スタンド名 | ウェザー・リポート | |
本体名 | ウェザー・リポート (ウェス・ブルーマリン)(ドメニコ・プッチ) |
|
具象化法 | 幽体 | |
操作方法 | 近距離操作 | |
戦闘スタイル | 能力攻撃型 |
破壊力 − A | 射程距離 − D | 敏捷性 − C |
念動力 − C | 能力射程 − A | 移動力 − D |
精密性 − C | 不死身性 − C | 防御力 − A |
自在性 − S | 難攻不落 − B | 持続力 − C |
能力 | 天候を操る |
エンポリオに「天候を自在に操る」と紹介されたが、その本質は空気圧を自在に操ることである。異なる気圧の空気の層を接触させることで「雲」をつくりだし、雲から「雨」と「雷」をつくりだす。また、気圧の違う層をつくることで「風」も自在に起こせる。 ○雲のスーツ: 酸素をかき集めて、宇宙服のように空気のコンディションを一定に保つ「雲」でできたスーツを造りだす。水中や高山で役にたつだろう。 ○カエル降らし: 「天候を操る」の本領を発揮して、超常気象を引き起こす。しかし、ここで問題になるのは降らしたものである。猛毒を持つヤドクガエルを降らしてしまう、ド肝を抜く技である。 ○ヘヴィ・ウェザー: 悲劇の記憶を取り戻したウェザーが発現させる無意識の能力。幾条もの虹が現れ、その虹に触れた者の肉体からはカタツムリが生まれる。虹に触れた者や生まれたカタツムリに触られた者はカタツムリになっていき、行動や思考もどんどん遅くなっていく。そのカタツムリ同士は交尾をして子供を産み、爆発的な速さで増殖していく。 その正体はオゾン層辺りの空気を特殊に屈折させて、太陽光の中にカタツムリの映像を混ぜ込むという「天候レヴェルのサブリミナル効果」であった。 |
解説 | |
念動力はC判定とする。なかなかスタンド自体が物体に接触しなかったがついに神父を直接ブン殴っていた。30q先の走行している車をムリヤリ止める破壊力はA判定とした。格闘戦をするタイプではないので敏捷性はCと判定。スタンドは遠距離に行けるので移動力はBと判定。神父を直接攻撃するためにかなりの近距離まで呼び込んでいたので射程距離はD判定とする、30q先まで能力は届くので能力射程はA判定。移動力はあまりない、D判定。持続力もC判定。一応人型なのだが、半分は雲という姿なので精密性はC判定、不死身性はC判定。能力の自在性はS判定。空気のバリアーなど防御力にも長けている、A判定。能力を標的にはめるタイプではないが能力の範囲の広さを考慮して難攻不落度はBと判定した。 |
ウェザー・リポートの元ネタ | |
ジャズ界の巨人マイルス・デイヴィスにより生み出されたエレクトリック・ジャズ/フュージョン系のバンドWEATHER REPORTが元ネタ。リーダーのジョー・ザビヌルはこのエレクトリック時代のマイルス・バンドに参加していた。すでにWEATHER REPORTは解散しているが、その中で最高傑作の誉(ほまれ)が高いのが『HEAVY WEATHER』である。このアルバムのファースト・トラック“Birdland”はMANHHATAN TRANSFERがカヴァーしたことでさらに有名になった。 余談ですが…『HEAVY WEATHER』のジャケットは超クールなので一度見ることをオススメします! |