スタンド名 パープル・ヘイズ
(紫の煙)
Purple Haze
本体名 パンナコッタ・フーゴ
戦闘スタイル 能力攻撃型


≪分身≫
具象化法 単体−幽体型
操作方法 近距離操作


 サンバイザーのように顔を覆うスクリーン、身体はアーガイル柄のような模様がある。珍しい瞳があるタイプ。最も注目すべき特徴は地味ながら両拳にあるカプセルであろう。これにスタンド・ウイルスが詰まっているのである。
 凶暴そうな外見とは裏腹に、神経質な一面とチョッピリおバカな個性を持つ。

 剛力度  −   ガッチリとした体躯のヴィジョン。それなりのパワーはある。
 連打力  −   連打を必要としないタイプ。
 射程距離 −   アバッキオ曰く約5メートル。しかし、ウイルスに関してはフーゴ自身も冒されるため、推測としてもっと射程は長いのではないだろうか。
 耐久度  −   屈強なヴィジョン。
 防御力  −   通常レヴェルのスピードでそこそこのガードをする。


≪事象≫
題目 殺人ウイルスを創る

<生物活殺>  <生成物創>


殺人ウイルス<生物活殺> <生成物創>
パープル・Hが創った殺人ウイルスは両拳にある6つのカプセルに収められている。カプセルを取り外してある程度、持ち運ぶことができる。

 破壊力  −   ウイルスを創ることに破壊力はない。
 有効範囲 −   PHがウイルスを生む。
 発動射程 −   同上。
 持続時間 −   PHが顕現してからは創れない。補充するためには一度スタンドを収めないとダメであろう。
 対象数  −   6つのカプセルとして創る。
 自在度  −   ウイルスを創ると、後はカプセルを割るぐらいしか自由度はない。放たれたウイルスは無差別に周囲の生物に牙を剥く。


≪生成≫
パープル・ヘイズ・ウイルス

殺人ウイルス
パープル・Hの両拳にある6つのカプセルには、感染すると30秒以内で死に至るスタンド・ウィルスがつまっており、その危険性はP4レヴェル(※)。フーゴ自身も感染する危険がある恐ろしく獰猛(どうもう)な能力であり、感染してしまったらフーゴにも為す術はない。ただし、ウィルスは光に極端に弱く、室内灯程度でもすぐ浄化されてしまう。

※P4とはウイルスを実験、研究するために必要な物理的隔離レヴェルを示す指標。P1〜P4があり、P4が最高レヴェル。パープル・ヘイズ・ウィルスは最高に(最悪にッ!)危険なウィルスだと断定できる。P4ウィルスにはエボラウィルス、ラッサ熱ウィルス等がある。

 破壊力  −  C+ 生物に対して凄絶な危険性を持つ。ウイルスが感染すると生物は肉体の代謝機能を完全に破壊され、身体の内側から腐ったかのように死亡する。
 射程距離 −   光に弱い。光のコンディションによって多少の差はあるが数メートル程しか広がらない。
 持続時間 −   光に弱い。光のコンディションによって多少の差はあるが、もっても数十秒である。
 個数    −   両拳に6つのカプセルがある。


本体情報
 JJ51巻“マン・イン・ザ・ミラーとパープル・ヘイズ その1”においてイルーゾォがフーゴの情報を読み上げており、それを参照する。
「1985年ネアポリスの裕福な家に生まれる」
「IQ152の高い知能を持ち…」
「外見に似合わぬ短気な性格」

 ブチャラティが組織を裏切る時、その知性の高さゆえに環境や状況判断を適切に把握して、最も無難な『裏切らない』という選択をしジョルノ達と袂を分かつ。