{ロッキー山脈を背後に背負い、キャノン・シティ ゴール3km手前にせまって来た。各選手の顔ぶれを見てみましょう}
{まずは集団のトップに位置するのは…}
{ジャージアから来た『ポコロコ』}{続いて裸足の健脚『サンドマン』}{モンゴルの騎馬民族『ドット・ハーン』}
{メキシコの『ガウチョ』}{ロシアの軍人『バーバ・ヤーガ』の順}
{そして若干距離をあけて『ジャイロ・ツェペリ』}{現在ポイント総合3位の『ジョニィ・ジョースター』}
{英国の『ディエゴ・ブランドー』と並んでおります}
 3rd.STAGE決着寸前!初登場のガウチョもポンチョをくゆらせ疾走中。バーバ・ヤーガも個性的な帽子で頑張っている。こんな変な…ゴホゴホ…素晴らしい帽子はDアンG以来…かな。

‘05 12月号
 #8 湖を越えろ 


{ここで奇妙な行動に出ているのは『ディエゴ・ブランドー』ですッ!現在、2nd.STAGEまでDioは総合1位で150P獲得しています!2位は140Pで『サンドマン』}
{このサンドマンにさえ勝てれば依然総合1位の座は守れるという『ディエゴ・ブランドー』なのにッ!!}
{Dioが狙うのは総合6位・36Pの『ジャイロ・ツェペリ』だッ!ぴったりと喰らいついていますッ!}
『遺体の左目』を手に入れたDio。左目の下には羽根を広げた蝶のようにデザインされた「Dio」の文字がある。
{まるで『ジャイロ・ツェペリ』さえ打ち負かせばこのSTAGEも優勝同然!というかのように……!!そのはるか前方を走る『サンドマン』たちはまるで眼中に入っていないように見えますッ!}

 サンドマン達先頭集団から10mほど距離を開けて第二集団となっているジャイロ、ジョニィそしてDio。
「あいつ…『あの山』で……自分の『スタンド能力』の事を理解した……!!それで仕掛けてくる気かよ…今ここでこのオレたちに……」
 ジャイロ。あの山とは『遺体の両目』をめぐって闘った山のことである。その結果、右目はジャイロ、左目はDioが手に入れている。ある意味この2人には強い因縁が結ばれたということである。
「いや…ジャイロ!気球で監視されているこのゴール前!Dioがレースのルールを無視して失格になる行為を冒すわけがない。ヤツはルールに則って君を打ち負かしてこの3rd.STAGEを終えるつもりだ」
「君を追い抜く事がサンドマンを追い抜く事でありイコール優勝につながるというヤツの勝負への直感だッ!」
 因縁が結ばれたということに一番鈍かったのは当の本人のジャイロであった。
「だが覚悟しろジャイロ!Dionに今『読まれているぞ』!!」「この『距離』からでもッ!」
「ぼくらの馬の『呼吸の数』をッ!」「『脈拍』を!」「『汗の量』を!」「『歩幅の間隔』をッ!」
「さらに見つけた『恐竜の能力』は今それに使っている!」
「ぼくらのデータは今まで以上に完璧に盗まれているッ!」
 なるほど!恐竜化(姿は人のままだが)にはこんな使い方があったか。1st.STAGEでも見せたDioの競馬スタイルがさらにヴァージョン・アップするということであろう。

{さあ〜〜〜〜〜て}{ゴール直前に立ちはだかるのは周遊3900mのキャノン湖です}
{ここでこの地形の解説をいたしましょう}
{湖の『右』へ行くと水辺を周り!起伏はありませんがゴールまでの距離は2400mとけっこう長いッ!}
{『左から周る』と!ゴールまで700m短い1700mだが断崖道となっておりアップダウンは今まで以上に激しいぞッ!}
{どちらの道を選択するのか!?}
{5日間も山を越えて来た『馬たち』の筋肉へどのような化学変化を起こすのか!?それは何者にとってもいや馬たちにとってさえ未知なる経験ッ!その決断が各選手たちのかけひきとなりますッ!}
 実況者ものってきたのか立て板に水をかけるが如く言葉を口からつむぎ出している!!

「当然『右から行く』しかないなジャイロ!『左』って言うなよ」
「馬をいたわろう!ここではギリギリまで馬を休ませる事が勝利への鍵となる!」
{やはりサンドマンは左へ向かったァァー−−−ッ!おおーっとそしてなんと『ポコロコ』もそれに続くッ!崖に賭けたぞッ!}
{右に向かったのは『ドット・ハーン』。順位入れかわって『バーバ・ヤーガ』!『ガウチョ』と続くッ!}
 右と左に分かれる先頭集団。
「その通りだ。馬を休ませる…オレらはこっちを行く。『地図』を見ろよ、この湖の『地図』だ」
「水深を見ろ、深い場所でも2.2mしかない。これなら『ヴァルキリー』で渡れるぜ、横断距離も450mと超短縮だな」

バシャアアァ

 サンドマンが断崖道を選ぶようにジャイロはショートカットを選ぶ!!

ドカドカドカドカ   バシャアアァッ

 続いてDioも湖に飛び込む!!
{これは驚きですッ!『第3』のルートですッ!ジャイロ・ツェペリに続いてディエゴ・ブランドーが湖に飛び込みましたッ!}
{しかしこれは無謀ですッ!水の抵抗が馬の体にもろにかかり恐ろしい疲労を生むぞッ!}
{とはいえ天才ジョッキーDioがこのルートをあえて選択していますッ!!距離も450と短く!もしかしたら最速のコースとなるのかもしれません!}
{これはおもしろくなって来た!!ゴール前、デッドヒートの開始ですッ!}
「『いやならついてくるな』…そういうつもりか!?くそっ!ジャイロ……!!」
 苦虫を噛み潰したような顔のジョニィ。それでもジャイロを追い湖に飛び込む。
「こんな事をしてジャイロ!馬が別の馬を一頭かついで渡るようなものだぞッ!水の抵抗は普段使われていない足の筋肉を使う!」
「しかも湖底にドロなんかあったらどうする気だッ!」「その時点でぼくらの馬がつぶれる!!」
 もっともな意見を言うジョニィ。
「だからギリギリまで速度を落として渡る!オレらの愛馬の四肢に負担はかけねぇッ!他のヤツらが湖を周り込んでくるギリギリまでゆっくりと渡る!」「Dioのヤツもそうするつもりだろう!!」
 大腿部まで水につかりながら答えるジャイロ。
「このSTAGEは必ず100P獲る!」
「じゃあなきゃあ優勝が遠くなるッ!オレは勝つためにこのレースに来た!祖国が待っている!」
 決意を語るジャイロにジョニィが厳しい意見を述べる。
「湖を戻ろうジャイロ!まだ遅くない。岸まで戻って右を周って行こう!」
「君はDioには勝てないッ!言いにくいけど予言させてもらう…このSTAGEも君は優勝できない!

 ……………………。

「Dioに馬の脈を読まれているとかDioが『恐竜』の能力を身につけたとか、君の『弱点』だとか、そーゆー話ではなく…」
「でも…つまり…なんて言うか……」
「君は『1st.』でも『2nd.』STAGEでも勝てるはずだった。馬の『技術面』でも『闘争面』でも君は勝てるはずだった…」
「何が言いたいんだ?ハッキリ言えよ……!おい、ジョニィ・ジョースター。偉そうにオレに意見をたれるんならハッキリ言え!」
 この時点で2人とも足をとめている。それほど重い雰囲気が張り詰めている。
「ハッキリ言っているじゃないか!君はDioに負ける!ぼくにはわかるんだ、あのサンドマンにも勝てない…経験でわかる…」
「君は『1st.』『2nd.』で敗れたのはトラブルのせいだと思っているかもしれないが……そうじゃない!」
「その『背後』にあるものせいで敗れた」
「君は国家や親たちから教えられ受け継いだ……『技術』と『精神力』でこのレースに参加している……そして自分が死刑にしなければならない無実の少年を救わなければという…追いつめられた状況もわかる……でもそれらは全て君が誰かから『受け継いだ』事柄だ」
「君は『受け継いだ人間』だ!」
 さらに話し続けるジョニィ。
「だがそれに対してDioは違う!あいつは馬術も地位も食べ物さえも奪い取って生きて来た。Dioは生まれた時から運命までも『奪い取って』来た人間!」
「Dioは『飢えた者』!君は『受け継いだ者』!
「どっちが『良い』とか『悪い』とか言ってるんじゃあない!その差がこの大陸レースというきれい事がいっさい通用しない追いつめられた最後の一瞬に出る!」
「その差は君の勝利を奪い、君を喰いつぶすぞッ!」
 ハングリー…飢餓感…何かを求めて求めて狂おしく求める心。その心がDioに比べてジャイロには足りないのだろうか?
「ジョニィ!つまり、おめーはこう言いてえのか…オレが親のスネかじりの根性なしだと!?そー言いてえのか?」
「『飢えなきゃ』勝てない」「ただしあんなDioなんかよりずっとずっともっと気高く『飢え』なくては!」
「ぼくは岸へ戻る。悪いが『右周り』でレースを行く」
 そして右方向の岸へ行くジョニィ。
「……なんだとぉ……」

{おおっーと、ここでDioが速度を上げました!}
{ジャイロをゆさぶっているからなのか!それとも全ての走行計画が完了済みだからなのかッ!}
{上陸してトップに立とうとジワジワとジャイロを放し始めて早くも湖の1/3以上を渡り進んでいますッ!}
 Dioと愛馬シルバーブレットが湖水をかき分け進め。足を止めていたジャイロを抜き先頭に立つ。
『ジャイロ…飢えなきゃ勝てない…でもここは『少しづつ』…少しづつ『生長』すればいいじゃあないか…このステージは『2位』か『3位』を獲り……大陸レースはまだまだ長い。少しづつ『生長』して…そうすれば…レースの最後に勝つのは君のような『受け継いだ』人間なのに…』
『ぼくはそれが見たいから…君から学びたいからこの『スティール・ボール・ラン』で君について行こうと思ったのに…』
 陸に上がり心配そうにジャイロを一瞥するジョニィ。
{これはいいぞッ!ジャイロも行ったああーッ}
{Dioのさそいにジャイロ・ツェペリが乗りましたッ!加速を始めますッ!}
 再び発進するジャイロ。
「ヤロォ〜〜……ジョニィ…」
「くそ…ジョニィの野郎が妙な事を言うから……ヴァルキリーにまで伝わってよォ〜〜〜…調子が狂ったじゃあねーか!」
「ジョニィはおまえの実力を認めてねーんだぜ。おまえとオレをそこらのアホが湖を渡ると思ってやがる!だがヴァルキリー、岸に上陸したらよォー――オメエには『ワザ』がある!だから水の中ではDioの動きに惑わされねーで行くんだぜ」

「ジャイロの馬の脈拍数、現在198」「『2呼吸したら大きく息を吐き』『左へ体をぶらす』」
 ヴァルキリーが2つ呼吸をして左へぶれる。
「そして首をふる」
 ヴァルキリーがブルブルッと首をふる。
「この事はジャイロもあの馬自身もまだ気づいてないが」
 恐るべしDioの「馬の癖を読む」走法。「恐竜の能力」によりさらにパワーアップした五感により、ジョニィの言う通りさらに多くのデータを手に入れている。
「ヤツの馬はこの後『左足』から湖を上陸し…歩幅から数えて第75歩目にあの『木の枝』を踏む!」
「ゴールから約300m、もしあの『木の枝』をヤツが踏んだらそこがヤツの馬の『トップスピード』だ。脈拍数は263にまでなる」
『その時突然馬の全身を筋肉疲労が襲う。つまりオレは湖を早く渡る。リスクを冒したがあの木の枝の地点でジャイロよりこのままへ逃げ切ったなら』
『もうあいつには我が愛馬を追い抜く事は出来ないということ』
『それまでこのままオレはジャイロの前を進んでいればいい…あの『木の枝』までこのまま…』
『『前を』…』
 確かな勝算を持ったDioの行動。

{『ドット・ハーン』『ガウチョ』『バーバ・ヤーガ』が加速した!!}
{湖畔右先端を周り込んできました!!『サンドマン』も崖を越えてゴール前で突入するつもりだ}
{さああー――ッこおでDioが上陸したぁぁぁああ}
{トップはDio!Dio!ここから残り500m}{ポコロコも崖を越えてやって来たー――ッ}
「まだだ!ヴァルキリー。まだ興奮するなッ!ギリギリまで休暇をとってろ。まだ走るなッ!この湖はリゾートだ!まだここはカリブ海のビーチだと思って水につかってろ!」
{ジョニィ・ジョースターもドット・ハーンを追ってせまって行く!}
「まだだ!もう少し!もう少し!休んでろ!」
{そしてついにジャイロ・ツェペリも上陸ですッ!}

「…………………………」

 ジャイロの様子を横目で観察していたDioがポツリとつぶやく。Dioの予言が的中している。
{加速を開始したぞッ!ジャイロ・ツェペリッ!ここから猛烈なスピードを出し始めましたッ!!}
{まるでウサギに襲いかかる猟犬のようにDioを追いますッ!}
{おおー――――ッとジャイロ・ツェペリが馬から荷物を捨て始めたぁぁー――――ッ}
{馬にかかる重量を出来る限り軽くしようとしているのかッ!水で濡れた毛布を!しみ込んだ革のカバンをッ!水筒をッ!}
{鞍まで捨ててるぅぅぅううー――ッ!手綱だけ残して全て外し落としていますッ!!}
 クラッシュしたレース車が部品を削ぎ落として走るように、荷物を散り落としながら駆ける。
{上着とマントも捨てましたッ!そして腰の護身用ホルスターまでもッ!!}
 鉄球を1個だけ持ち靴や拍車、ベルト、もう1つの鉄球までも捨てる。

「あと3歩」…「2」…「1歩!」…     バキッ
 小枝を踏むヴァルキリー。
「よし」「この時点でヤツはトップスピード。そして…オレが『前』」
 Dioの予言が成就するのか!?
{しかし伸びないッ!!ジャイロ・ツェペリ}
{追い付けないッ!伸びないッ!スピードがこれ以上伸びませんヴァルキリーッ!}
{おおー――っと遅れた残り200mッ!2人とも水中の疲れが出ているッ!}
{しかし逃げ切るッ!Dioが逃げ切るッ!遅れるッ!ジャイロ疲労が出ているぞッ!}
{突然どんどん差が開いていくッ!ポコロコがここでジャイロを差したぁー――ッ}
 Dioの予言が当たる。小枝を堺にDioに届かなくなりしかも後続に追いつかれる。
{ジャイロ・ツェペリ遅れたあー――ッ!半馬身差でドット・ハーンらにもせまられているぅぅー――ッ}

ガシィイン  ギャルギャルギャルギャルギャル

 自らの胴に回転する鉄球を打ち込むジャイロッ!!
「どうだ?ヴァルキリー!?少しは軽くなったか!?」
「人体のよォー―、70%は『水』つー事だからな。『根性』みせろよヴァルキリー」
「オレらはスネかじりの『根性なし』って言われたんだぜ…そうなのか?オメーはそうじゃあねーよな」
「祖国から受け継いだ……この『鉄球』がオレとオメーの味方だッ!」
 まさしく雑巾を絞り上げるが如し!!!ジャイロに…ジャイロの身体が……
{ジャイロ・ツェペリすごい汗ですッ!汗が体の表面をまるでコロラド河のように流れ落ちますッ!}
来たッ!来たッ!来た!来た!
{残り80m!ここで遅れたジャイロが再び加速したぁー――ッ}
{Dioを追い抜いたあああああああああ}
『バカな!ヤツのトップスピードは終わった!!限界は越えたのに!』
 予知を外され驚くDio。しかしその後の対応は早かった。消化のためと言って胃の中に収めていた胃石を口から吹きだす。

ボゴオオ

{ヴァルキリーよろめいたッ!よろめいた。バランスを崩したぁぁぁ}
 Dioが胃石をシルバーブリットに蹴らせて間接的にヴァルキリーの右脚を攻撃したのだ。
{崩れたジャイロ・ツェペリ}{10m}
{ゴォー――――――――ル}

ジョニィ・ジョースターッ!ジョニィ・ジョースターッ!!
{着順はなんとジョニィ・ジョースター、ディエゴ・ブランドー、ジャイロ・ツェペリの順}
{そしてポコロコ!乱入してサンドマン!ドット・ハーン、バーバ・ヤーガ遅れてガウチョの順!}
{ディエゴ・ブランドーがゴール直前『小石』を踏みジャイロの馬に当たるというハプニングがあり、その2人が崩した走行バランスの間をついてジョニィ・ジョースターが差して来ましたッ!}
 過酷な山岳コース――3rd.STAGE終了…ごく短い休息の時が訪れる。
{なお『小石』を踏んだのはあくまで『偶然』であり『故意』であるという証拠がないためディエゴ・ブランドー選手は『失格』とはなりません}

『敗北したのは』
『…『トラブルが原因ではなく……その背後にあるもののせい……』…』
『そのとおりかもな……ジョニィ……おまえさんの言うとおりかも…』
『『飢える必要あり』……か……あのDioよりももっと』
「ジョニィ、おまえよりももっと…おまえはこの『レース』で『聖人』の遺体をなにがなんでも見つけようとしている」
「飢えたようになにがなんでも………」
 敗北がジャイロに新たな目標を設定する。
「オレもおまえを見習うか……まじに遺体を探す事はよォー――このオレを…もしかしたら少しは生長させてくれるかもな」

{この時点ですでに次のステージ『4th.STAGE』は始まっております!}
{湖越えのデッド・ヒートを制したのはジョニィ・ジョースターですが遡ること一時間前に『ホット・パンツ』選手がゴールを単独で通過して優勝しております}
{よって3rd.STAGE最終順位表は右表のとおり確定です!『ホット・パンツ』100Pタイムボーナス一時間獲得となっています}
 驚愕するトップ・レース・メンバーズ。このメンツよりも早く3rd.STAGEのゴールテープを切ったその人物の名は……

「『ホット・パンツ』!」

今月のめい言

「飢えたように
 なにがなんでも」

○全身から水を搾り出すという命の危険―血液がドロドロになり血管がつまり脳梗塞や心狭症になる可能性も高かったと思う―を冒しても3rd.STAGEを制することができなかったジャイロ。「勝つ」ためには飢える。ジャイロは「飢える」ために『聖人の遺体』を本格的にさがすことを決心する。老婆心ながら大丈夫かなぁという感じ。2人して同じ物にツッコムというのはバランスが悪い…1人が一歩ひいている方が良いとは思いますが…。でも1度決めたならトコトンまで行くのが吉ッ!!何とかの一念岩をも通すと言いますし、もはや私も応援するだけです。

○数多のトップレヴェル騎手よりも先んじて3rd.STAGE優勝の栄冠を手にしたのはホット・パンツ。1st.2nd.でもなかなかの好成績を残している細身の男性……もしかして女の人?今のところは謎。今までフィーチャーされなかった人物がイキナリ舞台に登場するという点では予想通りでしたが……ウソです。どっパズレです!ヒガシガタが来ると思ったのですけどね。

「ジャイロを叩けば全てがうまくいく」!このDioの思考は非情に見事なものです。「恐竜の能力」を「癖を読む走法」に使い「先を予知する走法」にまで進化させたのも見事ですが、「ジャイロを叩けば〜」というのはさらに上を行く見事さです。『遺体の眼球』の右と左を分かち合っているということでこの2人には強力な因縁が結ばれたはずであり、一方が一方を制することで大きな成果を手に入れることができるはずです。そのことに鈍感だったところがジャイロの敗因の一つではないかなと個人的には考えていますが…。

○さて、次なる舞台「4th.STAGE」はどこでしょうか?地図を見るとカンサス州のようですけど。カンサスといえば「オズの魔法使い」ッ!!おそらくジャイロ達は竜巻に遭遇したり喋る案山子と会ったりと色々メルヘンな事が起きるのではないでしょうか。

○6巻巻末によると『遺体』は『心臓部』 『左腕部』 『両眼部』 『頭部』 『両耳部』 『脊髄部』 『右腕部』 『胴体部』 『両脚部』の9セットが新大陸の9つの場所にばらまかれているということです。『頭部』があるのに『両耳部』って(笑)。こうしてみてみると12個のパーツになりますけど、恐らく重複で『遺体』を持つ人物もでてくるでしょう。というか疑問なのですけど、この『遺体』って1つにまとまるんでしょうか?1つになる…つまり完全な『遺体』になった時には何が起こるのでしょうか。永年王国を築けるほどのパワーをもらえる?『遺体』が蘇る?神龍が顕れる?とにかく予想しがたいテーマです。「4th.STAGE」では『頭部』が出てくるようですが、これは『遺体』の顔がわかるということからついに『遺体』の正体がハッキリと示されるのではないでしょうか?そう…あの「J・C」だとジャイロ&ジョニィが気付くのではないでしょうか?それではまた来月!

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