今週の表紙はウェザー・リポートをフィーチア。
風を得意とする『ウェザー・リポート』ですがどうやら雷も扱えるようです(歩く時にゴロゴロ言っているしね)。何で使わないんだろう?
そういえば、『ウェザー・リポート』はスタンド自体が…つまりあのトゲトゲ頭が直接物質を掴んでいる場面はないです。これは『ジャスティス』のようにスタンドが気体状態だからでしょう。『ウェザー・リポート』のスタンド解析を、念動力をEにする等いくつか修正。
「目をつぶれば逃れられるかもしれないと考えているのなら…アナスイ…今さら無駄だぞ」
「病院での洞窟の中でさえ微妙な陽の光は差し込んでいたし、一度潜在意識(サブリミナル)に入ってしまった今…」
「夜がおとずれ星の下でもカタツムリは君の前に現れるだろう……」
「そして『マイマイカブリ』も君らを喰いつくすのをやめないだろう!」
「それが天候レベルの……『サブリミナル効果』だ」
「サブリミナルは単なる思い込みだ。だが人は思い込むだけで肉体の老化を早めたり、そのストレスで自分の胃を胃液で溶かし潰瘍を作ったりする」
精神が肉体に与える影響は想像以上のものがある。敗北のショックで一気に老けたウンガロやダービー弟を思い出します。
「この風景をカメラやビデオで撮影したとしても…この街の人間は画面の中に……」
「カタツムリになって自分でたれた自分のクソを自分でまるめる姿を思い込みで見るだろう……」
言っている意味がよく解からないのだけれど、とにかく面白い台詞。もしかしてカタツムリって自分でたれた自分のくそを自分で丸めるの?手もないのに?
「ウェザーが死ぬまでこの現象は絶対にやむことはない…」
「そしてウェザーはわたしの目が見えない事にいずれ気がついただろう」
「だからわたしはおまえらにサブリミナルの謎を説明したのだ」
よく意味がわからない……。いずれバレルから自分でバラシタということ?
「もう一本もらっとくぞ……」
スパアアアアァン
カタツムリの中から(わざわざ)現れてウェザーの左足を切り落とすホワイトスネイク!!
激昂するアナスイ!!
「ダイバー・ダウン!」
「安っぽい感情で動いているんじゃあないッ!」
ドグシャアア
「『人』は天国に行かなくてはならないッ!目指したものは全ての人々をそこへ導ける!」
「おまえらはそれを邪魔しているんだ……少しばかりの人間が犠牲になったからといって……」
声を発さなければ気付かれなかっただろうに…アナスイ。そしてトドメを刺そうと手刀を振り下ろすホワイトスネイク!
「「ドミネ・クオ・ヴァディス?(どこへ行かれるのですか)」
「おまえは「磔刑」だ――――ッ」
バショオオオオオ
神父の右足に棘(スパイク)が…せっかくDIOに治してもらった右足が……。
後ろによろめく神父…しかし再びよろめいた先に棘が、右足に刺さる。
ピキ ピキキ ピキ ピキ ピキキ
不気味な音が盲目の神父を取り囲む!
「ウェザー――!?きさま何をしているッ!?」
棘の正体は!ウェザー・リポートの能力で、神父を取り囲んだ血液を「吹き上げ」「乾燥させ」「固めた」物だった。
「どっちにする?」
「見ないままでいるのもひとつのおまえの選択」
「自分の目で何が起こっているのか…見てみるのもひとつの選択」
さて……神父のとった行動は。
「何かしてくるとは思ってたよ…」
「おまえらに目を見えなくしてると説明した時からな…当然見えなくても平気だからおまえらの所に来た」
「『ホワイトスネイク』」
アナスイを操り周囲の状況をしゃべらせ、自分の目の代わりをさせて「血槍の包囲網」から逃れようとする神父。ウェザーに勝ち台詞を浴びせる神父。
這って接近しようとするウェザーを尻目に、アナスイを利用して歩く神父。
そしてアナスイ。
「それと今 気づいたんだが、見えるから教えとくよ…もう1本槍がある」
「地面ばかり見てたから気づかなかった」
「あんたの肩にある」「あんたの血を今ウェザーが固めている」
「おっともう遅い」
ビキィィッ ドスウ
喉にブッ刺さる血槍。神父の背後にせまるウェザー。もはや活躍はないのか?アナスイ。
ウェザー。アナスイ。どちらかが死亡しそうな予感がプンプンするのですが……。次週も刮目!!
|