンの苗は倒れないように支柱を立てます。
レタスとイチゴのビニールを外します。
草が目立ってきたら、こまめに取ります。
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