スタンドの例外 (1)
原則(1)スタンドは必ず本体を持つ…の例外
第四七夜でも述べましたが「本体」には、スタンドを生み出した「出産本体」と生命力をスタンドに供給する「養育本体」の2種類がいます。いくら神秘の存在であるスタンドと言えども空気から生まれてくるわけではないので、必ず「出産本体」を持ちます…これは100%です。そしてスタンドと言えどもエネルギーのロスは必ずありますので、失ったエネルギーを補充しなくてはなりません。通常は生物から生命力を得ており、その生物を「養育本体」とします。これは「出産本体」との絆を断った独立/暴走タイプのスタンドとて例外ではなく、必ずエネルギーは生命から得ています。しかし唯一の例外がノトーリアス・B・I・G(以後、BIG)です。BIGは本体による生命力の供給を完全に断っており、その換わりにあらゆるエネルギーと生命体を自分のエネルギーとして吸収します。(第四九夜表1参照)
原則(2)は別項で。
原則(3)スタンドの射程距離とパワー、スピードは反比例する傾向にある…の例外
これはご存知の通り、筆頭として自動操縦タイプのスタンドを挙げます。幾つかのデメリットを含みますが、長い射程においても比較的高いパワーとスピードを持つことが可能です。
次に、基本的に遠隔操作ですが何らかのエネルギーを利用することでパワーとスピードを上げるタイプです。このタイプは条件(スタンドにより各個異なる)により遠距離で高いパワーやスピードを発揮することが可能である反面、その条件を失った時には大きなリスクを生じます。 (第四九夜表2参照)
原則(4)スタンドはスタンドのみ能動的に接触可能である。ただし、スタンド自体と融合した物質やスタンド能力の効果を受けた物質はその限りではない…の例外
一般人がスタンドに積極的に接触することはない。その点に関しては例外はない。
ただしスタンドでも能動的に接触できないスタンドもいます。ドラゴンズ・ドリームがそれである、あらゆる攻撃がすり抜けます。次にはマリリン・マンソン、一応攻撃に対してヴィジョンは反応をみせるのだが、やはり攻撃はすり抜けてしまいます。チャリオッツ・レクイエムのように隠された謎があるのかもしれないが不明。
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