なつやすみの宿題・うろうろ日記
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7月25日 水曜日 ・・ただし1984年の。
(って、すごいなぁ。 その年、誕生した子が もう大学で内定もらってる頃じゃん!!)
えー、夏休みなので、ちょいと鈴鹿の8耐(2輪 8時間耐久ロードレース)観に行きました。
2りんしゃで行きます。ヤマハタウンメイト80。メイトといえば新聞屋の2ストが普通ですがタウンメイトは
ホンダスーパーカブに対抗する後発車種で 4ストです。シャフトドライブが特徴。
当時は「じぶんばいく」持って無かったので、とーちゃんから借りました。
当時はとーちゃん、ボロいカブ90を主に・・新車のTメイト80を予備に・ちゅー具合に
2台あったので、よく借りました。 なんか、2台無いとヤなんだってさ。
1台目にガタが来ると・・予備に2台目を買うの。そんでいよいよダメになったら交代して
古いのは棄てる。(ちゅーてもヘロヘロになるまで使ってあるので惜しくはないです)
ちゅーパターンだったので、時期にもよりますがウチにはカブ系が2台有る事が多かったのです。
常用車を点検修理に出してるあいだ、代車にスクータ系よこされるのがヤなんだそうです。
(スクータ嫌い。わても。)そんで、ちょっと遠方行く時は新車の方を使ったり。
プチ贅沢で、いーですね。 ただしウチには4輪車は有りませんでした。
ひとりでゆっくり行きます。鈴鹿・現地で がっこう仲間2名と逢いますが。さすがにメイトで鈴鹿行った事が
無いので(そりゃそうだ)ペースがつかめず の為、早めに出ます。
8耐のあとは また単独になって紀伊半島まわる予定。
ヨコハマから紀行します。当時は、住所は寮(東京都八王子市)でしたが、なつやすみ中なもんで。
ちゅーても 平時でも日曜はたいてい横浜の家へ戻っていましたが。
まぁとりあえず出発。朝3時18分。
なんでそんな早いねん!? 憶えてませんが・・おそらくまちきれなかったのでしょう。寝られなかったので。
そうそう、時間とかは、帳面にメモしてあるのでわかるのです。後半アバウトになりますが。
こくどうーーー・・1号をーーー・・ずーっと行くんだもんねーーー。
きょうは たっぷり走れます。 こんなにたっぷり走るのは初めてです。
のちに大きい二輪車になり、四輪車になり、幾度も通った定番の この道。
だいたい大磯あたり来ると 日常モードから遠出モードに気分が変わる感じがするね。
おんがくの類は 持っていかなかった。 たしかラジオも無しだった と思う。
4時50分に小田原。 さあ、1号の一般道で 箱根登りまっせ。
うーん、Tメイト80は頼もしいなぁ。 めいっぱい ではあるけど、コンスタントに40km/hくらいで
箱根を登って行けるなぁ。ステップはガンガン擦るけど。(コーナーでイキオイ殺すと さすがに厳しいから。)
5時50分に「1号最高地点」へ。
そんじゃ、休んで、記念撮影しときましょう。 記念に。(今回はホントに記念)
ものすごく黒い人が写ってますが。 ちなみに、黒いひとが、「ねっとにかお写真なんかさらしちゃいやーん」
と言うので(?) 写真はかなり粗く小さくなっております。
まぁ、固定フォーカスのハーフカメラで撮影したモノなので元から粗いのですが。
最近めっきり見なくなったハーフカメラ:
35フィルムのひとコマを半分に使うカメラ。なので基本は縦長写真になる。36枚撮りフィルムなんか
入れた日にゃ72枚(+数枚)撮れてなかなか現像に出せない。
このカメラにゃ セルフタイマーが無いので、ものすごーくローテクな自作「シャッター押しましーん」を
取り付けて、そいつに押させてます。
ましーんの概要:
アルミ板の上にタミヤの「強力ギヤボックス」と「ウォームギヤ」、それと 電池とモータが
載ってます。クランクが5秒かけてゆっくり動いてシャッターを押します。すべてむき出しなので
とってもマシナリーな感じ!! ストロボシューにわんタッチで装着できます。 ・・ただし
ストロボとの併用は できません。
箱根、くだるー! おもしろい?のでエンジン止めて下りました大部分。 猿人かけててもウルサいばかりで
回転上限的にも80km/h位しか出ないので・・ 惰性の方が静かで速い感じ です。キャー。
(まねしちゃだめです。)
7時に沼津の人里。ちゅーか街道町。ここで初給油。 データは無いけど、りったー35km位かなぁ。山越えしても。
スズキの800は 良くてもリッター12kmだったなぁ。いま乗ってるスズキの660(4輪なのに縮小してるじゃん)
は町中11kmくらい。自重で不利なワンボックスにしては まあまあだ。
8時から9時まで 田子ノ浦あたりの海で昼寝やすみ。 早朝から動いてるし陽が早いから、もう昼な感じ。
9時半ごろ
富士川を越えてすぐ・の辺りにある、「じーちゃんの家」へ アポ無しで寄ります。
わしゃ あまり密な親戚付合いをする奴では無かったのですが、いまじーちゃんが入院中なので
通過する訳にはまいりません。 じーちゃんは心臓が悪く、自転車走行中にウッと来て橋から小川におっこちて
入院。当時はまだまだ田舎で・・小川の橋にいちいち らんかん なんか無かったもんね。
じーちゃんはいろいろ配管(笑)が付いててヤバそうだが、わての来訪は認識して、笑った。
それでは 行きますか。 それでは、ばーちゃん、わたしゃ三重県へ行くので しつれいしますだ。
「あー、三重行くんなら、この茶(煎茶)届けてくれ・・ちょうど送ろうとした所だった。」
あーいや、鈴鹿へ行くのであって・・三重県久居の 叔母さん宅へ行くとは言ってにゃい・・ ちゅーても
ばーちゃんに「レース場」ゆーてもわからんし、余裕の日程なので いーか。
10時半発車。ここから先は 自分で乗り物動かして遠征した事が無い。
安倍川、大井川、・・こっちの方の国道1号はバイパスが発達していて &80ccで走れる所も多く
わりと淡々と距離をかせげる。まぁ持久走じゃ無いので 風景をたのしみましたが。
メモに(あっちこっち)としか書いて無い(笑)ので詳細は不明だが
15時 舞阪と浜松の境(浜名湖の口辺り)でやすみ。
17時半 安城のたんぼでやすみ。
さすがに疲れただす。 お、パノラマカーですなぁ。
そうそう、この辺の名鉄は 国鉄から離れて1号沿いを通っているんですね。
小休止おわり。さらに進軍・・そりゃそうと困った奴だなぁこいつは。野宿を想定して、上野アメ横で買った
USアーミーじゃけっと着てまんがな・・
だんだん街になって ゴチャゴチャして来て、名古屋です。 ひさびさに 都会です。
再び給油。あとはナニしてたんだろ?? メモには(ナゴヤ見物)としか書いてない・・
まぁおそらく模型屋覗き・とかでしょう。模型といえば名古屋(先入観?)。当時は ガレキとか まだまだ
小数だったし、現地に行かねば見られん物とか いろいろ有った。
この時はスルーしたはずだけど 瑞穂の、感じ悪い(笑)日本切手とか行ったなぁ。
店名忘れたけど、入り口に「ガンプラ有りません」「店内ブラブラお断り」とか書かれたコワい店ありましたね。
そりゃそうと、名古屋の模型レッドバロンのサービススタンプ帳が2つも
(いや、再来するとは思わなんだで、「持って来わすれました」・ゆーたら またくれた)あるんですが。
困ったなぁ。 けっきょくそっちに用も仕事も無いのにレッドバロン4回は行ってる・・
ああ、夜だなぁ。寝床さがすも・・・・都会はあぶなっかしくて 寝られる処が無いなぁ。
じゃ、もうちょっと進みましょうか。 22時半 名古屋出発。
0時 1号沿いの(正確な場所不明)歩道橋わきで休憩
通行人は いにゃい。 では、のんびりしましょう。
固形燃料と水があるから、珈琲でもいれましょか。
いや、そんな・・山奥じゃあるまいし・・ こぬびにだって有るし・・
(まぁ、コンビニはあったけど まだ少なく、夜は閉まる ちゅー時代。)
使う機会が無かったので、持って来た。 キャンプ気分で使ってみたい気分。
うーん・・ 正直、歩道橋の脇じゃあ気分出ない・・ どっちか つーと 家なし気分(シャレならん)。
そしたら 雨降って来た。豪雨じゃ無いけど、撤収ーーー!
場所をちょっと移して、もう少し国道から隠れやすい歩道橋の下。
とりあえずメイト上で仮眠するべえ。
ハンドル上に毛布を置いて伏せると、机で寝ちゃった程度には寝られる。
ああ・・ずっと雨。 眠れた様な、眠れて無かった様な まどろみ・・
1時半 ! パトカーのお巡りに めっかった。
「ん・・ああ・・寝てました。旅行中です。」
「一応ちょっと(家出人とか)調べるから、そこで待ってなさい・・」
いえ待てません。お巡りさんあっさりパトカーで移動したので、逃げます。さいならー。
2時 木曽川 尾張大橋
ここいーじゃん。乾いてるし。ここで寝られるゎ。傾斜だけど。
こんどは湯で カップスープこさえた。あー、休まるー。
2時半就寝。
1984年 7月26日(木)
6時半起き。 7時10分出発。 小雨 時々やみ。
四日市あたりからは 23号へ移ります。
8時40分 あら、もう着いちゃったよ。鈴鹿サーキットへの分岐点へ。
初日にけっこう走ったので、2日目はアッサリだなぁ。
この辺は伊勢街道。主要な道路。 ご多分に漏れず やっぱりトラック街道であり、よって
食い物屋には困らない。 「席のある弁当屋」で給餌。
さてどうしよう? 鈴鹿へ集合:まで、まだ壱日ありますよ・・
「煎茶」を託されているので・・まずは津・久居(津の南西ちゅーか奥)へ向かいます。あと20kmくらい先です。
11時 久居の叔母さん宅。時間掛かった・・道に迷った・・
久々に会える かと思った従弟くん従妹ちゃんは、夏部活か何かで おらず。
しばらく休憩させてもろたけど
すんませんが・・ちょっと間が持たないので・・ちょいとサーキットランドの下見にいってきまーす。
14時 鈴鹿サーキットランド。 レース場&遊園地。 道すがらの電柱に いちいち沢山カンバンが
掲げてあるので 道は分かりやすい。 この・・みどり地の電柱看板が何枚も・ちゅー景色は
「多摩テック」とおんなじだぁ。
多摩テックは、多摩ちゅーか東京・日野の方に有る、やはりホンダの遊園地。
さすがホンダ、のって 受け身で動かされる遊具より、 ゴーカート物・の方が充実しています。
あのねぇ、小僧だったから見間違えかもしれんけど・・ジェットコースターがエンジン駆動だったよ!
先頭に運転手が乗って、正面中央にはでかい回転計!その他小メーター!出発したら「ズボアーーーー!」と
機関をふかして坂を迫力で昇って行く・・その後は通常通り慣性で走ってる様だったけど。
ものものしくて、ちょっと旧いレーサー風で、すごかった。
4時間耐久 もやるし、予選もあるし。大駐車場にはもう人が集まってる。
わても「通し券」持ってるわけだが、いまは下見だけ。
この時ゃ初めてなワケだが、なんだかんだで4回は来たねココ。遠いのに。 F-1(セナ優勝の時)・・その他。
15時 また久居市へ向かいます。 わーん、また雨だ・・
ジャスコ久居で 店内歩き 雨宿り。
飽きた頃 雨だけど再出発。
メイト給油。この時の給油は メモに記録が有るな。
名古屋から256km(なんてキリのいい数字!)走って4.3リットルなので 59km/リットル。 お得ー!!
17時半 雨の歩道橋であまやどり&記念撮影
165号線。ひさい市へきちょう。ちなみに横浜のペット屋でヘキチョウ(碧鳥)売ってます。
キンパラ、ギンパラに似た小鳥です。 後年、一志町へ「おやつカンパニー」訪ねて行ったり奈良まで
行ったりした時にまた来ましたここへ。 メイトじゃ無くて自動車でしたけど。
19時半 叔母さん宅を出発。引き留められたけど、待ち合わせがあるから。ごきげんようーーー
(うそ。待ち合わせは あしたです。)
雨はあがったねぇ。さて、どこ行こか。
うろうろ走って 鈴鹿の港へやってきた。暗い伊勢湾。人いない。
21時 堤防のコンクリの上で 寝てよう。
あー・・星空なのじゃ。 こういう時間って大切なのじゃ。
しかし・・虫は来るし熟睡すると海に落ちるし・・朝までは居られませんな。移動します。よいしょ・・
23時 23号沿いの ゲームセンター兼べんとう屋でエサ。てれびゲームをちょっとだけあそぶ。(予算余裕無し)
さーて、長居もできないので外へ。きょうはどこで寝るかねぇ。
うろうろ探して・・
近鉄 白子駅前の公園ベンチ。ここいいねぇ。ついたても有るし。
0時 寝ます。・・ う、目の前の壁にゲジゲジかなんか歩いてるけど・・眠いから、いいや。
1984年 7月27日(金)
6時 起床。 ぼーっ・・・・
あーあ。寝た寝た。 白子駅のあさ。
あ、にんげんが来た・・(わしゃ何じゃ)
そりゃそうだ公園だもんなぁ。
あ、増えた・・ また来た・・ 子供多し
・・ これは・・
ラジオ体操!! 体操が始まるぞ!! これはたまらん!撤収ーーー・・
あぶないところ(?)だった。
7時 また23号へ出て朝飯
きょうは現地で がっこう仲間と合流する日。会えるかねぇ。
鈴鹿の駐車場。昨日とは違う。大混雑。さすがに大きなイベントですなぁ。
二輪駐車コーナーで うろうろ人探ししたり 休んだり
9時半 おお!ようやく巡り会いました。 正ちゃん(仮)と 出ちゃん(仮)。
両名はすでに合流ずみ。
いやー久し振り。ちゅーても夏休み始まったばかりだけど。
ケータイなんか持って無いこの時代。この群衆の中でめっけるのはよろこびひとしお。
出(いず)ちゃんは神奈川県秦野の同級生。ほかの学校に1年行ってたのでお年寄り。
秦野から ヤマハRZ50 でやってきた。がんばるねー!
正ちゃんは埼玉県熊谷の同級生ちゅーかおなじ寮に住まうおなじみさん。
ほかの学校に2年行ってたので更にお年寄り。おかげで・・寮のバカ君が警察にナニされた時に身柄引き受けに
(未成年じゃ引受人になれない)行ってもらったり・・なんて事があったり無かったり。
実家 熊谷からヤマハXT200(4スト トレール(オフロード)車)でやってきた。遠かったねー!
「いやー、50だったり、遠かったり、たいへんだねぇ。
「いや、RZは大きいし速いし、そんなでもないよ。
「出前バイクのほうがよっぽど御苦労さんだよ。
確かにコレは短距離向き。ちゅーかバイクらしい「華」が無いんだよな。乗り味に。なので流して遠出するには
根気が要ります。でも休み休み来れば大丈夫です。
あっなぜか全員ヤマハだ。カテゴリーがバラバラだけど。
初日は どうしましょ? 午後は遊園地セクションで遊んでましょうか? 野郎三人で。
夏だし、ここのプールにでも入るか?そうしよう。
なんか空いてるなぁ。きょうの鈴鹿の客層は、あまり「家族連れ」がいないからかな。
そりゃそうと黒い人は、この時を最後にスイミングプールには入ってません。海水に限定するとさらに
さかのぼって中学生以来 入ってません。 まぁいいです。入水(ヲィ)好きじゃ無い。
他には・・ なにやったかなぁ・・ 記録が無いのでわかりません。 独りじゃない時は
行動いちいちメモとらないんよね。 そらそうだ。
あ、遊具の係の おねーちゃん、撮らせて下さい!
鈴鹿のねーちゃんは質実な黒髪ですが、写真ではベタで見えないけど、いわゆる「聖子ちゃんカット」の類だな。
時代ですなぁ。 アレ失敗すると「鎧兜」になっちゃうんよね。
それにしても、この 鈴鹿の遊園地は、地味。 現在はどうなんだろか?
はい、ゆうえんち、終了ーーー。
夕刻19時40分には二輪車3台で陣地(笑)を作って 青シートを張って 小屋にしました。
あとは ごろごろしたり 寝たりしてたかな。不明。
なにしろメモには この日も次の日も (ずーっとここですごす)としか書いてないもんで。
84年(もう年は、略すか。)7月28日(土)
8耐の予選があったりする。この日は 各自別行動な時間が多かった・・と思う。
ぎゅうぎゅう では無く 適度に人が居る感じ。やっぱ この位じゃないとね。
本戦でも 最初と最後を除けば 余裕ある。 長丁場ですから。 耐久レースですから。
レースについては・・あまり詳しくは書けません。ちゅーか憶えてません。
耐久だもんね。 有象無象で集まって、集まるのが楽しいね:ちゅーノリですから。
資料・・プログラム本とか 当然持ってるけど 探し出すのが大変です。 だもんでちょっとネット調べ
するってぇと、 予選最速はワイン・ガードナー組。 本戦の勝者はマイク・ボールドウイン組。
その後もGP500とかで活躍した有名どころ ですね。
8耐の車輛は、TT-F1クラスに準じていて、今年から始まった750cc級です。昨年まで1000ccでした。
2ストも出場可能です。500だか400だかなんだけど・・ 1組だけエントリーしてました。ヤマハRD400組。
これは祭典ではなく 世界選手権のひとつ ですし、すでに「8耐」は有名でしたし
(バイクが流行って程でもない現在に於いては、またちょっと忘れられがちですが・・)
だもんで上位は みんなワークスなんですよね。 RDでは正直 つらい。
BMWとか ドカとかも居るよ。
ヘッドライトが必要な 耐久マシン。ライトが2灯なのは・・そもそもは耐久のレギュレーション
なんだよなぁ。 GSX-Rや FZ400で 丸2灯が出たのは 耐久の人気にあやかって。 そして耐久レースも
市販車の人気の還元を受けた。
でも本家の方はのちに1灯で良くなったみたいで(この84年すでに1灯)、
片側はゼッケンで埋めたりされちゃって。非対称。
もっとも
仮面ライダー世代にとっては、2代目サイクロンが代表的な丸2灯・と言えなくもなかったり。
それから、この84年の特徴?ちゅーかトピック。井形マリさん組が出た。マリさんは国際A級の
さきがけ的存在。(日本女性「初」:では無かった気がするが。詳細不明)よくバイク本なんかにも
出てたし、若い頃はボブ頭でカワイかった。 いまは女性専用らいでぃんぐ校をやってる筈。
うーん、この土曜は サーキットぶらぶら:の他は何してたのかおもいだせぬ・・
だもんでいきなり夜。 また陣地に集合。
鈴鹿の食料は 高価だし飽きたので ひとり「ふもと」まで買い出しに行く事となりまして。
くじ引きか何かで、わてが行く事となりました。ただし、二輪車は、正ちゃんのXT200を借りました。
XT200は ちょっと地味なトレール車。さすが正ちゃん、なかなかシブいチョイスです。
当時すでに「XT250」が有りました。これは大柄な本格?タイプで、200より ずっと華やかです。
4ストならXT。2ストならDT。DTは、まぁモトクロッサーレプリカで、思わずのけぞる速さです。
それらに比べるとXT200は実用的で、気恥ずかしくありません。
ふもと ちゅーか 白子の人里までは5kmもあります。けっこうな試乗コースですね。では乗させて頂きます。
・・ああ視点が高い。脚もソフトで楽ちんだ。
4スト200 っていいもんだなぁ。 250の単気筒って、わりとイッチョマエに「シングルです!」てゆー振動で
単気筒をアピールするけど、200だと 125の延長・て感じがする。トルク感&鼓動感は弱いけど、必要なチカラは
有って、気構えが要らない。こういうのもアリですね。
ハンドリング・・舵は どっしり。大きい前輪(21吋)は強くジャイロが効いてて すこぶる安定指向。
安定しすぎて寝かすのにコツがいるけど、バンク角が決まれば そこでまた安定。
別の機会&別のバイク&非舗装路 の時の感想ですが、 なるほどこの安定があればこそ、わての様な
にぶちんでも多少後ろを滑らせて楽しく走ったりできるワケだ。そして大きい前輪は 砂利道でも
ロックしにくく安心してブレーキかけられる。 オフローダーって、まるで違うんだなぁー。
無事に戻ってまいりやしたー。 いいバイクでした。
しばらく平和に休んでいたけど・・ 雨だ!
いやー まいっちゃうねぇ。 辛いねぇ・・ 路面が濡れっちまうワケなので、
ブルーシートの天蓋が有ったところで、もう路上には寝られません。
つらいので 三人して ボウリング場(いま居る駐車場の すぐ前)へ避難しました。
場内は おんなじ様な 雨宿りバイク野郎で盛り上がって・・ いや、混んでいます。
へたりこんで 三人で座りこみ。 見ざる言わざる聞かざる的体勢。
他のバイク野郎も だいたいそんな感じ。
ちょっとでも寝とこう・・ と試みるも・・ ざわめき音とボウリング音(そらそうだ)で寝られぬー。
追い打ち?をかけるように
場内アナウンスが 安眠を妨害します。
「プレイなさらない方は入らないで下さーい!」
なんなら料金払って 超ゆっくり 寝ながらボウリングしようか?
あーでも ウエイティングが既にかなりおるやん・・
憶えてませんが ほどほどの滞在(いや不法占拠?)で外へ出ました。
雨は 一応 あがりました。 でも若干の霧雨が残っています。
路面は乾かず、フトンは敷けません。
わしゃ とりあえず メイトにうつぶせる体勢で寝る事にしました。
正ちゃん出ちゃんは・・ 再びボウリング無法地帯(笑)へ戻った のかなぁ? 忘れた。
7月29日(日)
8耐 本戦です。 天候は 雨では無くカンカン照りでも無く。だったかな。
えーとですねぇレースの模様なのですが、忘れました。ちゅーか、正直、8耐をダシにして
遠出したい・ちゅーのが目的でしたから。
スタート&ゴール は 落ち着いて観戦してましたが。
その他は うろうろしてましたねぇ。
スプーン(いちばん遠くのコーナー)の方へ人ごみゴミゴミの小道を移動してた・・あしもと悪いなぁ・・
下向いてあるいてたら・・
いきなり目の前に女のおケツが有った!!
・・いや、人ごみにハイレグキャンギャルが混じっていて、その 衣装に半分しか隠れていないおケツが
急に視野にはいった。
ちゅーのはハッキリ憶えておるんだがなぁ・・
あと、アナウンスがけっこうD・Jノリで やかましかった。 ちゅーか
前回の8耐から(だと思う)コカコーラが 冠スポンサーについたので、CMしてたのかな。
サーキットに於けるレース観戦は、ライブの端々を味わう事ができれば、それでいいんですよね。
小コースや オーバルコースでもなけりゃ、どうせ全体を見渡す事なんて出来ないのですから。
総合的な進行を観たいなら、テレビ放送見なきゃ判らない。
もしくは、ピット前とか第1コーナーとか限定で、腰すえて観ちゃう。
価格 忘れたけど 8耐は いい席でも割とお手頃だったと思う。
・・とまぁそんな感じで、84年の8耐もつつがなく終了いたしました。
(もう終わりかい!!)
ゴールの30分ほど前には ようやく陽もおちかけて オフィシャルによる「ライト点灯せよ」の意のボードが
掲げられます。 峠でもないのに・・レーサー車なのにライトがスタンド前をカッ飛んで行く。それも
8時間経とうというのにまだレーシングスピードで。
スプリントな競走では味わう事のできない、ちょっと幻想的なフィニッシュ。
見られて 良かった。
(走る側も 精根尽き果てて幻想的(幻覚的?)かもしれない)
終わったねぇ。
ひと人ごみゴミ・・ざわざわの駐車場へ戻ります。
20時40分
出ちゃんは、別の予定がある・とかで、すぐ帰る:だそうです。
さらば。またがっこうで会おう。
正ちゃんは? 疲れたし急がないから、とりあえず休む? そんじゃわても寝よ。この場で。
メイト上でうとうと休む。こんどは後荷台に毛布で(布団兼まくら)を設置してハンドル&前かご を脚乗せ台に。
これけっこう楽だゎ・・
とは言っても 仮眠は仮眠
日付け変わった1時頃には起きてもうた。
正ちゃんよ、わてはこれから 紀伊半島ぐるっと廻りに行きます。 暇だったら 来ませんか?
「んんんーーーーーーーー・・・・ 暇だけど、疲れたから やめとく。」
そして 2〜3日滞在した鈴鹿駐車場をあとにしました。
鈴鹿道をずいずい下って、国道23号までは2台で走ります。名残惜しく。 23号へ出たら、
正ちゃんは左 わては右です。 かるく合図をするだけで、走りながらのお別れです。
さらば。また寮で会おう。
(んふふーん、バイク乗りなら分かると思うなぁ。こーいう感覚。)
もう始まってるけど7月30日(月)
その後は・・ なんか、寝所探すのも大変なので、小休止しつつずっと走っちゃった・
6時40分 松阪市街 お伊勢の方へは行かないので 南紀へ向かう42号線へ移ります。
しばらくは海から遠くなって えんえん山と渓谷状態・・
10時 ・・わいんてぃんぐ道路は愉しいけれど・・腹いたくなってきた・・
ここんとこ寝不足だし、あまりマトモな餌も食ってないからなぁ・・
だけど 道路と山しか無いぞ。延々と。
のぐそ決行ーーー!
あー楽になった。 砂かけとこ。
*(お嫌いな方は、数行 読み飛ばして下さい)
ところで、トイレット博士とか読んでた皆様(いや、いつの世代でもいっしょ か。)、とぐろ糞
にチャレンジした事有りますか?成功しましたか? なかなか難しいですよね。量も充分で質も
良くなければ無理です。ただ、和式便所でがんばっても困難ですがサーフェースつまり屋外で地面に
致せばけっこういい処までイケます。糞の滞空時間、宙吊り重量が少なく済み、糞断もとい寸断の
リスクを軽減できます。あとは、無理に「の乃字」を描かずなるべく自然にまかせた方が切れにくい
様です。それはそうと、糞を垂直のベクトルで伸ばして行くと動かない地表へ当たった時に作用反作用
の法則により大きさが等しく向きが反対の力で黄門様が押されます。この感触はなかなか情けない物が
有りますが病みつきになってしまう事もあります。いずれにせよ、力の性質を身体で感じる物理の
実験とも言えますので実践する事をお勧めします。なにしろ、重力で糞がにゅー・と延びて地面に
とん・と当たる・・これが力の単位N ニュートンの語源なのですから。本当ですよ。
うそです。サブルーチン終わりました。
あ・・もうちょっと走れば山を抜けて海 熊野市でした・・
人里なら ぱちんこ屋とかへ寄って大小し放題でしたね。 わしゃパチンコしないしパチンコ出入り車なんか
邪険にしちゃいますが、 ぱちんこ屋も 時々 ありがたく思うなぁ。
12時 串本の港へ やって来た。 やー、いい天気だ。 前の景色は 大島(紀伊大島)。
堤防(わてって堤防ふぇち?)から海面を覗くと たいやきサイズの魚が群れてる。
これって釣れないかなぁ・・
道具は装備して無いので(ちゅーか わて釣りやんない。釣竿一本持ってたけど、子供の頃の鶴見川は臭く汚く
ダボハゼ釣るのが関の山で・・竿はおもに模型の船の救出に使ってた) えっと・・どこかに釣針おちてないか・・
おちてますねぇ。そんなもんでしょう。 みちいとも落ちてないか・・
漁網 ちゅーか ナイロン縄の切れっぱしが落ちてる。ほどいて結んで長くします。 錘りは 石ころで。
三脚を一本伸ばして 竿にします。 真下の見釣りなので竿いらないんですがね。気分。
餌ですが・・ここはコンクリ堤防なので動物性エサは見当たりません。 でもフナムシがいっぱい居ます!
えい! えいえい! 速い・・ なんだいココのフナムシは・・通常の三倍の速さだ(うそ)。 そりゃ!
・・捕らえたけど潰れた・・ぐにょん。いやーん。
フナムシの一部(・・・)をつけて垂らすと・・ あっ、さらわれた・・うぬぬぬ・・
餌捕りが得意で口がちっこい カワハギの類だなぁ。 再チャレンジ・・再捕られた・・
意地になって なかばギャング釣りのように乱暴に合わせたら、 かかりましたぁ!
ちーさい。たいやき大のやつは引っ掛からなかった。 マッチ箱はサイズ確認用。
これはなに? カワハギの仲間なのは判るんだけど。
調べたけど、「アミモンガラ」っぽいですね。モンガラカワハギの仲間。ライブ状態では白点模様だそうだ。
コイツは黒ばかりだけど くたばると色変わる魚って多いですからね。
カワハギだったら焼いて食っても良かったのだが、この時点では食えるか不明だったのでやめときました。
ちゅーか、「もく」で分類すれば フグ目ですからね。こわこわ。
13時 畳んで出発しました。
獲物は 目立つ所に置いときました。 上空にピーヒョロロがいたので、取るかなー?
あー やっぱり来た。 とんびがさらって行きました。
いやー・・田辺へ向かう 海沿いの42号は絶景ですな。海! 岩! 山! 山がパッと開けてまた海!
南国のふんいきが有る。空と海の色がちがう。
15時 国鉄紀勢線 岩代駅へ到着。
ここは 寄る予定にしてた。 南部駅と岩代駅。歌の歌詞にあるので来たかった。
岩代駅は、まるで歌詞の印象通りに(そらそうだろ)海ぎわ。 ホームの向こうは まばらな防砂林(意味ねー)
とわずかな崖と浜と海。
ちょっと南部まで ひと駅 てつどうに乗りましょう。
はい南部駅。 うっわー、ここ、ホーム低いなぁ! 飛び降りたら足くじきそう(大袈裟)。
ここは客車用のホームなんですね。 昔のホームは低く、客車には ふつう、デッキ内にステップが有った。
(客車にはモータも無く床下機器も少ない訳だが、床は低くない)
(関係無いけど昔のディーゼル車はエンジンが大柄で床が高く、ホームが高くてもステップ有ったりする)
のんびりしてたら岩代へ戻る側の列車が。まだのんびりしたいので見送ろう。
・・と思いきや、客車じゃん! いいなぁココは。夜行でもない昼の しかも普通列車で客車ですか!
もったいなくて見送れないので乗りました。 南部駅は15分ほどでさようなら・・
やー、いいトコだった。 16時半 岩代出発。
有田みかんを 通過しつつ・・
19時 和歌山 久々に県庁所在地来たね。街なのね。
和歌山駅前で 炒飯でばんめし。うまかった。 でもコレ食うためだけに再来するか・ちゅーと、それは無理。
当時のわては 卒論、チャーハンにしよか?て位チャーハン好きで(そこまでは。ちゅーか卒論無いがっこう。)
行く先々で炒飯食ってました。
さて、とりあえず 紀州はまわった感じなので、26号線で大阪へ向かいます。
21時 今夜は大阪で一泊する事になるなぁ。 きのう・ちゅーか今朝は あまり寝てないし。
「ここ」が何処だか・の記録が無いけど 和歌山からの走行ペースをふまえ推定すると 堺か・・行っても住吉あたり。
うーん、やっぱり都市部は寝るとこに困るなぁ。 カツアゲでもされちゃったら台無しだからなぁ・・
あ、夜通しやってる安映画館があるよ。ここで寝ちゃおう。
野生動物の弱肉強食を扱った映画と・・忘れたけど 三本立て。 無難に。
もぎりのおばちゃんに券を・・ え?券が違う? 自販機で券買う映画なんて横浜川崎にゃ無いから間違えたわい。
この券は あっちの入り口 ・・って、ポルノかい!!
ああ・・ポルノだと、客の雰囲気がイヤっぽい・・
じっさい やはりイヤだった。 酒臭いおっさん とか そのままコトに及びそうな ただれた?カップルとか。
でも人口密度は低いので まぁいいや。
眩しいと寝られぬので、かなり後ろの席を選んで あとは ぼけー ・・
だけど 爆睡 って訳には行かないにゃ・・ なれるまでは 時々覚めてしまう・・
んあ なんか 見た街・・
あーこれ横浜だ。伊勢佐木町とか、そっちの方の街が舞台だ・・ 大阪まで来て 横浜見ちゃった。
出発してから一週間も経っていないのに、 なんか・・「地球か・・なにもかもみな懐かしい」
みたいな感じになってしまった。
そろそろ 安眠できる場所が 恋しくなって来た。
この辺で うろうろ紀行は切り上げて、あすは東に向かおう。
だんだん しっかり眠くなってきた・・
7月31日(火)
・・・・・・なんとエディタ(シンプルテキスト)に 文字が多すぎ! と怒られたので
2まい目へ移ります。 ううむ・・もうちょっとなのにぃ・・
とびらページヘ。