スタンド名 サヴァイヴァー
Survivor
本体名 グッチョ
戦闘スタイル 能力攻撃型


≪分身≫
具象化法 群体−幽体型
操作方法 命令遂行


 わずか0.07Vの電気エネルギーの中に存在するスタンド。リング状の形体、その中央にカニのような顔が見える。群体タイプなので気持ち悪いのがいっぱいいる。パワーが非常に小さい分、射程距離は長くて山小屋から山の中まで追いかけたこともある。

 剛力度  −  D- ヴィジョンと同様にパワーも非常に小さい。
 連打力  −  D- 連打をするタイプではない。
 射程距離 −  A− 射程自体は非常に長いが、≪分身≫が移動する環境の電導値が高い(鉄板とか)か濡れている必要がある。
 耐久度  −  D− もちろん耐久度などないが、攻撃されることが無いくらいサイズが小さい。
 防御力  −   本体を護ることはほぼ無理。


≪事象≫
題目 怒らせる/闘争心を煽る

 <心理支配> <天地恐慌> <情報収集>


かかって来やがれ<心理支配> <天地恐慌>
標的の脳に働きかけて闘争本能を刺激し増幅して互いに争わせる能力である。標的は痛覚が麻痺してしまい、肉体を限界またはそれ以上まで酷使するため通常よりも高い攻撃力を持つようになる。
本質としては仲間割れを誘発させて敵チームを壊滅させるのが理想なのだろうが、無差別的に発動し甚大な被害をもたらす。

美しい輝き<情報収集>
サヴァイヴァーの影響下の標的は戦闘相手の身体の長所が輝いて見えるようになる。逆にダメージを受けた箇所はドスグロク見える。

 破壊力  −   特定の感情を湧きあがらせることに破壊力はない。
 有効範囲 −   サヴァイヴァーが標的に接触し続けることで能力は持続される。ただしサヴァイヴァー自身の射程が長いのであまり気にならない。
 発動射程 −   同上。
 持続時間 −   持続時間は長い。
 対象数  −   詳細は不明だが、看守と囚人40人以上を巻き込んだ。
 自在度  −   特徴


本体情報

 SO9巻“ヨーヨーマッが来るッ! その2”直前にP・カードが掲載されている。
 サヴァイヴァーに関しては元々のスタンド使いの情報もある稀有なパターンである。元のスタンド使いであった山小屋の番人は周りに争いごとが絶えない状況という人生を送っていた。
 グッチョも同じような気質であり、周囲の人間をイライラさせるタイプの性格だと推測される。厳正懲罰隔離房(ウルトラ・セキュリティ・ハウス・ユニット)に送り込まれた末に、アナスイに身体を改造され精神が壊れた上に、プッチ神父に普通の音楽CDを頭に突っ込まれてヘンデル作の“メサイヤ”を歌わされた後は放置。恐らく死亡―享年31歳(1980〜81年生まれ)。