スタンド名 ハイエロファント・グリーン
(法王の緑)
Hierophant Green
本体名 花京院 典明
戦闘スタイル 射撃投擲型


≪分身≫
具象化法 切替−幽体型
操作方法 遠隔操作
【個幽活化】  【千里眼通】

 承太郎曰く「光ったメロン」(13巻“裁くのは誰だ!?”より)。しかしプロテクターのデザインや≪分身≫がほつれるところなど、かなり洗練されたヴィジョンである。小判型ライトの目に硬質なマスクをしているがその下には口がある(13巻“奇虫襲撃”より)。

 遠隔操作可能。 【千里眼通】

紐になる:【個幽活化】
上記したとおり、HGは身体を紐状にほつれさせることができそれが最大の特徴である。全身を紐にするとダメージが分配されるため、数本切断されても平気である。紐になることは準群体型といえ、単体と群体を行き来する切替型である。

≪分身≫を紐状にすることで生物の体内に侵入することが可能。体内から攻撃して致命傷を与えることもできる。

触れることで生物やスタンドを感知することができる触脚を持ち、それを展開させることで索敵/探索を行える。 【千里眼通】

 剛力度  −   剛腕で闘うタイプではない。
 連打力  −  A+ エメラルド・スプラッシュの連射力。20メートル・エメラルド・スプラッシュに至っては全方位一斉射撃を行える。
 射的距離 −   少なくても100メートルはある(18巻“太陽 その2”より)。
 耐久度  −   細身のヴィジョン。
 防御力  −   ≪分身≫のスピードは速くないので比較的弱い。


≪事象≫ その1
題目 人心を乗っ取る

 <心理支配>


心神強奪
<心理支配>
≪分身≫を紐状に解して生物の体内に侵入することが可能。侵入した際、意識を操ってしまう。ただし、本体の守備もガラ空きになるので危険と隣り合わせの行動と言える。

 破壊力  −  心を乗っ取ることには破壊力はない。
 有効範囲 −  HGが体内に居ることで発動。
 発動射程 −  HGが体内に入ると発動。
 持続時間 −  HGが体内にいる限り続く。
 対象数  −  もちろん1人。
 自在度  −  HGが出張らなくては人心を乗っ取れないのはマイナス。何故ならその間、本体のガードが空くからである。他にも対象が1人というのもマイナス。しかし思い通りに人間を操れるのは高評価。


≪事象≫ その2
題目 エメラルド・スプラッシュを創る

 <生成物創>


エメラルド・スプラッシュ<生成物創>
エメラルドに似た破壊のヴィジョンを独特な構えを取った両手から飛ばす。

 破壊力  −   創ることに破壊力はない。
 有効範囲 −   発射するのはHGから。
 発動射程 −   上記と同様。
 持続時間 −   次々と発射できるので持続は長いと判定。
 対象数  −   無限弾数。
 自在度  −   無限弾数はやはり強い。軌道は変えられないが、拡散照射と集中発射の使い分けが可能。コントロールもいい。


≪生成≫
エメラルド・スプラッシュ

法王の結界
紐状になって半径20メートルに展開されたHGに触れるとエメラルド・スプラッシュが四方八方から発射される。任意に一斉射撃もできる。

 破壊力  −   多量に撃てる分、破壊力は高い。
 射程距離 −   数十メートル。
 持続時間 −   命中すると消滅。
 個数    −   無制限弾数。


本体情報
 JJ15巻“悪魔 その1”の扉に詳細プロフィールがあり。

 獅子座生まれであるから1971年(諸説あり)の7月23日〜8月22日の間である。承太郎の誕生日が1971年(諸説あり)の水瓶座1月20日〜2月18日なので、花京院は承太郎より学年的には1つ下である。

 柔和な印象ながらも芯が一本入った性格。JJ25巻“ダービー・ザ・プレイヤー その5”において花京院がジョースター一行に加わった理由の1つが描かれている。屈辱を雪ぐために命を賭ける誇り高き男である。

エンヤ婆を引っ掛けるため、承太郎が宿帳に『空条Q太郎』と書いている時、花京院も宿帳に『カキョウイン・テンメイ』と書き罠を張っていた。頭の回転が速く、智慧がある男である。