これより新しいのはこちら


【よいお年をお迎えください】
 ご愛読ありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。(2009/12/31)


【キンを食う】
 レアメタル再資源化のために、使用済み携帯電話を回収して、という話をよく聞くけれども、実際に再資源化が可能なレアメタルを現金化したら、携帯電話1台で100円分くらいで、その7割以上が金(きん)なのだそうだ。
 回収した携帯電話からレアメタルを取り出して再び使える状態にするのにも技術がいるらしく、なかなか100%再使用というわけにはいかないらしい。
 それはともかく、金箔入りの日本酒とか、金箔をまぶして高級ぽく見せた食べ物とかって、どうなのよ、と思う。金は非常に安定しているらしく、摂取しても毒にも薬にもならず、人体に全く影響を与えない飾りなわけだけど、つまりそのままウンコになって出てくるんだろうが……。できれば、こういう金は再資源化しないで欲しいな。だって、再び口に入ったら、イヤだもん。(2009/12/30)


【歯医者でオッパイに触る】
 以前、虫歯でお世話になった歯科医で、勧められて、おっぱいを触った。……ではなく、3か月に一回、お掃除をすることになったのだが、今日がその日。
 歯科衛生士さんが、歯垢とか歯石とか取ってくれるのだが、時々、角度の都合なのか、オデコにおっぱいが当たるのだ。まさか頭でグリグリするわけにはいかないのだが、いったんその体勢になると、しばらくはそのままの状態で、歯のお手入れをする。つい、うっとり目を閉じてしまうが、別段だからといって、気持ちがいいわけではない。
 オトコってアホやねえ。(2009/12/29)


【びっくりするやないか】
 突然、「お世話になりました」とスタッフに頭を下げられ、「え? そんな話、聞いてないぞ」とドキリとしたが、どうも年末の挨拶だった。シフト制なので、最終勤務日が人によって異なるんだよね。
 こういうときは、「本年も」と、頭につけて欲しいものだ。一時期、退職者がゾロゾロでたから、トラウマになっとんのかなあ?(2009/12/28)


【阿呆列車1巻(一条裕子)】
 やっと見つけた阿呆列車。原作は内田百閨Bハードカバーに収められた定価1000円の漫画本だ。キチンとした形なので、値段には文句をつけないが、こんな装丁にするから、流通量が少ないねん。つ〜か、もともとあまり売れない、と見込んでいたのかなあ?
 でも、原作本はいまだに名作鉄道エッセイとして読まれているからねえ。売れると思うんだけど。僕は原作を読みたいと思いながらも、探すのが面倒で、「おわ! 漫画になったんや」と、飛びつこうとして、飛びつけなかったんだよね。
 いやもう、文句なく、面白いです。鉄道マニア向けの本じゃなくて、風変わりなオッサンの旅のエッセイなんだよね。こういう暮らしぶりができるのは、まあ時代だよなとは思うものの、そういう時代が羨ましいですよ。もっとも、ネットも携帯もなかった時代ですが。(2009/12/27)


【銀行はなぜ3時までか?】
 20年近く前、上司が「銀行が3時に閉まる理由」という小冊子を、銀行でもらってきた。今から思えば、目を通しておいたら良かったなと思ったものの、当時は、「なにを勝手な理屈つけとんねん」とそのままゴミ箱直行だった。
 銀行の3時閉店も、いつのまにか「そんなモン」と慣れてしまったが、当時は結構、ムカついていた。平社員だった当時、先輩女性に「銀行は3時までなんだから」と、イライラした視線を突き刺されながら書類をせっつかれたり、みんなが開店準備でバタバタしてるのに、その人だけ「銀行に立ち寄り」と開店準備のときに居なかったり、管理職以外は交代で土日出勤しているのに「銀行が休みだから私が出勤しても意味がない」と土日シフトから外して貰っていたり……。
 あ、結局、僕はその人が単にキライだっただけなんかもね。でも、どうして銀行は3時までなんでしょうね?(2009/12/26)


【彼氏のいる女性と】
「アナタ、私のこと、好きなんでしょ」……うん、まあ、そうだけど、キミ、彼氏、いるじゃない……。「でも、私のこと、好きでしょ?」
 ぐわ〜。 また、そういう夢を見てしまった。 昔から、彼氏のいる子ばっかり好きになってしまうんだよね。しかも、相手にバレてしまう。 「キミのこと、好き」オーラがでまくっとるんか?  でも、そういう子と、仲良しになってしまうおいらって……。女性にしても、彼氏がいるのわかってて、それでも好きになってくれるって、ラクな存在なのかもしれないね。(2009/12/25)


【無茶な公約と公約違反(3)高校無償化】
 良いことだとは思うが、どうして所得制限が儲けられなかったのだろうか? 財源に苦しんでいるんだから、金持ちまで無料にしてやる必要などどこにもない。それも、白か黒かではなく、年収300万円以下は完全無料、年収500万円以下は水光熱費相当分のみ支払、年収800万円以下は実費相当分(水光熱費相当分に追加して教材費相当分支払い(人件費相当分無料)、年収800万円以上は全額支払い、年収1200万円以上は建設費等の償却分も咥えて支払い、くらいのことをしていいと思う。
 そもそも、所得税の累進課税なんぞ、かつては最高税率75%だったのが現在40%にまでなっている。そして消費税。消費税はどんな貧乏人にも課せられる。金持ち優遇の税制にどんどん変化してきている。不公平だの公平だの言う前に、それで生活していけるかどうか、ということを見なくては、社会は滅びる。また、金持ちは貧乏人に税制を通じて施しをするというのがステイタスにならなくてはならないと思う。(2009/12/24)


【得意先回り】
 応対してくれたのは、上司の方と、新しい担当者。喋っていたのは、僕と上司だけで、新しい担当者は、同席していただけである。
 リクルートスーツぽいのを着ていたし、髪型もセオリーどおり。どこで相槌を打ち、どこで口を開いたらいいのか、タイミングもまだつかめない。きっと4月入社。これまで8か月頑張ってきて、ようやく担当をもらった、という感じだ。
 がんばれよ、新人君。(2009/12/23)


【おおきく振りかぶって13巻(ひぐちアサ)】
 雑誌には2年前に掲載された部分。なぜかこの本は異常に単行本化が遅い。念入りに改稿してるのかもしれないが……。
 いずれにしても、現在、どういう状態なのか知らないのだけれど、徐々にこの作品は、この作品独特のナイーブなダイナミックさが、消失してきてるような気がする。もちろん、三橋のウジウジがちっとも成長しなければウザイだけだし、チームもどんどん強くなっていかなければ、読んでてつまらない。しかし、それらが達成されてる分だけ、この作品の大切な要素が失われてるような気がしてならない。ただの野球漫画になって欲しくない。
 ついでに言うと、「首を振らせるサイン」は、僕にとっては予想の範囲内。もっと早くに登場させるべき戦術だ。(2009/12/22)


【無茶な公約と公約違反(2)ガソリン暫定税率】
 これの据え置きには、正直、ガッカリだ。公約違反だと言うつもりはない。一度に何もかもできるわけがない。それは、わかっている。民主党としても苦渋の選択だったろう。しかし、情けない。国民のリーダーシップをとっていくような連中が、「白か黒か」の結論しか出せないのか?
 それを言うなら、事業仕訳だって、とても成功とは言えない。大阪府の橋元知事が行った「税収の範囲内での歳出」に比べたら、屁のようなものだ。しかし、問題はこれまでそういうことがされなかったことであって、メスを少しでも入れた英断は評価されねばならないし、毎年これを続ければ相当良くなっていくであろう。マスコミだって、見逃された部分や、抜け道を使った行政のやりくちを非難している。
 ならば、暫定税率もそうであろう? 少しづつでは、どうしてダメなんだ? 10%減らすことから、どうして始めない? 新しい道の建設をその分、減らせばいいじゃないか。(2009/12/22)


【ギャンブルフィッシュ14巻(青山広美)】
 目先の目的が「一攫千金」というと、必ずしも褒められたものではないが、独自のゲーム展開と心理描写で、ギャンブルものが流行している。「カイジ」シリーズがそうだし、「ライアーゲーム」も、そうだ。その中で、ひときわ目立たない存在が、この「ギャンブルフィッシュ」だ。しかし、展開の早さ、娯楽ならではの奇想天外さ(逆に言えば、いかに上手にご都合主義を展開していくか、だが)、心理的駆け引きの奥深さ、キャラクターの強烈な個性と攻撃性、このいずれをとっても、「ギャンブルフィッシュ」は群を抜いていると思う。
 14巻では、3個の6面ダイスと1個の20面ダイスの合計数字で競うブラックジャックで、バーストすればプレイヤーが腰まで使っている水槽にヨガリ魚がペナルティとして放流される。そうして、バーストした若い美女が悶え苦しむ(悦ぶ?)のだが、その描写たるや、あまりにも性的で少年誌でここまでやってええんか? さすがチャンピオンだ! そして次は、密閉された部屋でどんどん空気圧を下げていく、という危険極まりないゲーム。ああ、どうなるんでしょうね。(2009/12/21)


【アルバイトの募集条件】
 立ち寄ったガソリンスタンドに、アルバイト募集の張り紙があった。条件があり、「3ヶ月以上勤務できる人、免許のある人、16歳以上……」。
 ん? 免許というなら、18歳以上でないとダメなのでは? それとも、「原付免許があればOK」ということ? いや、まさかガソリンスタンドで、そうはいくまい。多分、間違いに誰も気がついていないのだな……。(2009/12/20)


【無茶な公約と公約違反(1)総論】
 鳩山政権に対して、僕は声高に「公約違反」と叫ぶ気は起こらない。なぜなら、もともと無茶な公約だったと思うし、財源確保無くしてあれがそのまま実行されると思ってるような馬鹿な国民はいないはずだし、そもそも公約に期待して民主党に投票した国民よりも、「もう自民党はイヤだ」と思った国民の方が多いはずだ。
 では、国民は鳩山政権に何を期待するか? それは、あの公約はひとつの理想ではあるから、どこまで現実的に対処しながら、理想に近づけるか、その手腕が試されているわけである。民主党や政府の、いたずらなこだわりや独善的な判断などはまっぴらゴメンだ。また、公約とは異なった形での実現であっても、根本的な所が達成できていれば、それはそれでいい。そこをちゃんと見定めて欲しいものだ。(2009/12/19)


【トレイマナー】
 トイレ内の張り紙に、「綺麗に使って頂き、ありがとうございます」というのをよく見かけるようになった。流行り廃りはあるだろうが、注意喚起の文章としては面白い。最初に考えた人は偉いね。「最近、トイレの使用方法がひどく、このままではお客様のトイレのご利用をやめざるをえません」というのもあったが、何年も前からそうなっていて、最近とはいつのことだろうか?
 僕なら「汚損等があれば遠慮なく店員にお申し付けください。店員が清掃させていただきます」にするかなとミクシーに書いたら、「そんなん、自分が汚したようで、恥ずかしい」と言われてしまった。難しいもんだね。(2009/12/18)


【ボーナス】
 世間ではボーナス支給額がどうこうと騒いでいるが、やっぱり大切なのは基本給だと思う。今年の4月、昇給額が0円だったのは、ショックだった。こんなこと、入社して以来初めてである。
 ボーナスはテレビ報道による世間平均を、初めて上回って、若干喜びかけたが、「25年前の水準に逆戻りです」と言われて、またショック。わが社は25年前の水準をかろうじて超えただけであった。(2009/12/17)


【JIN3・4巻(村上もとか)】
 職場の近所の書店では、全く見かけなくなってしまった。売り切れて、在庫補充もせず、放置されてるらしい。自宅近くの書店で見つけたが、それでも2巻がない。仕方ないから、3・4巻を買った。
 テレビで観た部分だったので、2巻を読んでいなくても、ついていける。それにしても、見せ所をどうするか、演出方法が微妙に違ってたりして、妙味深い。漫画からテレビでは失望することが多いが、テレビで成功しているドラマの原作漫画で、今のところハズレにあたったことはない。(2009/12/16)


【ラブレス9巻(高河ゆん)】
 リングにかけろの大ファンで、同人誌の女王だった高河ゆんさんの新刊。他の人では絶対に思いつかない、ありえない設定。「戦闘機」と「サクリファイス」の2人組みが、「言葉」を武器に戦ったり、処女・童貞はネコミミがついていて、ひと目でわかったり……。これはきっとイヤだろうなあ。
 休載していたのかどうか、もしかしたら未完で放置? などと思っていたら、新刊が出ました。
 ところで、疑問なのですが、「戦闘機」だの「サクリファイス」だのを教育して送り出している機関はどうやらひとつのようだし、どうして戦っているのかがわからんのですよ、はい。(2009/12/15)


【王将のCM】
 キャベツが一日にどんだけ、卵が一日にどんだけ、豚肉が一日にどんだけ……と、これはいかに王将が利用されているか、愛されているかを示しているんだと思うけれども、どうしても納得できないものがある。
 餃子一日何万個と続くからだ。原材料と出来上がった食品を並列で扱うのは、おかしいぞ。
 どうせなら、天津飯一日何万食、ラーメン一日何万食、チャーハン一日何万食とやればいいのに。キャベツや豚肉の量を語られても、イメージがわかない。(2009/12/14)


【攻撃型と守備型】
 ポジティブシンキングが推奨されるあまり、自分に重圧をかけすぎてしまったり、ついついネガティブシンキングをしてしまうタチの人が自分を責めてしまったり、立ち止まって振返るべきところを見落としてしまう傾向が強くなったり、弊害が出ていると思う。
 そろそろ、前向きだの後ろ向きだの、そういう判断の仕方を変えるべきではないだろうか? そこで、思いついたのが、攻撃型思考と、守備型思考という分け方だ。前向きになれないとき、それをネガティブだと定義せず、「守備型」とする考え方だ。守備がいてこそ、攻撃が生きる。守備を固めようとするから、保守的になる。必ずしも前へ進まない。
 ちなみに、自分はどっちかと考えたけれども、どうやらどちらでもない。「どう? この考え方、前向きだろ?」と他人を焚き付けて動いてもらう他力本願形だが、それでは情けないので、「軍師型」でいかがだろう?(2009/12/13)


【1万時間】
 なんでも、「1万時間勉強すれば、誰でもその道のスペシャリストになれる」という説。ラジオで聴いた。
 たとえば、高校3年間、受験までの間に、学校での授業も含めて一日10時間勉強すれば、ほぼ1万時間になるので、それを目標に勉強しろ、というのである。受験生向けの番組なのだ。
 東大とか京大とかに入る連中は、間違いなくそれくらいは勉強していると思う。しかしそれで、なにかのスペシャリストになれるのか? と疑問に思ったが、ふと、思いついた。なるほど、受験のスペシャリストになって、難関大学に合格できるのだ。高学歴がエラいとも何とも思わないが、なにか目標がある人は、歯をくいしばって1万時間勉強すれば、確かにモノになるのかもしれないと感じたし、1万時間って気の遠くなるように感じたが、大学受験の3年間を思えば、それほど長い時間でもないように思えた。(2009/12/12)


【キライな先生(4)クリスマスプレゼント】
 クラスでクリスマス会が催された。この時期になると、いつもこの時のことを思い出す。各自プレゼントを持ち寄って、円になって、歌を歌いながら、プレゼントを隣の人に手渡していく。そして、歌が終わった時に、自分の手元にあるプレゼントがもらえるわけだが……。
 歌のリズムに乗って、プレゼントが隣に投げ渡されるようになってきた。最初は軽く、ポンという感じだったが、だんだん、上に放り投げて、それを隣の人が受け取る、というようにエスカレートしていく。落とす人も当然いる。
 手作りの何かを作ってきた女子児童のプレゼントが、そのせいで、壊れてしまった。女の子は泣きじゃくり、先生は激怒した。そして僕に「あなたは、一人っ子だから……」。俺のせいか? 俺だけが悪いのか?(2009/12/11)


【キライな先生(3)一人っ子】
 転校生といえど、なにしろ小4。クラスメイトとはすぐに仲良くなる。で、ちょっとした悪ふざけなどもしてしまうのだが、その結果、4〜5人の男子児童が呼び出された。僕もその中の一人である。
 そして、僕だけが執拗に叱られた。「あなたは、一人っ子だから、人の気持ちがわからないのよ」と。同じ悪戯でも、兄弟姉妹のいる子は許されるらしい。(2009/12/10)


【キライな先生(2)ごみ箱に捨てられた靴】
 授業を終え、帰宅しようとすると、靴がない。教室に戻ると、先生はおらず、掃除当番のクラスメイト達が残っているだけで、事情を説明すると、「先生がごみ箱に捨ててたよ」と言う。憤慨してごみ箱から自分の靴を取り上げ、そのまま帰宅したら、翌日、こっぴどく叱られた。
 靴が靴箱の下に落ちていたから、「要らないのだと思って、先生が捨てた。捨てたものを勝手に拾うのは何事だ」と、下靴を取りに行かされ、自分の手で捨てさせられた。
 靴を靴箱に仕舞わずに放置するなど、ありえない。しかし、収納の仕方が悪く、誰かの身体が当たって、落ちたのかもしれない。それなら、ありえる。ともあれ、許せないのは、呼び出して事情を聞くでもなく、叱るのでもなく、ただ黙って靴を捨てるという行為だ。これで人を教育していると言えるのだろうか?(2009/12/10)


【キライな先生(1)お茶運び一週間】
 小4で転校したが、転校直後に何らかの粗相をした。粗相の内容は覚えていない。忘れ物かなにかだと思う。そして、罰が与えられた。スピードくじを引かされ、そこに書かれていた言葉は、「お茶運び、一週間」である。
 この学校では、朝(だったと思う)、ヤカンにお茶がクラスごとに用意され、それを日番が教室に運ぶという役割があるのだが、お茶制度のことも、そのような役割分担があることも僕は何も知らない。罰の内容を読み上げさせられ、クラスメイトからヤンヤの喝采を浴びる。あとで思えば、これはたいそう面倒臭い役割分担だったわけで、日番は一週間その役割から解放されるからなのだが、僕はそんなことは何も知らない。
 クラスメイトの喝采の中、先生は“ざまあみろ”という表情をして、しかし何の説明もなく、罰だけを押しつけて、それでおしまいだった。僕は名も知らぬクラスメイトに、おずおずと、役割分担と罰システムの全容を、どうにかこうにか教えてもらった。この不安がわからぬ大人に、教師の資格はない。(2009/12/10)


【限界かも】
 朝。書類のチェックや今日の段取りを考え終えたところで、さあいよいよ本格的に始動開始と、テンションがあがりかけていたところに、取引先の方が飛び込んできた。大激怒でクレームの嵐だ。他部署では使い物にならず、なんとか頼むと言われて引き受けたA君が、また何かやったらしい。
 私も私なりに懇切丁寧に指導をしてきたつもりだし、他のスタッフからも学ぶところがあるようにと考えて仕事を割り振ったりもしたつもりだったが、何件かの不適切な処理が重なり、昨日・今日と後処理に忙殺された。
 わが社では、肩書きの下克上が始まっている。あまりにもアカラサマなのはどうかとも思うので、いわゆる上下関係の上のポストにつけなかった者でも、能力や特性のある者は、特定の事項に関していくつもの部署を横断的に総括するスペシャリストとして活躍する道も拓こうと幹部会でも決まったのだが、彼はそこにも属せ無い。
 ダメ社員の烙印を押された者は、再教育のために私の所にやってくるのがなんとなく定着しているが、その私が限界を感じたら、もう彼の居場所はない。どうするんだろう? 結局、本人が気づいて克服するしかないので、気づかせるように持っていってたのだが……。(2009/12/09)


【柔道を習得しよう】
 アスファルト舗装された駐車場を車に向かって走っているとき、なにかに蹴躓いて、バランスを崩した。立て直そうとするが、勢いがついていて、そのままコケた。
 本来ならそのまま地面にダイビングして、地面で身体をズザザザーと擦り合わさり、服は破れ肌は擦り傷……、のはずが、手で身体への衝撃をカバーしながら、咄嗟に「回転しよう」と思いつき、多少からだを斜めにしたままクルリと前転!
 左手首をくじいたが、怪我することなく、そのまま起き上がった。そして、「これは、高校の体育でやらされた柔道の受け身のおかげで、身体が自然に動いてくれたのだ」と悟った。高校体育の柔道なんて、ほんのサワリの部分だけだが、役に立った。みんな、わが身を守るために、柔道をしよう。(2009/12/08)


【ナースあおい27巻(こしのりょう)】
 賛否あるだろうが、奈良橋というキャラが嫌いだ。漫画だから仕方ないが、根性の腐ったキャラが根性の腐ったことを画策してるときって、本当に卑しい顔になる。これがイヤだ。いろんな性格のキャラがいていいが、漫画はビジュアルの占める部分も大きく、娯楽のはずの漫画で、その卑しい顔のために本当にいやあな気分になる。
 しかもこの巻では、奈良橋が少し成長するストーリーで、しょっちゅう出てくる。ああ、もう出さないで。気分が悪くなる。
 卑しい顔しなくても、根性ババ色のキャラは作れるやんか。成長物語なら、ドジっ子を成長させたらええやんか。もうやめてくれ〜。普通程度の作品なら、こんなキャラがいるだけで俺は読まないのに、普通以上の作品だから、頼むから奈良橋はもう出さないで。(2009/12/07)


【柿と牡蠣】
 干し柿が食べごろになってきました。昨年はそんなに美味しいと思わなかったけれど、今年のは甘さも格別。やっぱり年によって違うもんだなあ。
 牡蠣も親戚筋から昨日、届いた。夜と朝にそれぞれ食べたけれど、なんとこの一晩で、味が変わってるのよね。もともと新鮮は新鮮なんだけど、昨夜はまったく感じなかった生臭さが、今朝はほんのりあったりするわけです。(2009/12/06)


【猫mix幻奇譚とらじ3巻(田村由美)】
 魔法のねずみによって、半人型にされた「とらじ」は、リオの飼い猫。リオは魔法のねずみにさらわれ、リオの父と一緒に、リオを探す旅に出る。この他にも、作品の魅力をあらわにする様々な設定があるんだけれど、それは作品を読んでのお楽しみ、ということで。
 猫以外にも様々な半人型のmix動物が登場し、とにかく、他にない世界観で魅せるファンタジー作品。ただ、猫mixの三銃士は、どこかで見たことあるなあと思ったら、「アタゴオル」だと気がついた。猫があのサイズになると「アタゴオル」のイメージとダブるよなあ。
 本誌で連載中の「7SEADS」も好きだけど、異様な世界観にとっつきにくかった最初と異なり、夢中になってきた。ちょっと「BASARA」を彷彿とさせるのは、乗り物としてのゾウやら王やらが出てきたせいだろうか。(2009/12/05)


【ノーパンノーブラ】
 デートの時に、はりきって(?)ノーパンノーブラでやってくる女を、どう思う? 僕はそういう女は、好き。男を喜ばせてあげたいって気持ちも伝わってくるし、そういうことをしている自分に興奮もしているだろう。触らせたい、触られたい……そんなことも考えながら、ちょっとアソコも濡らしてたりなんかして。
 デートの最初に、身体検査と称して、まずはお触り。「お。ちゃんとつけてないな」(ニヤリ)と満足そうな僕に、女は恥ずかしがったり、喜んだり。待ち合わせの直前に脱ぐ子もいれば、お泊り旅行に出かけるのに意を決して最初から下着を付けない、持たないで挑む子もいる。どちらも、カワイイ。(2009/12/04)


【のだめカンタービレ23巻(二ノ宮知子)】
 会社の同じ漫画部部員が「つまらなかった。最終巻なのにがっかりだ」と言ってたので、期待をせずに読んだが……。そんな酷評するような内容ではなかった。それどころか、それなりの終わり方をしていると感じた。多分、彼女的には、もっと違った終わり方をイメージしていたのだろう。
 しかし、作者としては描きたいことを描ききったのではないかと感じるし、僕も読者として、それなりに受け止めることができたと思う。
 ただ、物足りなさはあるかな。作者としては描ききったかもしれないけれど、読者としては、日本でライジングスターオーケストラで、千秋が指揮をし、のだめがピアノを弾く。これが観たかったよね。(2009/12/03)


【量的緩和10兆円】
 でも、これって結局、「借金をさせる」施策ですよね? 日銀がやるなら、借金ではなくて、「無から有を生み出し」て、仮に国民が1億人としたら、一人当たり10万円になるから、それを配って欲しいわ。そしたら、個人消費、伸びるやん。
 ただ、一切貯蓄に回されること無くこの10兆円が使われたとしても、個人消費ならそれっきり。そうではなくて、これが設備投資に使われれば、その後も製品やらサービスやらが継続的に生み出されるんで、その方が有効な使い方かもしれないな、とも思う。けど、個人消費が伸びなければ、それらの投資は無駄になるどころか、以後の維持管理経費が企業の足をひっぱり、作った設備は使われないまま放置ってことになる。
 設備投資が先か、個人消費が先かってことだよね。そりゃあ、個人消費が先でしょう。供給が需要に追いつかなくなれば、製品の値上がりもするし、デフレ脱却に近づく。……てな具合にはいかんもんかね?(2009/11/02)


【MOMO1・2巻(酒井まゆ)】
 りぼんマスコットコミックスなんて、買ったん、何年ぶりやろ〜?
 そらから降ってきたカワイイ女の子。外見は年長さんか小1か? がんばってもせいぜい小2。しかし、大魔王。地球を生かすか、壊すかを彼女が判断する。でも、どうやって? 大魔王が基準に選んだのは、夢ちゃんという女子高生。夢が大魔王を2年の間に7回、喜ばせることができたら、地球は存続する。スケールが壮大なんだか、ちっちゃいんだかよくわからん物語。
 似たような設定が他にないわけではないので、ストーリー全体の流れだけでなくて、細かいところ(心理描写や台詞なども含めて)作者の感性が問われる難しい作品だなと思う。(2009/11/01)


【いぬばか20巻(桜木雪弥)】
 19巻の感想も書かぬうちに20巻が出ちまった。実はかなり紹介できていない漫画が溜まってるのだが、感動したので、まず、これ。
 完璧な最終回に匹敵するクオリティーだった。ワンコはかわいい(またはカッコイイ)し、女の子もかわいくて美人だし、絵は綺麗し、ストーリーも良く練れてる。ドッグショーでのチームわっふる(主人公)とチームパイレーツの戦いを中心においてるが、読者としては主人公に勝ってもらいたいが、それだと物語に深みがない。じゃあ、ライバルチームが勝つのか? しかし、それでは消化不良を起こす。この難題を見事に解決するウルトラC。多くの読者はこういう結末も選択肢にあっただろうし、冷静に読めばご都合主義的でもあるけれど、それを感じさせないドラマの盛り上がりと作者の力量!
 ドッグショーの優勝者の決定の瞬間と、テレビドキュメンタリーの放送、そして、犬のゲーセンの完成披露のみっつの要素が、最後の手前でピタリと収まる構成も見事だし、コメディーとして押さえるべき場所もきっちり押さえている。そして、心にじーんとくる感動。力のある作家だと思っていたけど、予想以上の出来だった。(2009/11/30)


【サムライハイスクール】
 昨夜のテレビドラマである。主人公がボコボコにされて、床に倒れこんでるのに、まだ執拗に腹にケリを入れる。気絶……。意識を取り戻した後も、またボコボコにする。普通、死ぬで。見てて、吐き気がした。製作者は、あれで人間は死なないとでも思ってるのかな? 3Bで校内暴力が、家泣き子でいじめが広く広まったように、悪影響は計り知れないドラマだ。ああいう加減を知らないリンチを、日常学園ドラマでやっちゃ、いかん。
 時代劇チャンバラで斬り合いをするとか、ヤクザもので拳銃バンバンぶっぱなすとか、暴走族モノで乱闘するとか、それとわかってて観るエンタテイメントと、明らかに区別をするべきだ。(2009/11/29)


【岩盤浴】
 近所の温泉に行ったら、入浴+岩盤浴+VIPルーム(休憩)がセットで1200円のキャンペーンだった。それで初めて岩盤浴つ〜のをやってみたが……。浴衣が汗でボトボトになって重いね。それで涼み室なんかに入ろうものなら、身体が冷えるのなんの。脱衣所に戻って、普通の入浴で汗を流そうとしたら、もう身体の芯まで冷えてて、寒いのなんの。ところが、あとからポカポカしてくるんだよね〜。で、それがいつまでも続く。夜、布団に入るときも、まだ身体が温かいから、たいしたもんだ。
 もっとも、水分補給量からしたら、20kmウォークしたときの1/3くらいだし、運動せずにただ寝そべってるだけだし、どっちのほうが身体にいいんだろ? そりゃあ、運動した方がいいんだろうな。でも、寝転がってて、これだけ身体の水分が入れ替わるんだから、それはそれでお得かも。(2009/11/28)


【かわいい子には男と喋らせろ】
 男は、カワイイ子、綺麗な子、……ていうか、その男の好みのタイプでいいんだろうけれど、そういう子と5分間お喋りすると、なんかが活性化されて、健康になるという結果が出たらしい。しかし、女性には、同様の効果がないという。
 アハハ、男って単純なんだね。あるいは、ロマンチストとも言えるかもしれない。それにくらべて、女性は現実的なのだろう。いくらイケメンでも、好みのタイプでも、自分のモノになるわけじゃないんだから、関係ないってところか、な。(2009/11/27)


【斜陽商店街の新店舗開店】
 巨大な駐車場を備えた郊外型量販店におされて、手軽に歩いて買い物に行けるはずのいわゆる駅前商店街が、どんどん閉店している。商店街を歩いても、多くの店がシャッターを閉じたままになっていて、人通りも少ない。
 そんな中に、新たな店舗がオープンした。店の名前も、「銀座○○○」と華々しい。いったい何のお店かと覗きこむと……。介護用品専門店……。むう〜。どうコメントしていいやら、困るね。(2009/11/26)


【クレーンゲームの秘密】
 あんなデカイもん、取れるわけね〜じゃ〜か、というような景品が入っていたりすることがあるが、ゲーセン関係者によると、「何回かに一回、クレーンの握力が強くなる機種がある」のだそうだ。どう考えたって取れそうに無い景品は、そういう機種にいれてあるとのこと。
 なるほど、そうだったのか。しかし、ゲーセンの店員にも、握力が強くなるのがいつなのか、今、強くなっているのかを外から判断する方法はないのだという。しかし、しつこく100円玉を投入し続ければ、その時に出会えて、でかい景品が取れるかもしれない。
「いや、握力、強くなっても、下手だととれないし」と。まあ、こないだ豆しばとったし、欲張らずにいるかな。(2009/11/25)


【飲まず食わず】
 市橋容疑者がついに、食事に手を出したとのこと。「拘置期限までがんばれないなんて、根性なしめ」みたいなことをミクシに書いたら、「殺す気か!」とコメントが寄せられてしまった。
 ちょうど、さいとうたかをさんの漫画、「サバイバル」がコンビ二版で復刻中なのだが、そこには「飲まず食わずで一週間。水分補給していたら一ヶ月くらい」人間は生きられると書いてあった。果たして、現在の日本人にそこまでの体力・精神力があるとは思えないが、別に僕は市橋容疑者に「おまえなんか死んだらええねん」とは思っていない。
 極度の衰弱や昏睡などに陥ったら入院させるだろうから死ぬことはないだろうし、言いたかったのは、「途中でやめるくらいなら、最初からするな。バカモノ」である。まあ、黙秘も絶食もささやかな抵抗だったんだろうね。(2009/11/24)


【ゴム印】
 職場の事務室にある棚で、普段使っていないところを整理などすると、必ずと言っていいほど、「こんなもん、何に使ったんや?」というゴム印が出てきたりする。
 が、事務仕事をしてて、何度も繰り返し書かねばならんことが出てきたりすると、「うえ〜。めんどくせえ〜」とか思って、「これ、ゴム印あったら、楽やなあ」となる。
 幸か不幸か、ゴム印なんぞ今時、ネットで簡単に注文できるんだよね。と、いうわけで、きっと後になって誰かに「なんだこりゃあ〜」と言われるであろうゴム印を、僕も25個も作ってしまうのであった。(2009/11/23)


【クイーンエメラルダス文庫版1・2巻(松本零士)】
 僕が松本マンガにハマッたのは、「銀河鉄道999」なわけだが、他の作品(ニーベルングの指輪等)も含めて、ハーロックやエメラルダスとは親しんできた。しかし、エメラルダスが主役の物語に触れるのは今回が初めてだ。
 結局のところ、エメラルダスの謎は解き明かされること無く、他のキャラのドラマが語られていくスタイルで、これらは「銀河鉄道999」の途中の様々なエピソードと本質的なテーマは同じなんだということに気がついた。手を変え品を変え、松本零士はずっと同じメッセージを送り続けているのだ。
 そう考えると、主人公(鉄郎)の物語としてキチンとラストを迎えた「銀河鉄道999」は、松本の長編としては珍しい作品といえるかもしれない。もっとも、「999」も続編が中途半端な状態になってしまっているが……。(2009/11/22)


【謎のノート】
 両親が買ってくれたのか、何かの景品だったのか、子供の頃、手元に「キンダーノート」なるものがあった。中身は、学習ノートである。普通なら「学習帳」とかタイトルがつくところだろう。ところで、「キンダーノート」ってどういう意味なんだ? その謎がとけたのは、大学でドイツ語の授業を受けたとき。キンダーとは、ドイツ語で「子ども」という意味だったのである。
 しかし、「ノート」はドイツ語ではない。ドイツ語ではたしか、「ヘフト」だったか「ヘフテ」だったかと思う。
 そういえば、シュワちゃん主演の映画で「キンダーガーデンコップ」てのがあったが、これも似たような感じだよな。「ガーデン」はドイツ語じゃない。ドイツ語なら「キンダーガルテン」。幼稚園のことだ。ところで、コップって英語なのか?(2009/11/21)


【真夜中のセッション】
 とあるグループでの旅行だったのだが、夜の宴会を終え、温泉とかラウンジとかゲーセンとかで思い思いの時間を過ごした後、皆が一室にわらわらと集まってきたのは、深夜0時に近かった。
 仲間にギターの上手な人が2人いて、アドリブの素敵な演奏が始まった。ここは自称パーカッショニストのおいらも黙ってはいられない。残念ながらカホンは持参していなかったが、鏡台の引き出しを引き抜いて裏返し、カホン代わりに(上に座ったりはしないが)パコパコ叩く。
 これがまた、絶妙にギターとマッチして、なんと気分の良いことか。まあ時々、宴会のノリでオヤジが茶碗だの缶ビールだのを叩いていたけれど、それはそれでご愛嬌ということにしておこう。来週またライブステージでカホンが叩くんだけど、楽しみになってきた。血が騒ぐ……。(2009/11/20)


【デカガール2巻(芳崎せいむ)】
 刑事ものには、色々な特徴を持たせた作品が多いけれども、この作品は「異常に嗅覚が敏感」な刑事が、その特徴によって事件を解決していくという作品。
 兄に引きこもりの獣医師を持ち、そのせいか動物好き。 知事の方針である「女性の社会進出」の広告塔とされ、本部刑事課に配属された「お飾り」として遇されるが、その中での成長物語でもある。
 芳崎さんは、決してメジャーな作家じゃないけれど、「金魚屋古書店」や「うごかし屋」や「鞄図書館」など、連載数本を抱える作家さん。未完と思われる精神科医の物語も好きだったんだけど、どうなってるのかなあ?(2009/11/19)


【マイガール3巻(佐原ミズ)】
 僕がこの作品を買い始めたとき、すでに3巻まで出版されていて、しかもテレビドラマ化も決まっていたようで……。子供の世界と大人の世界がそれぞれ描かれていて、基本的にいい人ばかりで、優しい気持ちになれる物語です。
 でも、とかく批判されがちな「こどものじかん(私屋カヲル)」も、エッチ系コメディー的なエンタテイメントに傾いているとはいえ、本質的なテーマで共通する部分があると思うんですよね。どちらも、おすすめな作品です。(2009/11/18)


【さよなら群青1巻(さそうあきら)】
 なんか最近、「1巻」をよく買うなあ。長期連載ものについて、休載が多くなったり、そういうのが容認される時代になってきたのかなあ? 休載するくらいなら、いっそ、ちゃんと完結して欲しいなと思ったりするのだが……、それはともかく。
 中学を卒業して海女になる「岬」は、島で一番の海女である母を持つ。その島に漂着したのは、中年男の死体を船に乗せた中学生くらいの年齢の男の子「グン」だった。ずっと離れ小島で父親とたった二人で生きてきた。事情があって人目を避け、無人島で暮らしていたのだ。
 グンはすぐに子どもたちとは打ち解けるが、人目を避けて暮らさなくてはならなくなった父親と島民との過去のエピソードはまだ尾を引いている。天才さそうあきらが描く、小さな島を舞台にした、人と人の物語……。(2009/11/17)


【精液美味化計画】
 生き物の本能に、子孫を残す、というのがある。セックスが苦痛だったら、子孫を残すためには、大きな障害になるだろう。だから、そこには大きな快感が用意されているのだろうことは、簡単に理解できる。精液が美味しくないのは、つまり、「あんなものを口にするのは、子孫を残すために、何の役にも立っていない」からであり、口に入れずに、膣に流し込め、ということだろう。
 しかし、口に出したソレを飲み込んでもらったら男なら例外なく嬉しいだろうし、男性のを飲むのが好き、という女性も決して少なくない。人間の男と女にとって、精液を口にし、呑みこむというのは、愛情表現のひとつであり、大切なセックスの営みのひとつなのだ。
 ならば、花が受粉のために虫を誘うのに、甘い蜜を出したり、虫の好む匂いを出すのと同じように、また動物同士が雄雌誘い合うためにやはり相手の好む匂いや音を出すのと同じように、精液を飲むことが人間の男女に欠かせないものだと男たちが自覚し、長年にわたって「美味しい精液を女性に飲ませることこそが、子孫繁栄の大切な要素」だと思い続ければ、精液は美味しくなるかもしれない。そして、虫や動物が最も好む匂いや味や音を選ぶように、女性がもっとも好みの味の精液を選ぶために、まずはソレを口にする……。そんなことになったら嬉しいなと、馬鹿なことを考える自分でありました。(2009/11/16)


【知恵と工夫】
 一定のエリア(地域)では、犬の散歩を同じ時間帯に行うよう申し合わせが出来ているのだと、テレビでやっていた。子供たちの登下校に合わせているのだ。テレビでは、集団登下校している傍らを、犬を連れた人数人が一緒に歩き、子供たちも犬の頭をなでたりしていたが、別に登下校に必ずしも同行しなくてはならない、ということもないだろう。
 ようは、どうせ一日2回、犬の散歩にいくのなら、登下校の時間にあわせたら、それだけで巡回パトロールになり、子供たちの安全を少しでも確保できるじゃないか、という発想なのだ。お金をかけるだけが能じゃない。こうした知恵と工夫に脱帽だ。こうして大人たちの「知恵と工夫」で見守られて育った子供たちは、きっと同じように知恵と工夫を凝らすようになるだろう。
 大人の全てが、知恵と工夫にもっともっと心を砕いたら、きっととても良い世の中になるんだろうなと思う。(2009/11/15)


【クースー1巻(あおきてつお)】
 女の子キャラがめちゃかわいくて、夢中になった作者。全部の作品がお気に入りというわけではないので、読んでいるのは限られるが、野性児がやがてレーサーになっていく物語(タイトル忘れたよ。我が家のどこかに眠っているのは確かなんだけど)が印象的だった。
 今回は、沖縄の泡盛の酒蔵を復活させるお話。幻の日本酒を復活させるストーリー「蔵人」(尾瀬あきら)が終了したかと思ったら、今度は別の作者が泡盛と沖縄を舞台にこんな作品を送り出してきたか。酒をめぐる物語は、いくらでも作れるものだなあ。……沖縄、今年は行けずじまいだった……。(2009/11/14)


【アリスライブ】
 ラジオ番組で、パーソナリティの方が、アリスのコンサートに行ってきたことを語っていた。……羨ましい! その日は、沢田聖子のライブも京都でやっていたのだが、いずれも仕事の関係で行けなかった。アリスの公演は2夜連続だったので、仕事さえなければ、どちらも行けたんだけど……。
 それはともかく、マニアックな僕は、谷村新司の「いとしのデラ」をもう一度、聴きたい。……♪いとしのデラ それは陽に焼けた 学生時代の 思い出の写真……。歌い出しのその部分しか覚えていないけれど、これはチョコレート(明治? 森永?)のCMソングだった歌だ。覚えている人、いるかなあ?(2009/11/13)


【ACONY アコニー2巻(冬目景)】
 最近、この作家さんの作品が次々でるので、嬉しい。作者自身が「この作品がどういうジャンルなのか」と疑問を呈しているように、ひとくちで説明するのは難しいけど、自分なりにジャンル付をするなら「現代ファンタジックホラーコメディー」であろうか。そういう作品である。
 13歳から歳をとらなくなった少女、アコニー。様々なモノノケが住む古いアパート。そこにやってきた少年、基海(もとみ)。アコニーがなぜ歳をとらなくなったのか。何かの実験で事故に会い、行方不明になった母。その実験こそが不老の研究ではなかったか。そう思わせる展開は既に1巻にあり、2巻ではさらに濃厚になってゆく。にも関わらず、シリアスな部分は遅々として進まず(進めず)、コメディーとして物語が展開してゆく。あるいは、今後、ドタバタギャグにすらなる(らしい)。(2009/11/12)


【JIN−仁−1巻(村上もとか)】
 テレビドラマから入った作品だが、素晴らしい。通常、原作の漫画にほぼ忠実にドラマ化したものは陳腐なものが多く、ストーリーの手直しまで含めてメディア特性に合わせたものにしなくては見るに堪えない。しかし、違和感あるほど「あ、これ、変えてるやん」という部分がないほどにドラマ化できているのは、やはり原作がスゴイからだろう。
 まだ1巻を読んだばかりだけれど、さすがにベテランの作品だ。全ての絵がすっと入ってくる。難解なものが全くない。静止画の中に動が息づいている。下手な作家の場合、動きを表すのに、やたらとキャラの前面にこれみよがしな効果線があって漫画を台無しにしていることがよくある。それを、動き終えたキャラに組み合わせているのだ。(動きを表す場合、動いてる途中の、「そこで制止したらコケるでしょ」というバランスの取れてない状態を描けば、わかりやすい)。構図もコマ割も秀逸だし、タチキリが少ないのも特徴だ。
 わかりやすく、ストーリーが面白い。お勧めの作品である。(2009/11/11)


【人形・ナイフ・鏡】
 このタイトルを見て、皆さんは直感的に何を感じるだろう? ある歌の詞に出てくる単語で、フレーズとして取り出すと、「さあ目を覚ませ、人形たち。さあ目を覚ませ、ナイフに鏡……」で、僕ならちょっとホラーチックで、ゾクゾクするものも同時に感じる。いわゆるサビの部分だ。
 誰の歌かはわかってるんだけど、タイトルもわからないし、サビ以外の部分がどんな曲だったかも覚えていない。まあ、探そうともしなかったんだけどね。このサビの部分の強烈な印象だけで、お腹いっぱいだったんだろうね。まあ、彼女は天才だから、一般人たる僕なんざ、サビだけでお腹いっぱいになってもしょうがないけどさ。
 偶然、ラジオでこの曲が流れて、ようやくタイトルがわかったんだけど、皆さんならどんなタイトルをつけますか? ちなみにこの曲は、谷山浩子さんの「サーカス」です。(2009/11/10)


【オールソーラー電化】
 各家庭で使用するエネルギーを、全て各家庭に設置したソーラーパネルで賄うとしたら、CO2がなんか、25%どころか、とんでもない量の削減ができるとか。
 でも、それには、交流と直流の問題を解決しなくては、いけないらしい。現在、各家庭に配られる電気は交流。電化製品はそれに対応して、製品内部(または電源コードの途中にある専門の機器)で直流に直しているのだ。この交直変換の際に多くのエネルギーが失われているとのこと。
 ソーラーで出来る電気は直流なので、何もかも直流にしてしまえば、変換ロスもないし、万々歳なのだそうだ。ただ、現在ある多くの電化製品が使えなくなっちゃうのね……。(2009/11/09)


【車の居住空間化】
 通勤時間が片道2時間を越えると、途中でやはり休憩とかも必要となるし、休憩といえば、仮眠。仮眠に快適な装備を整えていくにつれて、どんどん車が居住空間化してしまう。
 仮眠用の枕、仮眠用の毛布、いつでもお風呂へいけるようにタオル……。ティッシュペーパーはもとより、ウエットティッシュも2種類。爪切り、耳かき、鋏……。睡眠導入用のCDや漫画も欠かせない。
 こうして、徐々に人様を乗車させられない空間へと変化していくのだった。(2009/11/08)


【カブのイサキ2巻(芦奈野ひとし)】
 いったん崩壊した後の世界を扱った物語は多数あるが、その中でもっとも平和でのんびりとしているのが、芦奈野ひとし氏作の「ヨコハマ買出し紀行」と、新作の「カブのイサキ」、この作品だ。
 「カブ」というのは、バイクではなくて、小型機なのだけれど、地面が突然10倍になったという世界観なので、日常の足として飛行機が必要なのだ。とはいえ、作品の中に描かれるのは、そこに登場する主に若い男女の日常なんだけれどね。
 ところで、地面が10倍って……、そんなことになったら、地球の表面積全部地面にしても、足りないはずなんだけど……。作品中には海だってあるしなあ。(2009/11/07)


【新・ブラックジャックによろしく7巻(佐藤秀峰)】
 主人公は、医大を卒業して現場で研修している、という立場だったはず。なのに、この展開は、重すぎるなあ……。このテーマでいくなら、研修期間を終えたあとの物語としても良かったんではないかな、と思う。どのテーマかというと、血のつながりのない人間同士での、生体腎移植だ。
 それはともかく、どうして連載途中で中断し、出版社の異なる別の雑誌に「新」として続編が連載となったのか、そのいきさつについては本人のHPで公開されている。まっすぐな気持ちはわかるが、僕の個人的な思いとしては、「そこまで一途を貫くと、ちょっと引くなあ」という感じ。
 根本的にはギャラの問題、もっと言えば、その算定基準にかかわることなのだけれど、世の中の多くの人は必ずしも給料やギャラに納得しているわけではないだろうし、僕は「お金は結果として後からついてくる」と多くのクリエイターが主張しているのに同感するし、この筆者の主張に必ずしも賛同できないなあ。(2009/11/06)


【金田一少年の事件簿・剣持警部の殺人(さとうふみや)】
 いったん完結したはずの話だけど、その後、年に一回くらい、集中連載されているが……。さすがに休載期間が長いので、それぞれの作品のクオリティーは高い、というか、徐々に高くなっていってるように感じていた。
 ただ、今回の「剣持警部の殺人」は、実はそれほどではないような、気がするなあ、と。何が足らない、ということも言いにくいんだけれど、以前、金田一が殺人犯として追われ、自らの嫌疑を晴らすために隠れて行動するが、その行く先々で、自分に嫌疑のかかる殺人事件が連続して起こる……、そんな緊張感がいまいちだったように思う。(2009/11/05)


【好きな仕事】
 先日は、随分、残業で遅くなってしまった。だが、好きな仕事だと熱中して、最後までやってしまうものだなあと気がついた。A3用紙見開き一枚という、量的には大したことはなかったのだけれど、レイアウト(デザイン)と執筆をしていたのである。
 これがレギュラーだったのは、もう15年くらい前になるが、当時はそのようなことを考えもしなかった。けど、僕はやっぱり、文章表現とか編集とか、そういうのが好きなんだなあと改めて思った。(2009/11/04)


【便座】
 「使い終わったら便座は必ずさげておけ」という女性がいる。同じ職場の男性には、これが原因で夫婦喧嘩になるというから、驚きだ。
 礼儀作法を言うなら、便座ではなく、便器の蓋そのものを、使用後は誰もがキチンと閉めるべきで、これを女性が主張するのは、わかる。しかし、便座をさげておけ、というのは、要するに自分がラクをしたいからに他ならず、また男性の立ち小便を認めないという随分一方的な言い分だと思う。
 私は、使い終わったら「そのまま」を提唱したい。なぜなら、次にトイレに入った人が必要なら上げるか下げるかのどちらかを1回するだけで済むし、運が良ければ何もしなくてもいい。しかし、常に下げておけでは、男性が小便をするときだけ、上げる、使用後に下げる、と、2回の作業をしなくてはならない。これは合理的ではないからだ。誰もが0回もしくは1回の作業をする方が、特定の人だけが2回作業をするより、理にかなっているし、そもそも次に使う人が、便座をどうしたいかなど、誰にもわからないのだから、使用後に便座を上げたり下げたりするのは、無意味な作業だからである。(2009/11/03)


【クルマの運転の上手下手】
 カーレースの世界ならともかく、我々が日常、公道を運転するのに、上手も下手も無いと思う。にもかかわらず、「この野郎!」と思うことはしばしばだ。
 原因は何だろう? 運転免許を取った時点で最低限の技術は習得しているはずなのだから、あるのは、「他人への配慮」「状況判断力」に尽きると思う。これに追加するなら、「とっさの」という言葉がつくかもしれない。
 こういった適正の無い人を、道路から排除することはできないだろうか? 運転免許の審査を厳しくしたり、取り消し処分(永久欠格処分)を厳格に行ったら、道路は安全になるし、CO2も減るのになあ。(2009/11/02)


【早寝早起き……できるわけない】
 俗に、良い生活習慣の例として、「早寝早起き」などというが、こんなこと出来るわけが無い。順序が逆なのである。「明日、早起きするために、今夜は早く寝ましょう」といって布団に入り、眠れるかい?
 正しいのは、「早起き早寝」である。朝、大慌てで飛び起きて準備をして、乗り遅れないように走って汗だく……なんてのに比べれば、30分早起きして、その余裕を一度味わってみると、実はこれがやめられない。あせる気持ちはなくなるし、食事もトイレもゆっくりできるし、風呂だって入れちゃう。しかし、早起きをしていると、今度は夜が持たない。つまり、早寝することになる。だから、まずは「早起き」が先決なのだ。(2009/11/01)


【夏になったぜ】
 地域差があるので、こういうこと書くのは気が引けるのだけど、今日は「暑かった」。暑がりの私は、暑さの戻りは特に身体にこたえる。Tシャツ一枚で十分な陽気、これで車に乗ったら、温室状態で、汗ダラダラ。冷房カモ〜ン。
 それにしても、車ってどうして前のウインドーがあんなに傾斜してて、直射日光モロ受けまくりなんだろう? 誰も疑問に思わないのか? 設計者のデザイン上のマスタベーションだよな。ましなのは、キューブとラパンくらいのもの、それでもまだ傾斜してるし、太陽光線がばっちり胸に突き刺さって、暑いの何の。
 それはともかく、暑いのは苦手です。(2009/10/31)


【24時間、本当に必要?】
 エコだのCO2削減だの言うのなら、現在、24時間で動いているものが、本当にそれだけ必要かどうかを再検討したほうがいい。CSにしても、全ての局が真夜中を通して毎日24時間放送する必要はないだろう。あるいは、昼間にこそ休止した方がニーズにあっている局もあるかもしれない。
 コンビニもそうだ。駅前で、鉄道利用者しか見込めないような場所なら、終電から始発までは閉めればいいし、何件も近所にあるような場合は夜間は当番制にしてもいい。費用対効果を考えれば、夜間など閉めたほうが効率いいのではと思える店舗は少なくない。とにかく24時間営業だ、というのは、何も考えないいわば横着な経営戦略だと思うが、いかに?(2009/10/30)


【わがまま風呂】
 家族がみんなでかけた後、まずは全裸になる。それから準備だ。風呂の湯はぬるめ。入浴剤を薄めに入れる。
 湯に浸かる前に、頭も身体も隅々まで洗う。そして湯船へ。ぬるめなのは、のんびり長い時間、湯に浸かるためだ。歯磨きとひげ剃りも、浸かったまま行う。こうして本来の目的を終えた後は、くつろぎタイム。
 ドアを開け、すぐ外においておいたタバコとコーヒーを手に取り、湯船の中でゆっくりと味わう。至福のとき。風呂あがりも、身体を拭いた後、熱気がとれるまでは裸でテレビなどを観ながら過ごす。(2009/10/29)


【素朴な疑問】
 どこでもドアがあったら、タケコプターは無くてもいいんじゃないだろうか?(2009/10/28)


【丈夫で長持ち】
 男というのは、いつまで自分でするのだろうか? 僕は今でもしてるが、若いときと寸分たがわず、すぐに出る。自分で自分のためにするのだから、何もかもわかっているからであるが、長時間楽しもうと思ったら、焦らすなどそれなりの工夫が必要なのだ。
 それはともかく、液体噴出量が減っているのが気になる。お相手とイタす時は、若い頃とは比べ物にならないくらい長持ちするし、コントロールもそれなりにできるし、液体噴出量も減っているとは言い難い。2回目も遜色ない(さすがに3回目になると……だが)。それはつまり、無意識の中で無駄使いをしないように制御されているということなのだろうか?(2009/10/27)


【車の運転中に】
 ドライブデートの最中のお話。男性の方はほぼ例外なく、運転中に触られたり、フェラされたりしたいと思っているはず。じゃあ、女性の皆さんは? 僕の経験に限定されるけど、例外なく触ってくるから、モノをひっぱりだして、生でいじってもらいます。シートベルトはずしてフェラしてくる人も珍しくないですよね。
 でも、残念ながら、こちらは運転中。積極的なお返しはなかなかできません。特にズボンはいてたりしたら、触りづらいよね〜。せめて、スカート(ミニでなくていいから、フワフワっとめくったり、手を入れたりしやすい生地のもの)で、ノーパンだったら、折に触れ、お返しさせていただくんですけどねえ。
 ちなみにブラですが、「あ、この人、車に乗ったら確実に触ってくる」ってわかってからは、ノーブラで来てくれる女性が多いです。みんな、スケベですね。(2009/10/26)


【飲む?】
 俗に、精液を飲むと男性エキスでお肌がツルツルになる、なんて言うけれど、効果のほどはいかがでしょう? もしかしたら、精液そのものの効果よりも、彼氏のものを飲んだ(飲んであげた・飲まされた)っていう精神的満足感がお肌の健康に現れるのかもしれません。
 ところで、女性の中には、あんなもの飲むのは絶対イヤという人も、彼氏がよろこぶから仕方なく飲むという人も、飲むの大好きっていう人もいるんだけど、みなさんはどうですか? 先日、聞いたばかりの新しい意見に、「飲むの大好き。絶対飲んでやる」と決意するんだけれど、いざ、エッチしてみると、どうしても中に出して欲しくなる、てのもありました。(2009/10/25)


【仮眠中の夢】
 車を運転してて眠くなったら、パーキングエリアとかローソンの駐車場(もちろん、なんらかの品物は買う)で仮眠をするのだが、車中仮眠をしていると、何回かに一回は、車を運転する夢を見る。それも決まって、仮眠から目覚めて、再び運転をする夢だ。
 そうすると何故か、これまでなかったはずの道路があったりとか、ブレーキがめっちゃ利きにくかったりとか、こんな急坂降りれるか、というような道が現れたりとか、狭い道で絶対に行き違いできないような大型車がやってくるのに超絶テクニックでやりすごしたりとかするのだが、ついに恐ろしいことがやってきた。ヒッチハイクされたのである。
「新型インフルエンザになったので、病院まで乗せていってください」って……。もちろん、お断りしましたとも。(2009/10/24)


【23日の金曜日】
 13日の金曜日ではない。23日の金曜日である。きわめて重要な日である。ついウッカリしていると、給料日だということを見落としてしまう。いや、あくまで25日が給料日の人に関してなんだけどね。(2009/10/23)


【午後12時とは、いつか?】
 僕は、午後12時とは、深夜0時。すなわち午前0時、あるいは24時間制でいうところの0時および24時のことだと思っているのだが、あくまで「正午」と言い張る人がいる。
 そうなのだろうか? 深夜0時が、午前0時であるのだから、「正午」は午前12時であるとともに、午後0時であり、「午後12時」はその12時間後、深夜0時のことであるに違いない。午後12時が「正午」だと感覚的に思ってる人、いる?(2009/10/21)


【エアーカーテン】
 冷蔵庫の開け閉めをすばやくしたら、食材のためにも良いし、電気代の節約にもなるという。たった一人だけがその冷蔵庫を開け閉めするならそれも可能だろうけれど、家族の誰もが開け閉めする冷蔵庫では、そんな工夫は絵空事ではないだろうか?
 その一方で、テレビのリモコンだの、蛇口のセンサーだの、電気使いっぱなしのものがじゃんじゃん世の中に出回ってる。消費電力はたいしたことないんだろうけれど、テレビなんてリモコンを探している間に本体へ行ってスイッチ類を触ったほうが早いし、水道の蛇口なんて昔の列車トイレのようにペダル式にすればセンサーなんて要らない。それより、冷蔵庫にエアカーテンをつけたらどうだろうか? 業務用の冷凍庫なんかにはあるんだけど、扉を開けたら、エアカーテンが作動して、冷気が外に漏れないという工夫だ。技術革新が進む冷蔵庫だけど、家庭用に搭載してもらえないだろうか?(2009/10/20)


【サマータイム】
 サマータイム導入論が浮かんでは消える日本だけど、よく考えると(考えなくても)、夏は日が沈むのも遅いんだよね。だから、早く夜が明けるからといって、必ずしも早起きしなくていいよね。もちろん、活動時間を早朝にシフトした方が、暑いさなかの活動は減るんだろうけれど、その分、お昼寝ができるわけでなし。
 それならいっそ、夏は一日10時間労働、冬は6時間労働とか、どうかなあとか馬鹿なことを思ってしまう。僕は朝5時台に家を出ることも多いんだけど、もう暗いんだよね。玄関の電気をつけても、スイッチ消すにはまた靴を脱がなくちゃいけないから、真っ暗な中で自分の靴を足でまさぐって探して……、なんてことをしているわけで、つい「冬の労働時間は短くならない?」とか言ってみたくなったりするのだ。(2009/10/19)


【日本にハブ空港が無かった理由】
 答えは簡単。成田に国内線がほとんど飛んでなかったからだ。僕は大阪で国際線航空券を売る仕事をしていたけれど、「いったん羽田に飛んで、成田に移動するくらいなら、アジア各都市なら大韓航空を使ってソウルで乗り換えた方が便利ですよ。ヨーロッパ各都市ならエールフランスを使ってパリで乗り換えた方が便利ですよ」となる。逆に、日本に海外から来る人にとっては、「どうして成田で目的地へ向かう飛行機に乗り換えられないの?」となる。こんなんでハブ空港なんてありえないじゃない?
 羽田に滑走路が増えるのを機会に、羽田をハブ空港にというのは、ある意味、正しい発想だ。しかし、成田はどうなる? 成田の国際線を羽田に移さなければ、成田の国内線枠は増えない。これじゃ成田の凋落は目に見えている。羽田と成田をリニアモーターカーで直結するなどしなければ、複数の空港を一体に考えた包括的なハブ機能なんてのは、無理なんですよ。でも、羽田や成田はまだマシ。普通鉄道が直結してるからね。伊丹と関空の接続なんて最悪だし、神戸も伊丹も普通鉄道が乗り入れてないし、神戸なんてバスもロクにないんだから、利用者増えっこないよ。(2009/10/18)


【夢のセックス】
 セックスを経験すれば、「もっと気持ち良くなるには?」「相手をもっと気持ち良くさせるには?」ということを考えざるを得ない。そして、様々な妄想を抱くだろう。「もうこれ以上無理」となった後に、無理やり勃たされて、しかも常時、中折れしないテクニックを駆使される。僕は男なので、そんなセックスをしてみたいと思うものだが、女性の立場からしたら、また違うことを考えるだろう。
 この世には、ありとあらゆるものに対して、スキルアップのための教室や講座はあるが、セックスにはそういうものがない。性産業の一環としてなら、そういうことを謳ったものもあるだろうが、怪しげなものが中心だし、費用的に女性に有利になっていて、結局は性欲を満たしたい男へ様々な方法でアプローチしているにすぎないのではないか? 純粋にカルチャースクールとしてのセックス教室なんてあったら、面白いよね。(2009/10/17)


【それでも、高速道路、無料?】
 いずれはそうせねばならないとは思うが、とりあえず休日1000円乗り放題は廃止すべきだろうな。痛手を受ける業界が「CO2削減に反する」と、とにかくエコを引き合いに出す態度は気に入らないが、この経済危機に「休日レジャー」にだけ有利なことをするのは、いったい何なんだか? 休日にレジャーを楽しめる程度の経済状態の人に有利なことをする必要などないのだ。
 ただし、高速道路は高すぎる。まずすべきは、平日や無割引の時間帯を、東京・大阪の都市部も含めて、とりあえず2割値下げ(割引ではなく、値下げであるのがポイント。将来、段階的に値下げをしていく)するのと、大型車を普通車と同じ料金にするのと、大型の営業車(バスやトラック)を無料にするのをやってもらえないだろうか。大型車が必要に応じて高速を使ってもらえたら、どれだけ道路状況が緩和されるだろうか、観てみたい。CO2削減にもなるはずだ。(2009/10/16)


【ドンキホーテPB参戦。日本経済破綻に加速】
 680円ジーンズや、2リットル100円のお茶など、無茶価格のプライベートブランドが登場。テレビ取材によると、「海外の工場が空いている時期に大量発注をして」とのこと。消費者は安さに飛びつき、結果、日本人の働く場所が消えてゆく。
 売値が安くなれば、利益率が同じ場合、会社の儲けも減る。販売価格を下げるためには、「薄利多売」の旗の下、利益“率”さへ下げるかもしれない。そうして給料が減り、労働は過酷になる。日本経済は破綻への加速を早めるだけだ。
 技術革新とか、労働者の給料の増加に伴いニーズが増えたから大量生産ができるようになったとか、そういう理由で価格が下がるのは歓迎だ。だが、あらゆる手段で価格を下げると、しっぺ返しを食うのは労働者(=消費者)だ。消費者は適正な対価を支払うことで初めて、自分の仕事や給料も確保できるんだと知らねばならない。(2009/10/15)


【くびれた腰をつくる方法】
 テレビでやっていたのだが、手を後ろ(背中)で組み、顔を45度あげて、そのまま顎を引いた姿勢で、ウォーキングするんだって。僕は周に2〜3日、5〜15キロ程度のウォーキングをやってるから、ためしてみた。ためしたのは、ほんの数百メートルだけであるが……。
 さっそく、腰まわりが筋肉痛になるんだよね、これが。どういう仕組みで、その姿勢だと腰回りの筋肉に負担がかかるのかわからないんだけど、確かにズシリとくるので、効果はあるようだ。みなさんも、ためして、みる?(2009/10/14)


【JAL再建?】
 JALが経営難に陥ってるとニュースでやってるが、センスの無い者には、再建なんか無理だ。経営のセンスではなく、サービスのセンス、発想のセンスだ。僕なら、JRドル箱の新幹線から客を奪ってやるけどな。
 まず、複雑怪奇な割引を全て廃止して、小児運賃とか学割とか回数券とかだけにする。その上で、料金を下げる。
 また、飛行機の良くない点は、急がされて、急がされて、急がされて、そして最後に搭乗前に待たされて、搭乗後も待たされる。これがきわめて不愉快だ。あとは座席が狭いことと、出入りが不自由で窮屈なこと。これらを解消しなくちゃいけない。座席は必ず通路に面するよう、2列以上イスを並べない。窓際の2列は仕方ないが、窓際3列や、中央の3列4列だのもっての他。肘掛の共有もダメ。国内線で新聞・雑誌・飲物のサービスなんかいらない。飲物は自販機を設置しておけばよい。ブランケットも欲しければ自分でとりにいく。アテンダントはむやみに機内をうろうろするな。トイレへ行くにも邪魔である。座席の居住性を上げる代わりに、人的サービスを低下させて乗務員を減らすのだ。
 そして、東京(成田・羽田)と大阪(伊丹・関西・神戸)間は、合わせて10〜15分間隔で、150〜200人程度の機体をじゃんじゃん飛ばす。ただし、チェックインは専用通路を使い、電車の切符を買う感覚で、搭乗券を手にしたらすぐに搭乗・着席。そして出発だ。乗客名簿が必要なので電車と同じようにとはいかないが、切符を買う時に引き替えで提出すればいい。航空会社のクレジット会員なら、名簿不要・キャッシュレスでいいわけだし、名簿だって空港へ向かう鉄道やバスの中に常備しておけばいい。青函連絡船があった頃は、青森や函館へ向かう特急の車内で車掌が乗船名簿を配っていたんだから、やれるはずだ。
 さらに、特定の便を「全席喫煙」にする。一部喫煙室を設けるとかだと、やっぱり匂いが機内にしみついて、タバコを吸わない乗客は不愉快だろうから、専用機を用意するのだ。
 どれくらいの率が適切かはわからないが、自由席というか、事前予約では販売しない席も用意しておいて、空港にかけつけてすぐに乗れるシステムも確立する。どれくらいの率かは、時間帯や便によってニーズが違うだろうし、実地研究を重ねていくしかない。大阪ー東京便が軌道に乗ったら、大阪ー福岡便や東京ー仙台便にも導入。とにかく新幹線と勝負するのだ。夜行バスと勝負する方法もあるが、それはJALが頭を下げてきたら教えてあげよう。(2009/10/13)


【ソーラー携帯】
 使用中にバッテリー切れで難儀することがよくある携帯。なんで太陽電池をつけようっていう発想がないんだろう? そう思っていたら、やっとソフトバンクから登場したね。
 でも、まだまだ不十分。昔から腕時計には「自動巻」というのがあって、振動で振り子が動いてネジを巻いてくれるのがあったし、非常用の懐中電灯兼ラジオなんてのに至っては、手でハンドルをぐるぐる回して発電・充電するようなのもある。大きさや重さが多少犠牲になるけど、「小さく軽く」する競争なんてもう十分だし、そもそも「もっと小さくしろ、もっと軽くしろ」って要望なんか、数年前からもうほとんど無くなってるんじゃないだろうか? こうした機能をつけたら、そもそも充電なんて必要なくなるはず。わずかとはいえ、省エネにもなるだろう。
 民主党政権になってから、これまでもさんざん色々なことを書いてきたけれど、CO2を25%削減するために、技術革新のための経費がかかって様々な商品が高くなるのと、経済活動が停滞して給料が減ったりするのとで、国民一人当たり年間36万円負担になるとか言うけど、僕がこれまでに書いて来たような細かいことをひとつひとつやっていったら、そんなにひどい状態にはならないと思うね。リーダーシップをとる者がアホばっかりなんとちゃうか?(2009/10/12)


【脳内麻薬】
 性行為をしているときに脳内に分泌されるホルモン(?)は、モルヒネの実に6倍だか7倍だかの鎮痛作用があるという。頭痛が酷いので、試してみた。「気持ちいい」と感じることが重要のようなので、入浴も一緒にする。そして、効果のほどはというと……。
 入浴しながらというのは最初は気持ちいいのだが、エッチの方に夢中になって“のぼせ”てきているのに気づかず、ある時点で一気に気分が悪くなったのだ。頭痛も再燃。
 しかし、その時点までは確かに効果があった。今度はベッドルームで試してみよう。(2009/10/11)


【ノーベル平和賞】
 オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞とか。言ってることは立派だが、まだ何も実りある結果を出せてはいない。それでノーベル賞は、早いんじゃないの? と思わないでもないが、ノーベル平和賞はそういう傾向にあるよね。
 さっさと賞をやっといたら、途中で路線変更ができないばかりか、手を抜くこともできなくなって、結果の出るスピードが速くなるかもしれない。そんな思惑が働いているのかもしれない。(2009/10/10)

=漫画の記録=
「コッペリオン(井上智徳)5巻」…原発でメルトダウンし死の灰の覆われた東京に残された人を救うために生み出された、放射能に耐性を持つ人間“コッペリオン”。って、こんな話、すぐに終わるんじゃないの? と思っていたら、コッペリオンの誕生秘話に話が及んで、僕好みの展開になってきた。特殊能力を持つが故に突然死が運命づけられていることを知り、自暴自棄に暴走するコッペリオンの危険因子が登場して……。
「マイガール(佐原ミズ)2巻」…5年前に振られた彼女が、事故死したという知らせが舞い込む。そして、自分と彼女との子供だという5歳の女の子が突然やってきて、ある日突然、父子家庭に。コメディかと思わせるストーリーだが、シリアスでハートウォーミングなストーリー。先入観なしで書店で見て買ったんだけど、拾いものした。バンチ系作品を買ったのは初めて。だって、少年ジャンプで育った大人向けのこれみよがしな連載陣で、興味無かったんだもの。


【シーズー】
 人気がありながら、テレビなどにほとんど登場しない犬種は、結構いる。そのひとつが、シーズーである。そのシーズーがヤクルトのCMに登場すると聞いて、楽しみにしていた。
 だが、いざそれを目にすると、シーズーはホンモノではなく、人形じゃないか。ガッカリ……。
 そういえば、先日、白と黒の珍しいシーズーに出会った。飼い主さんが触らせてくれて、そのコもすっかり喜んで懐いてくれた。嬉しい!(2009/10/09)


【はかない命】
 台風18号で倒れた木にバイクごと衝突して、新聞配達員の方が亡くなられた。台風のさなか、危険なのはわかっていたはず。どうしてゆっくり走らなかったのだろう? 既にいつもより遅れていて、余計に焦っていたのだろうか?
 新聞が遅れたら苦情が寄せられ、叱責される。そんな日々を過ごしていたに違いないと思う。台風なのだから、新聞が遅れても苦情を言う人はいないだろうし、遅れた正当な理由だって説明できる。そんな正常な判断もできなくなるほど、その人は普段から叱責され続け、追い詰められていたのではないかと私は思う。人間は、人の命を奪うほど、人を追い詰めることが簡単にできるのだ。ピリピリせず、もっとのんびりゆったり生きていける世の中にならないものだろうか。(2009/10/08)


【亀井さん、アッパレ!】
「日本で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日本型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ。昔の大企業は苦しい時に内部留保を取り崩して下請けや孫請けに回した。今はリストラだけをしている。(大企業が)小泉改革に便乗して日本型経営を捨てたことが社会をおかしくした。責任を感じなければだめだ」(出典:Yahooニュース)
 いやもう全く、その通り!
 企業は人の集合体であり、人によって支えられている。企業は人に感謝し、苦しい時こそ人に奉仕しなくてはならない。しかし、大企業は組織を守るために人を切る。組織が人の集合体であることを忘れたそういう大企業は、人に見捨てられるのだ。
 小泉改革が悪いのでは無い。自分たちに都合のいい部分だけ取り出して、まさしく便乗しただけの大企業が悪いのだ。(2009/10/07)


【カピバラとアルパカ】
 カピバラを認識したのは、「オサムシ教授の事件簿(山口よしのぶ)」という漫画だけれど、これは食用にもなる世界最大サイズのネズミ(中型犬くらいの大きさ)で、のっそりしてて愛嬌がある。なんだか見たことがあるような気がしたので、ホームページで調べると、やっぱりそうだった。長崎バイオパークという草食動物のサファリ(だから、車やバスじゃなくて、歩いて園内をめぐり、動物たちにも触れるのだ)で、僕は名前も知らないこの子達に出会い、触ってもいるのだった。
 カピバラにはファンが多く、また長崎バイオパークはその筋では有名なところらしく、カピバラファンといえば長崎バイオパーク、長崎バイオパークといえばカパビラなのだと、あとで知ったわけだが……、僕と同じ職場の別の事業所では、カパビラのぬいぐるみまであるほど、みんなに浸透しているとは驚きだ。
 ところで、同じようにとぼけた感じのかわいい動物として、アルパカというのがいるが、皆さんは、カピバラとアルパカ、どちらが好きですか?(2009/10/06)


【屋上緑化】
 ドイツに研修に行った時の話である。建物を建てれば地表を奪うが、その分、屋上ができる。だから、屋上を緑化するのだ。環境に取り組んでおられる方からそんな話をきいた。ごく単純で、簡単な話である。
 個人の家に対して、いきなりそんなことを言われても難しい話であるが、法人や公共の建物なら法律で縛ればいい。まずは公共の建物から、取り組んでもらいたい。緑化のかわりに、ソーラーでもいいだろう。
 屋上を何らかに利用している場合もあるから、100%とは言わない。30%は守れなければ罰金もある義務。50%は努力目標。50%以上なら、割合に応じて報奨金。報奨金には、罰金をあてる。壁をツタなどで緑化すれば、その割合に応じて屋上面積不足の罰金を減額できる。CO2の排出を減らすのも良いが、緑に囲まれて暮らしたい。(2009/10/05)

=漫画の記録=

「大江戸医聞(石ノ森章太郎)コンビニ版2巻」……コンビニ用廉価版は前後の巻はほとんど諦めなくてはならないが、一話読み切りだろうと買ってみた。美しい背景とわかりやすい描写、そしてなんといっても絵そのものは“静”なのに、ものすごい迫力がある。静だからこそ、読み手の頭の中に動が鮮やかに広がる。これが石ノ森漫画の特徴だ。ただ、ストーリーは一話ごとにゲスト出演者によるエピソードが繰り広げられるのが好きなんだけど、メインキャラの過去とか心情の割合が多いので、この点がちょっと好みではない。

「Dr.コトー診療所(山田貴俊)23巻」……掲載誌の休刊でどうなるかと思ったが、雑誌を移籍しての連載継続。新雑誌掲載分も収録された23巻。奇跡的な手腕を発揮する物語が連続する中に、ちょっとしたエピソード性があればいいんだけれど、最近ではエピソードが全面に出てきて、それもメインキャラが中心に動いて行くので、物足りなさをかんじていた。23巻では、急患・難局といったコトーの腕の見せ所が出てきて、まあ満足。

「ゴルゴ13(さいとうたかを)文庫版125巻」……ゴルゴ文庫の最新刊。ゴルゴは相変わらず期待を裏切らず、その話ごとの様々なストーリー展開と完結があり、前述の2作品とは根本的に異なる、徹底した一流のプロによるエンタテイメント作品だなと思う。特にこの125巻は秀逸な作品ばかりだ。ボスに忠実な部下が、不吉な予感をボスはじめ幹部連中に知らせるが相手にされず、それどころか自分が、ボスに忠実なあまり幹部連中に煙たがられて、危険な目に合う。そしてゴルゴが登場し……(13恐怖症)他、ゴルゴが殺しまくる話(ヴィレッジジャック)や、人以外を標的にしたストーリー(凍った炎)、主に日本を舞台としゴルゴ自身が事件解決に乗り出したような動きをする物語(バイルス・チェイス)の4編が収められている。

「エクセル・サーガ(六道神士)23巻」……ウィキペディアではギャグ漫画と紹介され、このままダラダラいつまでも続けられそうなんだけど、本当に少しずつ物語の核心へ近付きつつある、福岡県福岡市を舞台にしたローカル色満載で稀有壮大な世界制服的現代幻想ファンタジー。敵も味方も誰かの掌の上で踊らされてる、その誰かが、もしやあの人、を読者に想像させるシーンがついに……。

 他にもいろいろ買ったが、まだ読んでない。
「マイガール(佐原ミズ)1巻」
「金魚屋古書店(芳崎せいむ)9巻」
「蔵人(尾瀬あきら)10巻」
「ナースあおい(こしのりょう)26巻」
「美味しんぼ(花咲アキラ)103巻」


【韓国海苔】
 韓国から持参した人から貰わなければ、ほとんど手に入らなかった頃の韓国海苔が懐かしい。今、日本のスーパーで手に入る韓国海苔、あれはマガイモノだ。ちっとも美味しくない。
 あの頃の韓国海苔は、「どれだけケチってんねん」と言わんばかりに、穴があきまくり、透けまくりの海苔の板に、ベットリとごま油と塩がかかっていた。ごま油と塩を海苔の風味で食べている、といった感じだった。
 今、手軽に手に入る韓国海苔は違う。穴なんて開いてなくて、ごま油も塩も上品だ。海苔にゴマ油と塩の風味がついている、程度のものである。ダイナミックさのカケラもない。あんな偽物、美味しくない。(2009/10/04)


【オリンピック】
 日本が破れた要因のひとつに、「国内で支持率が低い」というのがあるらしいけれど、だとしたら、僕も要因のひとつだ。オリンピック誘致に反対はしないけれど、そんなに来てほしいものでもない。
 大阪国体のときは、一日2〜3時間も眠れず、一週間以上帰宅もできなかった。朦朧としながら走り回り、この世の地獄を見る羽目になった。ワールドカップの時はそこまで渦中にはいなかったものの、売上が落ち込んだ。何が経済効果だバカヤロ〜! てなもんだ。
 会場が東京だから、関西圏の人には関係ないと言えば無いのかもしれないが、何しろ首都である。どんな影響があるか計り知れない。日本にとって、足元を固める方がより大切だと思う。(2009/10/03)


【長雨】
 一昨日は、一日中雨でした。昨日は、午前中は晴れましたが、午後から天気が怪しくなり、夕方からポツリポツリと降ったりやんだり、そして夜は雨。今日も一日中、雨でしょう。明日も雨らしいです。
「毎日、雨ですねえ」なんて会話、今年は梅雨のころにもなかったのに、ようやく長雨です。しかも災害を呼ぶようなゲリラ豪雨ではなく、しとしと降り続いてます。日本の雨、という感じで、雑音を包み込んで消してくれたりもして、落ち着きます。(2009/10/02)

=漫画の記録=
「ゴルゴ13(さいとうたかを)文庫版9・10巻」……やはり、文庫の重版が定期的になされているようですね。コンビニに必ず流通するところがありがたいです。


【湯沸しポット】
 カップ麺を作ろうと思って、お湯を注ぐと、突如、ブボボボッブシュ……、とか音がして、お湯がなくなってしまうことがある。お湯を入れる前に残量を確認したらよさそうなものなのに、何度でも同じ失敗をしてしまう。一滴も出ないならともかく、既に何分の一かはお湯に漬かってるわけだから、新たにお湯が沸くのを待っていたら、麺の一部だけのびてしまうから、対策が急務だ。丼か何かに移し変え、水を注ぎ、レンジでチン! これしかないだろう。
 最近のポットは、お湯を注ぐのにも電気の力を使っているが、昔のはプッシュ式で空気圧でお湯を注いでいたから、電機コードが抜けててもお湯が注げだ。なので、何かの拍子に電源が抜けたままで、ぬるくなったお湯を注ぎ、食べるまでそのことに気づかなかったこともある。麺はのびているのに芯があるという悲惨な状態。やっぱ、カップ麺は食べるたびにお湯を沸かすのがよさそうだ。ていうか、湯沸しポットって、お湯が要らんときでもお湯が沸いてるわけだから、すげーもったいないよな。湯沸しポットが無くなったら、どれくらいCO2は減るだろうか?(2009/10/01)


【スペースインベーダー】
 パチンコの機種である。歯医者終了記念に久し振りに打った。最近はアニメや特撮をモチーフにしたものばかりで、オリジナルがほとんどない(海シリーズくらいか?)ので、どれどれと思って早速座ってみた。しかし、良く考えたら、アニメでも特撮でもないけれど、スペースインベーダーって、かつてのテレビゲームをモチーフにしていて、オリジナルなんかじゃないんだよな。
 おまけに……。なんだかエヴァっぽいなと思ったら、説明書に「随所にエヴァっぽさが」などと書いてあるし、登場キャラは、エヴァだけでなく、なんとなくエウレカっぽいし、ナデシコっぽいし、おまけにリーチ予告に魚群なんてのまであるらしく、オリジナルどころかパクリのオンパレードであった。しかし、勝てたのでヨシとする。
 ちなみに、地味ながら脈々とオリジナルで後継機が登場している「フィーバーパワフル」シリーズであるが、僕にとっては7割以上の勝率を誇る相性バッチリのシリーズなのだ。しかし、今日は負けた。(2009/09/30)


【街灯の抑制を】
 夜、いつもの道を歩いていて、「やけに足元が暗いな」と思ったら、その日は月明かりが異常に明るかったのを覚えている。明るい分、月明かりも街灯も届かない部分は闇が深くなる。明るさのために、暗い部分が余計に見えなくなるのだった。
 そう思って街灯を検分すると、感じるのが「こんなにたくさん、いらんよな」である。1/2か1/3で十分だ。遊歩道に面して公園がある場所など、遊歩道と公園の両方にそれぞれ街灯が配置してあり、どちらか一方で十分な場所もたくさんある。歩道と車道の境目に立つ街灯も、ポールから歩道側と車道側の両方に傘をつけて2つも灯してあるのがあるが、ポールの真上に丸いものがひとつあれば十分である。阪神高速だって夜間に走ってみると、煌々と照明が照らされている。車にはヘッドライトがあるんだから、基本的に不要で、分岐点や合流点など特殊な場所に設置されてればそれでいい。
 街灯を抑制すれば、CO2削減に貢献できるはずだと思う。25%という大胆なCO2削減を行うには、こういう考え方も必要であろう。(2009/09/29)

=漫画の記録=
「直江兼続(深谷陽)」……意外や意外、この作家の画風が戦国武将ものにバッチリ合う。しかし、画風は合うが、この作家が描く作品としてはどうだろう? 戦国武将列伝シリーズのひとつのようだから、この武将について描いて下さいとでも注文が来たのだろうけれど、もともと僕は「アキオ紀行」シリーズが好きだったので、作家買いをしているだけに、「もっと違う作品を描く機会を与えてやって欲しい」と思うのだ。アキオ紀行シリーズも、ベトナムとバリだけで止まっていて、続く中国編は出てないみたいだし、アジアンテイストの怪しい食堂を舞台にした物語も好きだった。そう、この作家さんは、東南アジアテイストな作品を描かせたら一級品なのだから。


【歩行検定、合格】
 自分の場合は初級なので、20kmを5kgの荷物を背負って5時間以内に歩ければ、合格。最後尾ではあったが、クリアした。中級なら30kmを7時間、上級なら40kmを8時間となる。
 トレーニングをしていたので、合格には自信はあったのだけれど、とにかく暑かった。水分も3リットル近くとったけれども、体重は1kg減った。そして感じたのが、スタミナの無さ、回復力の脆弱さ。健脚自慢の他の受験者たちに最初は遅れをとらずに歩けたが、休憩している間にどんどん差をつけられるのだ。
 多少の筋肉痛はあるものの、トレーニングのおかげで、翌日(今日だね)に疲れを残すこともなく、仕事も日常生活にも支障はないのだけれど、いつまでも長時間を歩き続けられるスタミナというのは、どうやったら養えるのだろうか?(2009/09/28)


【関西独立リーグ、減俸】
 なんと、給料が6割減で、月給20万から8万になるのだと。これじゃ、生活できない。バイトとの掛け持ちになる。いっそのことスポンサーに頼らず、「野球の普及と振興」を目的にした財団法人だかNPO法人だかにして、もっといろんなことをしてみたらどうだろう?
 たとえば、草野球チームとの試合。曲がりなりにもプロだから、申し込めばどのチームでも試合できるわけではなく、予選を勝ち抜かねばならない。ただし、優勝しなくても、いい試合をしていると認められたチームはOKとする。この予選会にエントリーフィーをとる。我が草野球チームが出るとなれば、応援も来ようから、観客動員も増える。
 個人で関西独立リーグに参加できる、というのもいいんじゃないの? もちろんこれも、テストをして一定レベルに達してなければダメなわけだが、テストの受験料をとればいい。合格したら、双方のチームとも合格者1名をスターティングメンバーに入れ、投手なら最低1/3イニング、野手なら1番打者にして最低1回はバッターボックスに立ち、1イニングは守備をするなど、素人さんを入れることによる戦力低下を双方チーム平等になるようルールを作ればいいと思う。
 少しでも収入を増やし、観客動員を増やすには、こんな奇策も必要なんじゃない?(2009/09/27)


【無駄な炎】
 洞窟の中などで暮らし、決して火を絶やすことなく……。人間がこんな暮らしをしていたのは、はるか昔のことなのだろうけれど、現在の人類は無駄な炎をバンバン使っていると思う。無駄、というよりも、いつでも火をつけられるから、好きなときにつけて、勝手なときに消し、それを有効活用しようとしていない、というべきか。
 ゴミの焼却場や火葬場などで火力発電をすればいいのに、と思う。その分、化石燃料の使用が減り、トータルとしてCO2が減るじゃないか。埋め立ててるゴミなんぞ、高温でバンバン焼いちゃえば、ゴミ捨て場問題も少しは解決するかも?(2009/09/26)


【夢のあとさき】
 朝のワイド番組で、こんにゃく料理の特集をやっていた。キモは、「安い」と「低カロリー」。シルバーウィークでお金を遣いすぎたり、食べすぎたりした人へのアイディア提供という趣旨で、なんとも抜け目ない。ところで、みなさんのシルバーウィークはいかがだっただろうか?
 当方は客商売なので休みとは縁がなく、そのかわり今日から月末まで飛び石ながら3日も休みがある。1日目はライブのステージに立ち、2日目はいよいよ歩行力検定、そしてラストは……歯医者。(2009/09/25)


【おマメとクリ】
 実りの秋ですね。今日、職場に、山やら畑やら持ってるスタッフが、枝豆と栗を持ってきてくれて、湯がいてくださいました。それがなんと、ひとつの鍋で同時にやっちゃうのだ。その方は、家ではいつもそうしているんだそうで、これがどうやら、それぞれ別々にゆがくよりも、美味しいらしい。
 単独で湯がいたものと同時に食べ比べたわけじゃないけれども、確かに美味い。いや、季節モンだから当然だろ、とか言われたらそうなんだけど、食った本人が美味いと思ったんだから、それでいいじゃないか。というわけで、みなさまも、お試しください。(2009/09/24)


【クレヨンしんちゃん】
 他人事のようにただ「ご冥福をお祈りします」と言う気にはなれない。あまりにも身近な作品だから。マ○ケルの死よりも、僕にとってはショックなのであります。(2009/09/23)


【ETCバー】
 ETCのバーの開くタイミングが遅くなった。これは明らかにサービスの低下なのだが、「安全のため」などと、耳障りのいい事ばかり宣伝されている。
 そうか? 目の前にバーが近づいているのに、開かないなんてドキリとするし、「カード入れ忘れたか?」とか「わあ! ぶつかる!」とか焦る。運転者の精神状態を良好にするような配慮がなされていないのだ。
 どうせやるなら、バーの開き始めるタイミングは変えずに、開くスピードをゆっくりにするとか、方法はあるはずだ。頭悪いというか、発想が貧困というか、そういう人たちが世の中のシステムを整備してるのかと思うと、暗い気分になるよな。(2009/02/22)


【感知式信号機】
 うちの近所に9割以上の確率で止められる感知式信号がある。たった1台か2台の車のために、幹線側が10台も20台も止められる。前後の通常の信号機同士は連動しているんだけど、感知式信号で思いつきのように止められるから、前後の連動している信号も意味がなく、とにかく止められまくってしまう。その都度、減速・停止・アイドリング・加速……。CO2吐きまくりだ。
 感知式信号って、意味があるのか? 信号が必要なら、通常のものを前後の信号機と連動させて設置すればいい。でも、感知式になるくらいだから、もともと車の切れ目は相当あると判断されている交差点なんだし、点滅信号にして歩行者だけ押ボタンでいいじゃないかと思う。
 あ、でも、点滅信号も少し考えて欲しいよね。「黄」と「赤」の点滅って、「黄」が消えたら、普通は次に「赤」が点灯するんだから、ドキリとしてブレーキを踏みそうになる。点滅信号は「青」と「赤」にすべきだとおもうけど……。(2009/02/21)


【ドイツの思い出】
 何の料理の添え物だったか、タマネギとマッシュルームの炒め物がめちゃくちゃ美味しかった。常々これを、再現したいと思っていたのだ。何度かためしてみたが、どうも思い通りのものができない……。
 しかし、ついに完成したので、レシピを公開しよう。まず、用意するのは、タマネギは半分。これを厚めのスライスにする。マッシュルームは8〜10個。このうち2〜3個はなるべく薄くスライスして、味が出やすいようにする。残りは2等分にして、これはマッシュルームそのものをパクパク食べるのを楽しむ。そして、サラダオイルを用いてフライパンで炒めるのだ。味付けはシンプルに塩。お好みの塩加減で。そして、わずかに胡椒。これだけでOKだ。(2009/09/20)


【新聞休んでエコに貢献】
 新聞代は今のままでいいから、夕刊を止めてしまったらどうだろう?(駅売りの夕刊専門誌などは除く。あくまで自宅に配達してくれる日刊の新聞だ) 新聞代を据え置くのは、業務は減るが人員は減らさず労働環境を向上させるためと、紙面が減れば広告収入が減るので、購読料まで下げるわけにはいかないだろうという考えに基づいている。
 夕刊を止める代わりに、朝刊のボリュームも増やす。日によってページ数に違いはあるだろうが、たまたま手元の新聞は朝刊が40ページ、夕刊が16ページだった。これを朝刊のみ48ページにする。内容まで口出す気はないが、人員に余裕が出る分、読み応えのある企画モノなんかがイイナと個人的には思う。
 それはともかく、この措置で紙面は13%強、節約できる。紙面は日によって異なるから、概ね10%は確実にエコに貢献できるだろう。新聞配達のバイクの燃料など半分で済むようになる。これで多少はCO2削減に貢献できないか?(2009/09/19)


【謝罪会見、それ、アカンやろ?】
 酒井法子の謝罪会見、そんなん、したらアカンし、マスコミもかけつけたら、アカン。謝罪会見とは、すなわち「表舞台」であり、事実上の「復帰」を意味する。個人的に彼女に何の恨みもないし、カワイイし、女優としても歌手としてもOKだけれど、彼女に謝罪会見なる表舞台が許されるということは、「覚せい剤やったって、このように復帰できるんですから、皆様もぜひ、一度くらいはお試しください」と言ってるのと同じことだ。
 一般のサラリーマンならそれで人生棒に振るはずである。しかるに、世間に影響力の大きい芸能人が、次々復帰していくというのは、社会が覚せい剤を認めていることに他ならない。本当に麻薬を撲滅したければ、麻薬使用者を永遠に表部隊から抹殺してしまわないとダメだと思う。(2009/09/18)


【色々表示物】
「関係車以外、立ち入り禁止」と書いた看板のある駐車場を発見した。駐車場だから「関係者」ではなく「関係車」としたのだろうが、発案者の「どうだ。シャレがきいてるだろ?」と言わんばかりの表情が見え隠れして、「オモシロくね〜よ、それ」と思う。それに、車なら「立ち入り禁止」じゃなくて、「進入禁止」とか「乗り入れ禁止」だろ?
 一方、こちらは喫茶店の駐車場。なんと「客用駐車場」と書いてある。普通は「お客様用駐車場」だろ、と思いながら、「客は客だろ!」と言いたげなオーナーの声が聞こえてきそうで、興味を引かれた。しかし、喫茶店はコーヒーの味に当たり外れがあるから、あんまり行かないんだよね。好みの味の缶またはペットボトルのコーヒーの方がいいんだ。だから、いつ、行くことになるかなあ?(2009/09/17)


【レジ袋】
 レジ袋を廃止したり有料にしたりすることで、結局、得をしているのはお店ではないか? 新たにマイバックを購入することで、その分、資源が失われてやしないか? レジ袋を家庭で何かに流用せずにそのまま捨ててる人って、ほとんどいないよね? レジ袋が無くなれば、流用できなくなる分、ビニール袋を購入するんじゃないの? 消費者はまんまと載せられて、エコの旗印の元に新たな商品を掴まされてるだけのような気がする。
 かつては「買い物かご」の持参が当たり前だった。それが売り手側のサービス合戦でレジ袋が導入されるようになり、今度はマイバックという新たな商品を買わされる。我々は振り回されてるだけなんだよね。(2009/09/16)


【お父さん、しっかり!】
 スマップを起用して、仰々しいCMを派手に打ったソフトバンク。もう、お父さん犬のCMは観られないのかと思ったが、あっというまに復活したね。
 あのCMのせいで、同じ犬種を見つけると、「おお、お父さんだ」とか思うようになったんだけど、CMワンコのキャラ作りのせいか、お父さんよりも街中の同じ種類のワンコの方がずっとずっとカワイク見える。お父さんワンコは、なんか、生意気そうで、かわいくない。気の毒なキャラ設定だ。(2009/09/15)


【水出しコーヒー】
 専用の装置が置いてある喫茶店でしか飲めないのだけれど、水出しコーヒーが美味いらしい。お湯を使うと、コーヒーの美味しくない部分まで出てしまうが、水なら美味しい部分だけが出て、風味豊かでありながらマイルドな味わいになるのだそうだ。
 実はこれに近いものが、家庭で出来る。カップに使い捨てのカートリッジをセットして、上からお湯を注ぐだけ、というのがあるでしょ? あそこに、お湯ではなく、水を注ぐのだ。ただ、最初だけは、全体を湿らせる程度にはお湯を使った方が具合が良さそうだ。
 本物の水出しコーヒーとは、似て非なるものだろうし、コーヒーは嗜好品だから、他人がなんと言おうと、自分流でやればいいわけだけど、僕はエセ水出しコーヒーは好きだ。(2009/09/14)


【36万円】
 国民1人当たりなのか、労働人口1人当たりなのかよくわからんけど、CO2を25%削減するには、これだけ負担が増えるらしい。これを高いとみるか、仕方ないと思うかは人それぞれだけれど、仮に1億3000万人×36万円としたら、10兆8000億円になる。しかも、毎年だ。
 これだけあったら、緑化に使って欲しいと僕は思うな。緑化するにも、それを維持管理するにも、人が必要になるから、雇用促進にもなるしね。36万円もの負担が増えるなら、節約のために、燃費の良い車とかエネルギー効率の良いものを消費者は求めるわけだから、技術革新なんて放っておいても企業がやってくれるはずで、行政が旗を振る必要なんてない。
 人口が増えればCO2はどんどん増えるんだから、出さないようにする努力も必要だけど、出したCO2を吸収する努力も必要なんじゃないかな。(2009/09/13)


【クライマックスシリーズ】
 セリーグに限って言えば、クライマックスシリーズのおかげで、3位争いが盛り上がり、客も入っている。ペナントレース終了後も、クライマックスシリーズという大勢の集客を見込める興行となる。ファンは喜び、プロ野球業界の収入も増える。いいこと尽くしだが、でも、やっぱり疑問が残るのだ。
 だって、ペナントレース144試合でコツコツと勝ちを重ねてきたチームが、最後の数試合でひっくり返るかもしれないんだよ。今、1位の巨人と、3位争い集団との差は20ゲームほどもある。
 CSが無かったら、セリーグはもはや面白くないだろう。パリーグは1位争いが面白いが、それはたまたまであって、ペナントレースが長すぎるんじゃない? かつてのパリーグのように2シーズン制にして、前期後期の優勝チームがプレーオフで日本シリーズ出場をかけて競うならわかる。同一チームが優勝した場合だけ、前期後期の2位チームが競い、勝者が1位と戦うクライマックスシリーズをすればいい、とか色々手はあるはずなんだけどね。興行数と客を増やしたいのなら。(2009/09/12)

 購入漫画作品
「酒は辛口、肴は下ネタ(みさき速)1巻」……ええ〜? 「特攻天女」の、あの、みさき速が、こんな作品書くんか? 下ネタで笑わせてはくれるけれど、エロいってのとも違う。居酒屋が舞台だから様々な料理が出てくるけど、普通の料理漫画ならその一品だけで一話やりそうなネタを、ガンガン惜しげもなく何品も出してくるなんざ、小気味良すぎる。特攻天女のときは随分、読みにくい絵柄と構図だったんだけど、上手になったなあ。
 購入漫画作品
「酒は辛口、肴は下ネタ(みさき速)1巻」……ええ〜? 「特攻天女」の、あの、みさき速が、こんな作品書くんか? 下ネタで笑わせてはくれるけれど、エロいってのとも違う。居酒屋が舞台だから様々な料理が出てくるけど、普通の料理漫画ならその一品だけで一話やりそうなネタを、ガンガン惜しげもなく何品も出してくるなんざ、小気味良すぎる。特攻天女のときは随分、読みにくい絵柄と構図だったんだけど、上手になったなあ。
「あまんちゅ!(天野こずえ)1巻」……AQUAやARIAの作家さんね。相変わらず、水にまつわる作品で、今回はスキューバダイビング。でも、ファンタジーじゃなくて、今度は現実世界、伊豆が舞台。とはいえ、なんだか幻想的な絵なのは、相変わらず。崩れ顔のときにキャラの区別がつかないのは私だけ?


【日々、過酷さを増すトレーニング】
 今月末に行われる「歩行力検定」受検のためのトレーニングも佳境に入ってきました。5km程度から始めたウォーキングも最近は7〜8km、そして今日は未知の領域10kmに(本番は20km)。5kgの荷物も背負わなくてはならないので、今日から負荷をかけることにして、とりあえず3kg。これで11kmを2時間10分くらいで踏破したから、このペースを維持できれば、本番の5時間という制限もクリアできるはずだが……。
 本番の半分の距離だというのに、足、もうボロボロ。
 このあと、本番までに2回、同じ距離である20kmを試して、その後は、疲れを残さないように距離を短くしつつ、なまらない程度のウォーキングを維持しながら、当日を迎える予定です。でも、このあと、30kmとか40kmの検定もあるし、来年には24時間で100km歩くのに合格するのが目標です。(2009/09/11)


【人力発電】
 家庭用のソーラーパネルで発電して、余った電気を電力会社が買い取るシステムがある。電気を逆流させ、メーターを逆回転し、電線に電気を戻すわけだが、別にソーラーパネルで発電した電気でなくても構わないはずだ。
 というわけで、スポーツクラブにある自転車型のトレーニングマシン(家庭用のもあるし)で人間が無駄にエネルギーを浪費するのでは無く、あれで発電したらいいのだ。
 子供を預ける保育所が見つからずにパートにも出られないお母さんに貸与すれば少しは家計の足しになるだろうし、ホームレスや日雇いからあぶれた人を「人力発電所」で雇用して自転車マシンをこがせてもよい。刑務所にも設置して、服役中の囚人にも一日何時間かマシンをこがせるとか、懲役を年月ではなく「発電量何万キロワット」とかにしてもいいかもしれない。交通違反の反則金のかわりに発電してもよい、となれば、僕なら喜んで参加する。CO2削減なんて、アイディアしだいだ。(2009/09/10)


【ドライブスルー禁止】
 民主党がCO2を25%削減とか無茶を言ってるらしいが、無茶ではないと思う。逆転満塁ホームランのような技術革新は無理でも、小さなことからコツコツやればできるはずだ。そのためには、不要な「便利」を禁止することである。そのひとつがドライブスルーだろう。
 なにしろ、待っている間、アイドリングしっぱなしなのだ。こんな無駄なことはない。自分が食べたくて買いにいくんだから、ちゃんと店の駐車場に入れて、エンジンを切り、店内に入るくらいの手間はかけろっての。
 おまけに、待っている車が多ければ道路にまではみ出して通行の邪魔、道路を走行してる無関係な多くの車に減速や停車を余儀なくし、無関係な人の燃料と時間を浪費させているんだから、これは大罪だ。店だって、自分のところの商売でやってんだから、十分な駐車スペースを用意して、他人に迷惑をかけるんじゃねーよ。
 というわけで、ドライブスルー禁止法案を提案します。(2009/09/09)


【警察とカツ丼】
 捜査協力ということで、とある警察署の刑事課を訪ねることになりました。非番(おそらく)で空いているデスクを案内され、課長さんからアレコレと訊かれます。
 そうこうしているうちに、若い刑事さんが「どうぞ」と、缶コーヒーを出してくれた。「あれ? カツ丼じゃないんですか?」と質問すると、「あれは、取調室だけ」と言われました。
 ……という話をすると、「嘘つけ」と言いながら、みんな笑ってくれる。さあ、この話、どこまでが本当で、どこからが嘘か? 皆様も一緒にお考えください。(2009/09/08)

 購入漫画作品
「蔵人(尾瀬あきら)9巻」……相変わらず、熱いですね。色々な意味で。夢追人の出てくる作品は基本的に好きです。10巻で完結らしく、作品の長さとしても、ベストと言えるでしょう。最後、泣かせて下さいね。
「チーズの時間(山口よしのぶ)3巻」……作家買いですが、もちろん面白いです。一話完結スタイルでストーリーは落ち着くとこに落ち着きますから、安心してチーズの薀蓄を楽しみましょう。
「鉄道むすめ(MATSUDA98)」……まだ、よんでないっす。
「ゴルゴ13(さいとうたかを)文庫120・121巻」……どこから読んでもOK。ゴルゴが面白いと思うようになったら、大人……かな? 飽きないよね、これ。
「色即ぜねれいしょん(みうらじゅん)」……小説。もう、映画は終わってるだろうな。観たかった……。


【綺麗な車】
 僕の乗っている車は、3年半で12万キロ走行なのですが、さすがにあっちこっち、擦った傷やらヘコミやらあって、洗車もセルフスタンドのコイン洗車だから、細部にまで行き届いているとは言い難い。
 でも、世の中には、営業車でもないのに、ピカピカで傷ひとつない車が実に多くて、気持ち悪い。駆動や制御に関する機構など安全性に関する不具合があっては困るが、“形あるものは”はいつか壊れるのだし、たかが車の外見ごときに神経を尖らせるその気持ちがわからないのだ。
「まあ別にこれくらいええやんか」という鷹揚な気持ちが欠けていて、そのせいでギスギスした世の中になっているんだと感じることが多いんだけど、その現象がもっともよく現れているもののひとつが、車だと思う。同時に、もっと大切なものがあるんじゃないの? と僕は言いたい。(2009/09/07)


【ワンコに触って幸せ】
 僕はワンコ好きなのだけど、我が家には現在、ワンコはいない。惜しくも16歳になれなかったシーズーちゃんの喪に服している……というわけでもないんだけれど……。
 で、今日は1万歩ウォーク(といいつつ、だいたい最近は15000歩前後だが)の途中に、2匹も散歩中のワンコに、飼い主さんが触らせてくれたのだ。幸せ……。
 一匹は、真っ白なグレート・ピレニーズ。でっかくて力持ちで大人しくて人懐こい。目を合わせると、飼い主さんを引きずるようにして近づいて来るのだ。もう一匹はパグ。ちっちゃくて元気で人懐こくて甘えたさん。かがむと膝に乗ってきて、前足を大きくあげてジャンプしてくるんだよ。抱っこして欲しかったんだね。(2009/09/06)


【狂った時計】
 車の時計が微妙に狂う。一年に2分弱くらいのようで、買って3年あまり、気がついたら5分くらい早い。それが6分に至ろうかという段階になって、「これは具合が悪いな」と、きちんとした時間に合わせることにした。
 時間はOKになったけれど、午前と午後をどうやったら直せるのかわからない。AM表示をPM表示に切り替えることができないのだ。今まで全く気にしていなかったんだけど、時刻合わせをしようとしたときに、「あれ? 午後なのに、AMになってるぞ」と気がついたのだ。
 ラジオやCDの表示と一体化したモノクロ液晶なんで、時刻合わせの時も、時刻合わせに切り替えてから、ラジオやCDの操作部を触ることで時刻が戻ったり進んだりするんだけど、どこを触っても24時間表示にもならない(AMが消えない)し、PMとも現れない。
 あちこち触っているうちに、「AM」が「FM」に切り替わった。(2009/09/05)


【ミシュランとギネス】
 ミシュランのレストランガイドは、タイヤメーカーのミシュランが、「わざわざ遠くまで車に乗ってでもでかけたいレストランを紹介することで、タイヤを消耗させ、タイヤの売上を伸ばす」のが目的で始めたんだとか。ギネスブックも同様に、酒の場の話のネタを提供して盛り上がってもらい、よりギネスビールの売上を伸ばす、というのがスタートだったという。
 今となっては、本当にミシュランのレストランガイドがタイヤの販売に、ギネスブックがギネスビールの販売に、繋がっているのかどうかアヤシイと思うのだが、当初の目論見を越えて、それ自体の存在が成立してしまっている。
 商品開発をする限りは、こんな発展を遂げるようなことをしてみたいものですね。(2009/09/04)

 漫画ですが、「大市民(柳沢きみお)」のコンビニ版を購入。昔、発表になった作品の再編集版なので、話題が古いのだけれど、いやまあ、ホリエモンをブタエモンと称して、クソミソにこき下ろしている。まさしく大同感! 気持ち良過ぎるぜ。しかし、ここまで書いても、伝わらない奴には、伝わらないんだろうなあ。それが悲しい。


【悪い噂は広まらない】
「悪い噂は広まらない」って、どこで聞いた言葉だったかなあ? 確かに、悪口なんか聞いてて気分良くないし、そんなものをさらに第三者に伝えようという気にはならないものだ。そもそも、悪口を言っているその人の、醜く歪んだ顔は見るに耐えない。
 実はWEB上で、本人を特定できるような書き方で、ずいぶん前から誹謗中傷されているんだけど、そのことについて「こんなこと書かれていますよ」とか「本当ですか?」とか誰かが言ってきたこともないし、苦情を言うつもりもないんだけれど、不特定多数が見るWEBでそんなこと書いてたら、「あ、この人は、こういうことを書く人なんだ」って、本人の価値を下げることになると思うんだけどなあ。
 なんて、偉そうなこと、言えませんね。私も自分の価値を自ら下げるようなこと、ずいぶん書いていますから。でも、そこまでカッコつけると自分がしんどいから、ま、いいか。(2009/09/03)


【ひと夏の経験】
 ひと夏の経験を見分ける方法があるのだという。例えば、急に無口になり、どこか遠くを見るような目つきをしながらも、何かを思い出しているのが明らかなほど静かな笑みを浮かべているとか、ふとしたことで余裕を垣間見せるようになったとか、急に明るく積極的になったとか。
 あなたの周りにも、そんな人がいないかどうか、意識して観察してみるのも面白い。
 ワイ談の好きな奴のその内容が、急にナマナマしくなった、なんてのもあるが、これはどうも、身も蓋もないな。(2009/09/02)


【痛い……】
 虫歯治療中(その歯はもう痛くない)なのだけれど、それとは別の歯が痛くなってきた。治療中にこんなことになるなんて、なんでやねん。
 次の予約が9月2日。臨時で歯医者へ駆け込むのは、仕事の都合で無理。それまで、我慢できるのか?(2009/09/01)


【ロシアンルーレットの敗者復活戦】
 リボルバー式の拳銃に玉を一発だけ込めて、自分の頭にあてて、引き金を引くゲームであるが、「当たり」すなわち「死」であるから、こんなものに敗者復活戦などありえない。ありえないけれども、これが連載中の小説のタイトルだ。
 いったん、ほぼクライマックスまで書きあげたけれども、連載期間があまりにも長すぎたため、時代に合わなくなっていて、一から書き直しをしている。しかも、これが二度目。当初作品は、就職活動に苦労をしている主人公の姿を描いていたが、一度目の書き直しではこれが時代に合わなくなり、しかし、二度目の書き直しでは、時代に合ってしまった。
 時代に合うようつじつま合わせをしているだけで、テーマも流れも変えるつもりはないので、早いペースで最後までもっていきたい。もしよろしければ、ご愛読のほどを。(2009/08/31)


【自民党のウィークポイントは危機管理】
 96年10月の選挙から、第一党に圧倒的有利な「小選挙区制」が導入された。中選挙区制なら得票数第二位で当選できた人ができなくなり、死に票が増加。興味を無くした有権者の多くが棄権し、投票率もガタ落ちになった。弱小政党からのブーイングを減らすための比例代表制も、番狂わせで落ちた自民党が復活当選するための裏ワザでもあった。
 ここまで国民からソッポを向かれるとは思っていなかった自民党。人気が落ちた時の(危機の)ことを想定していないから、こんな選挙制度を成立させ、自らの首を締めることになったのである。
 比例代表では、共産党が有利と見る。政権が変わっても連立与党に入る気などさらさらなく、「建設的野党」として良いことには賛成し、国民にとって悪いことには防波堤になると宣言している。連立の仲間に入って与党の一角になってやろうとほくそ笑む現野党よりもよほど信用できる。

 宗教系政党は、信者のおかげである程度の得票は期待できるだろうが、個人的にはご退場願いたい。
 宗教家が政治家になるのはかまわないが、宗教が政党を作ってはいけない。宗教はもっと別の次元で、世界を語り、人を導くべきなのである。でないと、「救い」など語れないではないか。
 さて、選挙の結果はいかに?(2009/08/30)

 ここ数日の漫画購入履歴。
「アオバ自転車店(宮尾岳)9巻」……アオバは好きな作品だが、2誌同時連載するくらいなら、宮尾さんにはSFファンタジーも描いて欲しい。
「ジパング(かわぐちかいじ)41巻」……作品とは関係ないが、この作者は鉄道好きではないかとひそかに想像しているけれど、現実はいかに?
「ロマンス地獄(むつきつとむ)」……エロマンガ。僕の好きな作家さんです。女の子がかわいい。乳の大きさが適切。
「絶対可憐チルドレン(椎名高志)16巻」……買った記憶があるのに手元になく、補充した。すると息子が「勝手に借りててゴメン」と返却してきた。


【一日に2人抱き、いずれも若奥様に喜ばれる】
 1人目は3歳の女の子。ママ(若奥様)に抱っこされてるが、大泣き。笑いながら目を合わせると泣き止んで、ママの抱っこから落ちんばかりに身体を乗り出して、手を広げてくる。「あらあら、抱っこしてほしいの?」と、若奥様。女の子はママの手から僕の手へ移ってきた。
 もう1人は、1歳の男の子。しゃがんで目線を合わせ、いないいないばあ、をしてあげると、両手を広げて(抱っこしてのポーズ)危なっかしい足取りで近寄ってくる。抱き上げてあげると、行きたい方角を指差して、「あっちへ行け」「こっちへ行け」と命令する。「あらあら、すみませんねえ」と、若奥様が笑った。(2009/08/29)


【ドライブインシアター】
 車ごと入場して、車に乗ったまま映画を観ることができる、ドライブインシアター。むか〜し、そういうものの存在を聞いたことがあるけれど、片山右京さんがパーソナリティを勤めるラジオ番組で、今でもそういうものがあるんだと知った。
 車という個室、周囲は(おそらく)真っ暗、とくれば、こんなところへカップルで行ったら、きっと、ムフフ……、だろうなあ。観覧車の中とか、そういうところにカップルで行けば、当然かもしれない。中には、高層ビルのエレベーターで目的階につくまでの間に、入れて出して、までしちゃったという話も聞いたことがあるけど、そんな経験のある人、いる?  あれ? 話がそれた。そうそう、ドライブインシアターね。僕は未経験だけど、行くなら一人で行って、完全に自分の世界にひたって映画鑑賞したいな。一人で行って、オナニーすすわけじゃないよ。(2009/08/28)


【人生における後悔】
 それは、結婚するまでに、お見合いと同棲を経験しなかったことである。結婚してからでは、望んでもこれは経験できない。こんな話をしたら、妻も実は同じ想いなのだと言った。我々夫婦で意見が合うのは珍しい。
 と、いうわけで、独身諸君は今のうちにお見合いと同棲を経験しといたほうがいいぞ。でないと、人生における後悔(あとから、取り返しがつかない)をすることになる……かもしれない。
 ところで、お見合いした日に即エッチした、という人がいたら、是非、経験談を投稿してくださいね。
 ちなみに僕は、時々靴下のお見合いをする。パートナーと離れ離れになって、タンスの中で単身、使われること無く眠っている靴下をひっぱりだし、照合して、カップルにしてあげるのだ。(2009/08/27)


【ゴルゴ13】
「ゴルゴ13(さいとうたかを)を読んだことのない成人男子はほとんどいない」というようなことが、「金魚屋古書店(芳崎せいむ)」に書いてあったし、僕もその通りだと思っていたけれど、聞いてみると、案外読んでいない人が多い。“亀有”と同様、連載開始から一度の休載もなく、延々と続いている。そのゴルゴの文庫版が順次、重版で発行され、どうやらコンビニにも流通させる作戦らしい。
 たまたま1巻を見つけて、これは購入しておかねばと買ったら、現在、8巻まで並んでいた。残念ながら、2〜4を買い損なっている。文庫最新刊も並ぶらしく、123・124巻も手元にある。ところで、ゴルゴの一番のお得意様は、CIAなのだそうだが、こういった解説が読めるのも、文庫版の特典である。(2009/08/26)

 この他、ここ数日間の入手作品は、次のとおり。
「デッドマンワンダーランド(片岡人生・近藤一馬)6巻」、「7SEEDS(田村由美)15巻」、「鋼の錬金術師(荒川弘)23巻」、「碇シンジ育成計画(高橋脩)8巻」、「のだめカンタービレ(二ノ宮知子)22巻」、「サマーウォーズ(杉基イクラ)1巻」、「おくりびと(さそうあきら)」、「コッペリオン(井上智徳)4巻」、「世界制服(榎本ナリコ)1・2巻」、「絶対可憐チルドレン(椎名高志)17巻」、「おおきく振りかぶって(ひぐちアサ)12巻」、「3月のライオン(羽海野チカ)3巻」、「チーズの時間(山口よしのぶ)1・2巻」、「アタゴオルは猫の森(ますむらひろし)14巻」、「ガクラン放浪記(弘兼憲史)1〜3巻」、「無敵道(楠本哲)8巻」、「堂本零時(楠本哲)4巻」、「ポリ公(立原あゆみ)5巻」、「ナースあおい(こしのりょう)24巻」……それぞれの作品について、思うところを書くこともあるだろう。


【子育て支援】
 各党こぞって子育て支援の公約を発表しているが、本当にそんなものが必要なのか? 金持ちも貧乏人も同額を受け取り、その財源が福祉目的で将来増税される消費税なら、話にならない。消費税とは、金持ちも貧乏人も等しく払う税金だからだ。貧乏人が最低限の生活をするための消費活動にかかる税金は重い。それを財源とし、消費税を屁とも感じない金持ちの子供に子育て支援金が支給されるのだ。
 生活保護や、収入に応じた税率や学費の設定、さらに奨学金制度をきちんと整えれば、それで済む話である。
 それに、覚悟を決めて結婚し子どもをつくれば、なんとかなるものである。少子化が進むのは、子育てへの不安ではなく、我が子が成人したあと、まともな収入を得てまともな生活ができるんだろうかという不安である。どうしてそんな不安を抱くのかというと、現在の大人たちが既に不安定な中で明日の生活に不安を抱いているからだ。
 だから、なすべきことは、雇用の安定、経済の安定なのである。選挙を目前に控えて、目の前のおいしい話に騙されてはいけない。(2009/08/25)


【シフト】
 来月のシフトを組んでいる。これでも、僕は普通のサラリーマンなのだ。
 そういえば、かつてお袋が看護婦(当時は看護師ではなかった)をしていたときも、家に持ち帰ってシフトを組んでいたなあ。基本的には夜勤の回数は平等にするんだけど、AさんとBさんは折り合いが悪いから一緒に夜勤を入れてはいけないとか、Cさんは若くて体力はあるけどお金を稼ぎたいからタップリ夜勤に入れるとか、DさんとEさんはパートで日勤だけとか、色々考えていた。
 僕は病院関係ではないが、宿泊業なので、24時間体制なのは一緒。しかし、似たようなことに頭を悩ますとは思ってもいなかったな。(2009/08/24)


【花火大会】
 昨日、花火大会に行ってきました。おそらく、ありとあらゆる情報誌に掲載されない500発のショボイ田舎の花火大会ですが、目の前で観れました。バーベキューしながら、ね。
 何千発なんてのが花火大会のウリになっていますが、500発というのもほど良くてよろしいな。しかも、目の前。地面からヒューって打ち上がり、パアンとハジけるまでの全てが見えるのがなんとも素晴らしい。
 ちなみに、どのくらいショボいかというと、終了後に始まった目の前の道の渋滞が、バーベキューの片づけをしているほんの10分ほどの間に解消してしまったくらいです。(2009/08/23)


【色即じぇねれいしょん】
 みうらじゅんさん原作の映画。観にいかないとと思っていたのだが、上映館が少なすぎる。もう終わってしまっただろうか。まあ、そのうちレンタルが出るだろう。
 昭和の30年代だったか40年代だったかが舞台で、「フリーセックスの島がある」という噂に惑わされた大学生童貞男子3人(だったと思う)が、その島(隠岐の島)にヒッチハイク同然で出かけて、現地で様々な人と出会い、色々な人の想いに触れる青春映画だ。
 当時の日本ではたしてフリーセックスな島なんてのがあるのかどうか、当時だったからこそあったのか、そのへんのオチはネタバレになるから避けるけど(でも、公式サイトにはオチまで書いてある)、ロケ地は天橋立の某所。私もお世話になり、思いで深い地でもあるのだ。フリーセックスはともかく、婚活中の男女には、人との出会い、触れ合いという意味では、たいへん参考になる映画だと思うぞ。(2009/08/22)


【大奥】
 またまた、漫画のお話なのだけど、先にも登場した「大奥」。3巻まで読みました。とあるラジオのパーソナリティが、読んだら放心状態になるほど素晴らしいと評し、手に取ってみたが、それほどでもない、と先日は書きました。
 ところが! 3巻まで読んでみると、まさにそのとおり。放心状態になりました。よくここまで描けるな、と。女でありながら将軍という地位にあり、お世継を産まねばならぬため、次から次へと男をあてがわれる。しかし、本当に愛したのはこの人だけ……。もちろん、物語の核はおそらくそれだけではなく、治世というものにまで及びそうだ。
 思いのほか、深く濃い作品でありますね。(2009/08/21)


【教育の大きな誤り】
 多くの人は、朝、家を出る前にウンコをしなさい、と両親に教育されたはずである。
 僕もそうで、毎朝、ウンコに行く習慣がついてしまっているが、一分一秒でも眠っていたい朝、また家族みんなが似たような立場のため、トイレはラッシュになるし、あれこれ忙しいからゆっくりもしていられない。結局、機会を逸してしまうと、通勤や通学途中で催してくる。
 やはりウンコは、夕方、帰宅後にする習慣をつけるべきである。(2009/08/20)


【ステキな日】
 昨日のお話ですが、読者の方とお会いしてきました。
 これまでも、何度かお会いした方ですが、仲良ししてきました。
 ま、詳しい内容は、さすがにココでは書けないんで、ご容赦くださいませ。(2008/08/19)


【里帰り&懐かしい人】
 お盆に里帰りする人は少なくないでしょう。そして、懐かしい人にあって、一緒に花火とか盆踊りとか……あるいは、昔を懐かしんでしっとり会話しながらの、お散歩とか……。
 それが初恋の相手だったり、初体験の相手だったりと、まあそんなこともあるでしょうし、大人になった2人がお酒なんぞのみながら、つい……エッチな展開に……。
 そして、いつのまにかすっかり大人になってしまった懐かしい人のことを、身体で感じたりするんですよね。この夏、そんな経験をされた方もいらっしゃるのでは? ぜひ、エッチの森に体験告白を投稿してくださいね。
 体験告白、更新しました。ファーストキスや初体験の思い出なんかも、掲載されていますよ。(2008/08/18)


【草深萌の頃】
 毎日とはいかないけれど、一万歩ウォーキングは続いている。そして、今日。いつもと違った香りを感じた。
 草や木々の匂いには敏感な方だと思うけれど、今日はとくに香りが濃い。たくさんの雨が降ったあと、太陽が照りつけ、草々が一気に熟成して萌えあがった、という感じだ。そこに、ほんのわずかに舞い上がった土埃の匂いが、かすかに混じっている。
 日本では、季節を24に分けて表す言葉があるけれど、そこに個人的な感覚を加味したら、もっともっと多くの季節の移り変わりがあるんじゃないだろうか?
 ふと、「草深萌の頃」という言葉を思い付いた。小さな季節が、確かに今日、移り変わったのだ。(2009/08/17)


【東名高速開通】
 地震による路盤崩壊で通行止めになっていた東名高速が開通した。めっちゃ、早いね。でも、本当に、それでいいの、とか思うんですよ。正しくは、「それだけで、いいの?」
 台風による集中豪雨で家が流されたりライフラインが寸断された兵庫県の佐用町では、復旧はロクに進んでいない。日常生活どころか、衛生や健康にも被害が予想されるのに、高速道路が先なのか、と思うと、なんだか違うんじゃないの、という気持ちにさせられるのだ。
 もちろん、それはそれ、これはこれ、一緒にして語ることは出来ないわけだけど、色々なところからウルサイ声が聞こえてくるであろう公共のものは素早いけれど、各家庭や一個人のことなんか、別にどうでもいいんだよと言わんばかりの国の姿が見えてくる。これが公共の福祉の優先ということなのだろうか?
 東名高速なんて、個人がレジャーや娯楽などの目的で出かけるのを自粛すれば済む話だと思うけど、今日、住む家がない、今、飲む水がない、っていうのは、緊急事態だと思うぞ。(2009/08/16)


【この暑いのに】
 エアコンが故障した。
 ダイ○ンさんに来てもらって、点検・修理をお願いしたら、室外機に蜂の巣があった。
 なんもそんなトコに作らんでもええのになあ。(2009/08/15)


【似ている芸能人】
 夏休みなので、子どもたちに囲まれて、「あ、ほら、芸能人に似てる人、いてるやん!」と、言われた。
 あんまりそういうことを言われたことがないし、そもそもイケメンとちゃうし、この子、何を言ってるんだろうと思っていると、とんでもない人の名前が出てきた。
「ほら、織田裕二! ……の、モノマネの人!」
 ま、どうせ、そんなところでしょうよ。(2009/08/14)


【新種の醤油】
 確か、「こーれーぐーすー」と言ったと思うけれど、沖縄の調味料で、ラー油のゴマ油のかわりに「泡盛」を使ったような、辛い液体調味料があるんだけれど、これが旨い。
 で、ラー油でもなく、泡盛でもなく、醤油でこれをやってみたらどうだろう、と思って色々試しているのだが、なかなかうまくいかない。その醤油を一滴、手のひらにタラして舐めると、確かにピリ辛なんだけれど、何かにつけて食べると、それほど辛味を感じないんですよね。
 量を変えてみたり、煮詰めてみたり、色々するんだけど、煮詰めると醤油の味は濃くなるのに風味が損なわれたりして、醤油とピリ辛のバランスが難しい。いつか成功するときがくれば……、製法特許をとって、醤油または調味料メーカーに売り込んで、大もうけだ。……かな? (2009/08/13)


【大奥】
 漫画である。朝日放送ラジオの午前9時から午後1時20分まで月〜金の帯でやってる番組があって、アシスタントの女性は曜日で変わるのだけれど、そのうちの1人が漫画ファンで、「大奥」(よしながふみ作)を紹介していたのです。読み終えた後に放心状態になるほど、凄かった、と。
 江戸、三代将軍の頃、若い男ばかりが感染する流行病のため、男子が急激に減り、将軍職も女性が務めるようになり、大奥には数少ない男性、しかもイケメンが集められ……。つまり男女が逆転してるわけです。歴史をモチーフにして全く異なる世界観を描いた作品というのは好きだし、まだ2巻までしか読んでいないけれど、一話一冊くらいで完結して主人公が交代して別の話になるみたいだし、放心状態には至らないけれど、面白くて心を打つ作品ではありますね。
 歴史をモチーフに異なる世界観を描く、といえば高河ゆんの「源氏」とかもそうなんだけど、未完のまま。続きが描かれることはあるのだろうか?(2009/08/12)


【大人の勝手】
 高校野球8/9の第一試合、雨のため3回で中止。それは仕方ないんだけど、10日も第一試合雨のため5回で中止。いや、朝から、野球ができるような天気じゃなかっただろ? 試合開始を見合わせていれば、雨がやんでグランド整備をしたら、午後から2試合とか夕方の1試合だけとか、できたかもしれない。誰かが「とにかく予定通り試合を始めましょ」って判断んしたんだろうけれど、頭、悪いよね。
 しかも、三度目の正直となる11日は、第一試合だったカードを3日連続となるため、選手の体調を考慮して、第四試合にして、第二試合以下を順次繰り上げたとか。これって、選手や監督のリクエストでもあったのだろうか? それとも、やっぱり誰かが何らかの判断をした?
 白球を追う彼らが、僕のような余計なことは考えていないと思うけれど、いつの時代も未成年は大人の勝手に振り回されるよね、とか思ったりする。(2009/08/11)


【お悩み相談にご協力を】
「ロマンス&ラブトーク」掲示板に、お悩み相談のカキコがあります。クリではイケるけど、色々やってみたけど膣ではイケないんだそうです。膣でイクとか、一緒にイクについて、知りたいとのこと。
 同じ悩みを持っている(いたけれど、克服したよも含めて)女性の方や、彼女がそうだけど、こんな風にセックス楽しんでますっていう男性の方。アドバイスや励ましのメッセージをお願いします。
 あ、「俺のテクでイカせてやるから、連絡して」のようなお誘いカキコはいりませんから。(2009/08/10)


【ギャンブルフィッシュ】
「ギャンブル・フィッシュ」という漫画があります。週刊少年チャンピオンに連載中で、少年誌でここまで表現しちゃうというのは、他誌ではちょっとないでしょうね。
 お金がなくなったら身体を賭けるのが賭場の常識とばかり、チェーンソーで指を切り落とすなんざ、福本伸行のカイジシリーズを彷彿とさせるし、連載初期は福本漫画の進行を早くしたようなイメージだったのだが、福本漫画にはない要素がひとつある。
 それは、エロ。少年誌に登場する中学生の女の子が脱衣ポーカーをするとか、中学生にはとても考えられないコスチュームがじゃんじゃん登場するとか、もうやりたい放題。
 そしてついに、ギャンブルの「負け」のペナルティとして、「よがり魚」なんてものまで登場して……。セックスシーンはないけれど、エロ〜い漫画なのです。(2009/08/09)


【酒井法子】
 酒井法子が覚せい剤で指名手配されるなんて……。あこがれのアイドルだったのにな。なにしろ、かわいいから。
 芸能人だけじゃなくて、有名人とか著名人とかってのは、模範を示していかなくてはいけないのに、なんてこった。
 田代まさしが何かのインタビューで言ってたけど、覚せい剤をやってのセックスは最高に気持ちいいんだって。ノリピーも覚せい剤の快楽に溺れながらセックスしていたんだろうなあ。読者のみなさんは、クスリの力なんか借りずに、愛あるセックスで、快楽におぼれて下さいね。(2009/08/08)


【いちまんぽウォーク】
 毎日とはいかないけれど、1万歩ウォーキング実施中です。運動不足解消のため、ね。トップリと日が暮れて、気温が下がってからでないと、やってませんが。
 まあ、そんな時間帯なので、時々、色々と出会います。いえいえ、痴漢とか変質者でもなければ、モロやってるカップルでもなく、野生動物です。キツネとか、イタチとか、タヌキ(これは4匹かたまってたから、家族かな?)とか。
 そういえば、車の運転をしているときに、カーブを曲がりきったら道の真ん中に猪が2頭いて、あれはびっくりしたなあ。逃げてくれたからいいけど、そうでなかったら、事故ってたよ。(2009/08/07)


【夜の娯楽】
 関西では、梅雨が明けて一気に暑くなりましたねえ。みなさんの地方はどうですか?
 ところで、少子化が叫ばれている昨今ですが、昔は兄弟姉妹がたくさんいるのも珍しくなかったものですが、その理由のひとつに「夜の娯楽がなかったから、エッチするしかなかった」というのがあります。夏休みはたっぷり時間がありますし、社会人だって多くの人にはお盆休みがあるでしょう。さあ、みなさん、つまらない娯楽にお金を使うのでは無く、せっせとエッチして快楽を味わってはいかがでしょうか。(2009/08/04)


 ここから先は、ないよん。……と、書いていたんだけど、昔もこんな徒然な思いを書いていたので、セレクトしてちょっとだけ載せてみた。


【やっぱりナマがいい】
 どうも僕は運が悪いのか、店の選び方が悪いのか、「生春巻き」をとびっきり美味しいと感じたことが無かった。それが先日、あるところで食べた生春巻きが絶品で、「そうか。みんな、生春巻きがウマいとかいうのは、こういうのを食べてるからなんだ」と目覚めたのである。
 で、今日。スーパーで売れ残り50%オフの生春巻きを見つけた。どうせ、いわゆるあまりおいしくない生春巻きだろうなと思ったが、50%オフに目がくらんで、買ってしまった。さて、どうするか?
 生春巻きを生で食べなくちゃいけないという決まりはない。ためしに、半分をレンジでチンしてみた。「うまい。絶品だ」もしかしたら、これは美味しい生春巻きではあるまいか? なので、生でも食べてみる。やっぱり、うまい。
 ヘンな店(いや、お店はちゃんとしてるし、他の料理はおいしいのだ)で食べる生春巻きを食べるくらいなら、スーパーのお惣菜コーナー売れ残り50%オフの方が美味いやんか。(2009/03/25)


【ノーと言え】
「NOとばかり言っていたら、仕事も人間関係もうまくいかなくなる」というコラムを読んだ。
 確かに、NO“ばかり”ではそうだろうけれど、コラムを読み進んでいくと、「押し並べてYESと言いなさい」という論調にいつのまにかすり替わっている。
 そうなんだよ。ネガティブはいけないとか、前向きになれとか、そんなことを言ってるやつの主張って、結局、そこなんだよね。
 だから、あえて言う。NOと言う勇気を持て。そもそも個性や生き様なんてのは、他人にNOと言うところから始まるのだ。(2009/03/21)


【かつら屋さん】
 かつら屋さんの看板を不意に見つけてた。「オーダー○万円〜、修理○万円〜」と書いてある。
 なるほど、かつらだって、毎日使っていたら痛んでくるよな〜。修理だって必要だよなあ〜。と、思いながら……ん、あれ?
 かつらを修理に出したら、その間、どうするの? 頭髪に関して切実な思いをしている人がかつらを使用しているわけだし、基本的にかつらはオーダーだから、「車検の間の代車」のような「代かつら」ってのはきっと現実的ではないんだろうなあ。(2002/11/14)


【占い師】
 夜の御堂筋での出来事。占い師が出ています。そして、携帯電話でおしゃべりに興じていました。うーん、営業中の占い師って、いわば受付カウンターだよね。そこで私用電話かよ。それって、心がけがなってないんじゃないの?
 なんてことまで心配いたしません。別にその占い師が商売上がったりでも、こっちは関係ないもんね。
 だけどさ、文明の利器を使っている占い師に、どこか不可思議なもののある「卦見」をお願いしようとは思わないよな、すくなくとも僕は。いや、占いって言うのは、ある意味統計学の粋を集めたものできわめて科学的なものでもあるから、別に文明の利器を使ってはいけないってコトは無いんだろうけれど、まあ、気分の問題です。(2001/08/19)


【ホームページビルダー】
 ホームページビルダーをはじめて使った。職場のホームページで、これまで僕が一気に引き受けていたのだが、それを各担当者にやってもらためだ。僕のようにhtmlの直打ちは望めない。「ビルダーか何かを使わないととても出来ません」と、直訴されたのである。
 それはそれでいいのだけれど、僕が作ったページをビルダーで開くと、失礼なことに「エラーがあったので修正しました」なんぞとメッセージが出る。しかも、開いたページはぐちゃぐちゃになっていた。修正した上にぐちゃぐちゃにされたらたまらない。おまけに、僕が使っているタグで認識してくれないものもある。
 やっぱり作成ソフトはダメダメだなあとか思ったのだが、これを使わないと引継ぎが出来ないので、仕方ない。ビルダーで一から作りなおしなのである。やれやれ(/o\)(2000/12/04)


【駐車場ジャック】
 自分が借りている駅前の駐車場に、誰か他の人が止めている。
 偶然が味方したのか、それとも、悪いことは出来ないというか、正義は勝つというか、とにかく頭に来たので窓を開け大声でわめき散らしながら、クラクションも断続的に鳴らしたら、さっきジャックされたばかりで、そこに車を停めていたオッサンがのこのこやってきて、頭を下げた。(2000/11/18)


【扉】
 公衆浴場での出来事。浴室から脱衣室へ、1人のおっさんが、扉は開けっぱなしにしたまま、出てくる。「いい大人が自分で開けた扉を閉めることさえ出来ないのか!」と言わんばかりに、別のおっさんがそれを苦々しげな顔で見ている。
 その後、何人かが出入りしたが、扉を閉める人はいない。誰も気がつかないのか、わかっていて自らそんなことをしたくないのか、まあいいやとでも思っているのか。そういう僕もただ見ていたんだけどさ。
 ついに、苦々しい顔で扉を睨んでいたおっさんが立ちあがった。「まったく、どいつもこいつも、扉を閉めることすら出来ないのか」と言わんばかりに、怒りの感情を込めて、力任せに扉を閉めた。
 扉はいったん締まって、反動でバーンと開いた。おっさんは知らん顔でその場を去った。お、お〜い……。(2000/09/22)


【ひげそり】
 朝の商店街。一軒の店から電気カミソリの音が聞こえてくる。覗くと、店主が開店準備をしながら髭をそっている。開店準備と言っても、とっくに開店時間はすぎており、シャッターは開いているのだ。
 こういうシーンを目撃すると、多くの人は「店を開ける前に、身だしなみを整え、店の準備も完璧にしておけ。客を迎えるべき店で髭をそるっているとは何事だ」なんて怒る人が多いだろう。
 でも、僕は好きだ。のんびりしていて、人間らしくて、ルーズでアバウト。なんとなく暖かい気がする。開店してから店主が髭を剃っているような店は、きっと店を閉める時間だって適当だろうし、閉まりかけの店に飛びこんだって気持ち良く対応してくれるだろう。
 鷹揚な気持ちにさせられた朝の一シーンだったが、こういう鷹揚さが日々失われて、マニュアルにとってかわられ、「きちんと」しているけれども、ギスギスした世の中になっていってるような気がする。(2000/09/22)


【怒ってる?】
「駐車場はゴミ捨て場ではない。ここにゴミを捨てるな」
「ここに大便をしないでください」
 街角の提示。みんな、怒ってる?
 でも、繁華街の路地で大便はいかんよ、大便は。(2000/08/15)